先日撮った画像を使って練習してみました。
M8-20のを使ったのは、明るい星雲だったので短時間撮影でそれなりの画像が撮れるんで選びました。
モザイク撮影の利点は、天体を複数枚撮影しその画像をつなぎ合わせて広角で見ることが出来るということですね。
天体望遠鏡は望遠なので一部しか映りませんが、星雲は広範囲に広がっているので1枚では収まりません。そうした時にこのモザイク撮影が効果を発揮します。
風景写真のパノラマ撮影のようなものですね。
山並みなどの代わりに星空を複数枚撮影しパノラマ写真を作るようなものです。
でも難しい作業が苦手な私は一番簡単にできる方法を調べてみました。
PhotoshopCC、ICEどちらもファイルを指定し自動で位置合わせから合成してくれそうです。
両方試してみました。
注:ICEはもう正規でのダウンロードはできません。使用する際は自己責任でお願いします。
使った感じはどちらもファイルを読み取り自動で合成してくれました。
拍子抜けするほど簡単に処理が出来たのでチョット癖になりそうです。
枚数が増えてくるとまた使用感も違ってくるかもしれません。
1、M8-20 Gain270 60s×15 DBPフィルター
2、M8-NGC6559付近 Gain270 60s×17
PhotoshopCCで1、2を合成した画像
ICEで合成した画像
天の川の中心部にあたるため星雲のモクモク感が分かるように再編集したものです。
M8から伸びた猫の手のような星雲がカワイイです。
モザイク合成の利点は星雲の星が縮小されるので肥大化しません。
画像がすっきりして見やすいですね。
欠点は複数枚撮影しなければいけないので時間がかかること。
時間がかかるので、ずっと同じ条件で撮れないこともある。
目的はある程度達成したので、今度はASIAIRでのモザイク撮影機能を使ってもっと広範囲の撮影をしてみたいです。
冬の星座から春へと変わり朝方には天の川も現れるようになりいい季節になってきたのですが、寝る時間が・・・
正しい星雲の位置は、このような配置になるのかな?