裸の王様だらけ 

 

私、ムツゴロウさんやどうぶつ奇想天外や生きもの地球紀行やジブリ…それくらいしかテレビをほとんど見ずに育ったので、彼女をなぜ知っているかと言いうと、彼女がどことなく母に似ていたから。(私は母とは全く顔が違うので彼女と私は全く似てません。パー念の為念の為)


天までとどけの再放送か何かを見かけて、覚えていたのですが、そのドラマも…内容を覚えていないくらいに苦手な雰囲気で、記憶に無いです。


芸能界を引退された今の姿も、何となく私が縁を切った頃の母と似ている。


そんな彼女が、母と同じように性暴力に苦しんだと知って、PTSDも過食嘔吐は私も経験しているので…

Yahooでたまたま見かけたニュースだったけど、わざわざXで検索して拝見しました。


私には記憶のない期間がある。

不思議と記憶が無い。


その間に何があったのか?何をされたのか?何を見たのか…分からない。

そして、最近は…そのことは無理に思い出そうとは思えなくなった。


虐待や性暴力の被害者の人たちの経験談を読んで、それで十分に…自分の身に起きたことがどんなことであれ私自身にとって絶望で、戦うことの出来なかった無力さを思い知らされた何も学ぶことの出来ないものだったのだろうと言うことは理解出来たからです。


テレビを見させては貰えなかったけども、私の母にとって、当時のバラエティ番組が、フラッシュバックやセカンドレイプを引き起こすものであったろうということは理解できるし、私も見なくてよかったとそう感じることの方が多いです。


しかし…こうも疑惑の出る人は如実に面構えに出てるもんですね。

私は、このNと言う歌手が出したひまわりと言う曲が沢山流れていた時に…全く意味もわからずに繰り返すだけで内容もなくてひまわりなどでは決して無いなと…

唾を撒き散らすように歌うこの人があまり好きではなくて、生理的に嫌な人だなと思ったもんです。


本当か嘘か

名誉毀損か、金と権力による自己責任を押し付ける隠蔽か…


トヨタに務めて、男性ばかりの職場に配属されて…色んなことがありました。

無理に参加した忘年会、二次会は名古屋の風俗街脇の串カツ屋、その流れで三次会は風俗街に到着…未成年の私は「心配だから」という付き添いも「いらねぇ」と断って、颯爽と一人でビジネスホテルまでの道のりを、風俗街の看板やおじさんや…サービス内容を読みながら、ピカピカを眺めながら、誰からの話も受け付けぬ顔をしつつ帰りました。


男たちは一体、女性を…何を恐れてこんなことをしているのか?

私には理解できませんでした。


付き合ってた元旦那の止めるのを黙らせて

世の中の男性が何を見てどんな汚染された色眼鏡で女性を見ているのかの原因が知りたくて

ラブホテルで、無料でずっと流れているアダルトビデオを見て観察しました。


元旦那は、バツが悪そうに小さくなって布団に潜ってました。

知られたくないものを知られてしまったと思ったんでしょう。


私は真面目に、ある程度様々なものを鑑賞しました。


そして、やっぱり…ここに写っているのは

男ばかりだと思いました。

肉体は女性だけども、男性に都合のいい女性


女性は一人もいない

誰も幸せでは無いし

こんなもの、何百と見たところで、ひとつも

幸せな道も、男女がいる意味も

子供を育むための想いも…なにも無い


こんなものを見たり、求めたりするような男って…なんなんだろう

この女性たちはなんなんだろう




1輪の花でいい

ほんの一言の優しさでいい


それを、一生忘れずに何度も何度も…思い出して幸せを感じる女の気持ちなんて一生分からない。


テクニックなんていらない、そんなもの一輪の花には1ミリも及ばない。


一言の思いやりの言葉

感謝の言葉にも全く及ばない。


私はずっとずっと覚えている。

女性と付き合ったことがろくになくて

母親にも意見できなくて不器用で…

なにも出来ない

目の前の景色は何もかも美しいもので溢れているというのに…なにも見えていないように生きてきた…

そんな、情けなさで小さくなった男性が


それまでは、その辺に当たり前に咲いていた花に気づきもしなかったのに…

空の色さえ知らないようなのに…


私に振り回されて、いいからやりなさいよって木を植えて、水路を掘って…水を流して泥と汗にまみれて、笑いあって…

野良仕事をして雪かきをして、一緒にソリ滑りをして…米を作り、山の手入れをし続けた日々の中で…


ある日「こんな可愛い花が咲いていたよ」って…

39歳当時の夫が、初めて花を摘んで私に持ってきてくれた…あの日の一輪のヒメオドリコソウ


ずっとそこで咲いていたその花に

初めて気がついたんだと



あの花を思い出すだけで、私は生涯

いつでも幸せになれる。


夫が、自然に目を向けてくれた

花や生き物に目を向けてくれた


社会や地域の名誉や地位よりも大切なものに

私といることで気がついてくれた


世界がきっと色を帯びた

それは、私だけではなく…幼い頃からずっと夫を育んできたその土地も空もが共に、私と共に喜んだ瞬間だったと感じた。


どんなに気持ちの良いセックスだろうと

どんなに相性がよかろうとも

道具を使っても、薬物まで使っても…

欲は満たされることは無い

幸福は一瞬で、持続しない


その瞬間だけを何回繰り返しても


意味が無い、虚しいだけだろうと思う。


毎日を包み込まれるような

いつでも、何歳になっても変わらないような

そんな、小さくても価値のある幸福がこの世界にはあって


女性はそれを増幅したり伸ばしたりすることが出来る。


しかし、真心からでなければなりませんがね(笑)



過去であっても、この問題に苦しめられている人や、人生を台無しにされた人ばかりです。

罪を犯した人は

理解し、謝罪すべきです。

真心から。