水曜日に久々に働いて、木曜はまたしんどくなって…それでも金曜日はまた少し楽になって働いて…昨日はまたしんどくて今日はわりと大丈夫…

そんなぐちゃぐちゃな感じで過ごしていますが、治ってきていることは間違いないです。

木曜は体調がいまいちでしたが、夫が休みだったので…どうしても家の掃除がしたくて

朝から布団を外に全部干して…箒で天井から蜘蛛の巣やホコリを払って…外に掃き出して…
水拭きして…大掃除をしました。

この家は、掃除機なんてもんでは綺麗になりません。

箒と雑巾、それに勝るものは無いですねクローバー



そうして出てきた、引っ越してくる前から精米し続けている私の育てた大量のタカキビ(笑)
夫がさっそくご飯に入れて炊いてくれましたブルー音符

懐かしいです。

手間がかからないし肥料も要らない、とても丈夫で年々実り豊かになったタカキビ。

最終的には手作業では無理なくらいに収穫してしまったっけなぁ〜

それにしても、抗酸化作用ってすごいなぁ〜
コメを作ることは、もう二度と無理だと思うけども、買ったお米に混ぜる雑穀くらいならどこででも育てられそうだなと思っています。

こんなに日持ちするなら、毎年育てなくてもいいみたいだし。
狭い畑でも、箒モロコシやタカキビや保存用のモロコシなんかを毎年ぐるぐると育てるのもありだなぁ〜。

仕事中、私用に玄関先にベンチを置いていてくれている元助産師のお客さんと久々に座ってお話しました。

私は体調不良が続いているし、奥さんはなんにもすることがないストレスでボケちゃって困ってるし、やだねって笑いあって(笑)

その家の旦那さんとは40年も別居婚だったそうなんです。海外に転勤になったり様々で。
奥さんは新潟のド田舎から高校になることに1人で家を飛び出して助産師に。
東京の真ん中らへんだったので、そりゃ色んな人たちを見てきて、そして医者とも沢山戦いながらだったのだとか。
自分の仕事柄、一人息子を育てながら歯を食いしばって反骨精神で頑張って…
70くらいになった時に、ご主人がうまれ故郷に家を建てて…そこから一緒に住み始めたものの…

つまらなくてつまらなくてしょうがなくて…
ご主人は古い友人たちと楽しそうで、趣味もある…がしかし、下町文化で長く暮らした奥さんは、まるで雪国の雪に埋もれてしまったように息苦しくて…一日に何万歩歩いても歩いても…物足りない…発狂しそうで辛くて…
そんな時に、私と出会ったのだそうです。

「ボケちゃって」なんていう奥さんに
私は「そんなことないですよ」とは言いませんでした(笑)

そんなところが気に入ったのか、何なのかは分からないけども、これまでたくさんの話をしてきました。

幼かった頃に、ご兄弟を交通事故で亡くされて、親の悲しむ顔を見て…だから自分は免許も取れなかったそうです。
現在は80歳くらいで、その年齢で田舎に越してきても…人とのかかかわり合いに生きがいを感じて暮らしていた人にとって、自然は豊かでも人が居ないようなところでは難しいですよね。





ご主人が悪い訳では無いけども…
素敵な人と結婚して、子供を産んでもらって…
そしたらあとは…
彼女の素敵だった部分を飼い殺すように…そんなふうにしてしまうってのは…
想像すると…聞いていても見ていても苦しいものです。

この世の中には素敵な女性が沢山いて…
それを家庭によって、母性によって…

……なんだかとても苦しいですね

彼女は、働いて子育てをして…そんな日々の中で幸せに暮らしていた
そのまんまで良かったのに
夫婦ってだけで、共にいなければならないなんてことないと思うのだけど…

東京に彼女が買った家は、今は息子さん夫妻が住んでいる…

なんだろ…

なんだろ…

なんだか…もし彼女に娘が居たら、違ったろうなと思った。

息子さんは、お父さんが寂しいだろうからお母さん行ってあげなよって言ったらしい。
お父さんとお母さんは老後は一緒に!なんて…娘は思わないだろうと思うんだよな。

もし私が彼女の娘なら、兄に向かって「おめえ自分で家買えよ、そこはお母さんの大切な暮らしのある家だ!何十年もお母さんを放置していたクソ親父!あんたは今まで通り自分のことは自分でやりな!」

そう言ってやるのにな。
奥さんは、今は…家事におわれて…曜日感覚もなくなって…ご主人の世話に追われてる…

そりゃ…ボケたんではなくて鬱だろうと私は思うんですよね。


妻を飾りかなんかだとおもっている男の人って最低。
人はパズルのピースでは無い。

人は自由で…
どこに住んでもいい、誰といてもいい…
一人でいてももちろんいい。

私は家が近所だから…たまたま見かけたことがあるのだけど、ご主人の運転する車に乗せられるように座っていた奥さんを見かけたことがある。

あんなに楽しくて愉快な人なのに、体は硬直し…顔が能面のようだったのが忘れられない。

まるで復讐のために…隣に座っているかのようだったから。

引越しや離婚を選択しない人の中には
無自覚に復讐をしている人もいるのかもしれない。

私は復讐というのが全く思いもつかないというか…興味が持てないのでなんとも言えないけども
それもまた夫婦で…人の自由のうちなんだとは思ってます。