やっぱり降り出した雪
仕事以外で外出は控えたいので開店の9時には買い出しに出かけました。
お野菜は年末に直売所で白菜や大根を買いためていたので、お肉などをササッと
以前ならば、大きな地震が来たら
しばらくは来ないだろうと思っていたのですが
もう、そんなふうには思えないですよね。
安心なんて…ねぇんだ…
今回の地震で、海沿いのみんなが避難した小学校も、鍵がしばらく開かなかったと聞きました。
意味無いだろう。
かと言って…いつでも屋上や学校に入れるようにすることも防犯上出来ない。
地震が来た時に、鍵を預かっている人が…即行動できるか??
色んなことを教訓にして、また仕組みを作り直していかなきゃならんねとみんな話してました。
あと…
私はずっとですね、ここに越してきて気になっていたことがあったんです。
この辺の海で泳ぐなって事を言われたことは前にも書いたと思います。
砂浜の侵食が進んで、大変危険であり、実際に犠牲者も出ているからです。
昔っから危険であれば、あちこちに海水浴場なんて無いわけです。
皆さん、子供の頃に泳いだ4〜50代の人が…子供と帰省して昔懐かしさに海に行く…それが多いと言います。
ずっとここに住んでいれば、もうかつての遠浅の…どこまでも浅くて穏やかな砂浜の海は無いことを知っているから。
砂浜の侵食は酷く、護岸工事が盛んに行われています。
昔は遠浅だったと言う人は沢山いるけど
なぜ、侵食が進んだのか?を知る人はいません。
私は、砂浜の侵食について…不思議に思ってました。
だって…この数十年で砂浜が無くなるならば…
遠の昔に、新潟なんてなくなっていてもおかしくは無いのに…
気候変動だけでは説明つかないような気がしていました。
そもそも…砂浜はどこから来たのでしょうか。
そんなこんなを、海を見ながら考えるのが私は好きです。
山にいても、そういうことを考えるから海を想う。
海にいても、そういうことを考えて山や地底のことを考える…
本当に不思議。
こういうことがあるとすれば…
ほんの少し、海底の断層にプレッシャーが掛かって、海底の角度が変わるだけでも侵食は始まるのだとも思います。
特に、私が住んでいる地域は、地盤に硬い『いくじ』がある。
そして、いくじのある地域と、侵食の進んでいる海岸はピッタリと当てはまります。
上越で今回の地震の被害が多かった地域は、いくじが無い遠浅の浜が残っている地域です。
まぁ、これは私の頭の中で私の知っている程度の懸念材料を入れて考えた程度の浅い考えなので、どこかにもっとちゃんとした知識のある人の…海岸侵食についての文章があるのだと思いますが…
素人には、いくら調べても見つけられない。
地球の表面の、大陸プレートって
押したり引いたり…
なめらかに動くところと、歪みがたまるところと…
本当に、地震や噴火って…そういう規模で考えると、この瞬間からでも
戦争なんてやってる場合じゃないからって思うんですけどね。
能登の人達だって…
復興という文字に疑問を持つのではないでしょうか?
「いや…ここ…また住めるの?住んで良い場所なの?」
って。
そういう規模で物事を考えてみると
何故かいつも、バカにされそうな…真面目すぎると言われそうな…そんな空気感しか漂わない
そんな脆弱なものの上に、何を築けるのだろうか。
何千万の家なんて、日本には向かない。
日本の家ってなぜこんなに高いのだろうと思う。
いつでも人生をやり直せるような、二〜三回はみんなが買えるような…そのようであればもう少し気軽に、そろそろヤバいから、越しましょうとか、子供が大きくなったから小さい家にしましょうかとか…
考えられるのになぁ。
いつか、広い土地を買って
夫と二人でコンテナハウスに住もうかな
もし、子供が近くに住むなら、敷地にコンテナを増やせばいい(笑)
失って絶望するほどの立派な家なんて…
いらねぇ。
命が一番大事だってことを…
死にそうなその瞬間も、助かった瞬間も…助かった三日目にも…いつまでも…何があっても…
毎日…誰の目を見ても、真っ直ぐに言える人でありたい。