本日やっと読了した。
前知識ほとんどなく読み始めたのだけど、
思いもかけず最終法廷の舞台が、
8月15日からの6日間だったので、
え、今日?的にリアル感がすごかった。
そして時代も
まさにアタシが学生だった頃。
これ、アタシのための本なの??
ふふ。
***
学校という独特の閉塞感
思春期特有の刹那的虚無感
生きる意味の追求
遠い昔に抱えてた
そんなようなことを
じんわり思い出していた。
そしていろんなキャラクターの子が
登場して、自分はこの子タイプだな
というのはあるけど、
でもどの子の心情にも、
わかるわかると思えたりすることに
宮部みゆきさんのスゴさを感じた。
全ての特性を持ち合わせてるわけでは
ないのだけど、
要素としては眠っている気がする。
アタシ自身の中の
奥の方にボタンがずらりと並んでいて
何かのきっかけでバチンパチンと
スイッチが入り、
それが大きく広がったり、
たいして出てこなかったり。
人はみんな
そんな感じなのではないかと思ったり。
***
壮大で現実逃避の夏休みには
ぴったりの本だった。
キレイに終わって読後も悪くない。
少なくとも今週は
体育館の法廷を妄想しながら
仕事をすることになるハズだ。
だから明日はきっと
楽しみな週ハジマリ。
寝るル♪