26才の時、家族で一番若い末っ子の
弟を亡くし、
その6年後に両親を3ヶ月違いで
亡くしました。

その頃の私は、
死に対する恐れと、
二度と会えない悲しみから
なかなか立ち上がれませんでした。
その後、
死んだらどうなるのだろうと、
沢山の、その関係の本を読み漁りました。
あの、丹波哲郎さんの話も
真剣に泣きながら読みましたからね。
どうしてか、
どうしても、死ぬと
全てが消えてなくなるとは
思えなかったからです。

何十年も、様々な方の書物を読み、
ネットを見るようになってからは、
その関係の動画も沢山見ました。

弟が亡くなって45年の今は、
死に対する恐れや悲しみは
随分変わりました。

ずっと側に居てくれているという
感覚は有ったのです。

苦しんでいた頃も、
泣きながら写真に話しかけたりの
毎日でしたから。

最近は、
ネット動画が中心になっています。
読んできた本が正しかったと
思うことがどんどん明かされています。

本当は、
不思議でも無いことなんですよね。

お金中心の世の中に、
ずっと反感がありましたし、
コンクリートジャングルの中に立つと、
違和感ばかりでしたし、
人混みの中は、
ずっとバリヤを張っている感覚でした。
そうしないと、
後の疲れが酷かったのです。

死んだら全て終わりでしょ?と
言った人もいました。
今は、
全く交流がなくなりました、自然に。

現代の教育を受けて育った
私の息子達も、
世の中に染まっていますが、
こんな母の思想が、
どこかに残っている所も
時々感じます。

それぞれの生き方ですから、
決して強制などしません。

私は、
彼らを全霊で愛せましたから、
とても幸せでしたから。

家族の誰にも自分の考えを
押し付ける事だけはしないように
心掛けました。
子供のうちは、
母の私も未熟者で、
思い込みで育てた時も有りました。
その時も、何よりも大切にしたのは
子供達の心でした。

最高に幸せだったと、
今も思います。
可愛かったなぁと。
もう、
おじさんになっているのに、(笑笑)

息子達には、
時々言っています。
おかあは、幸せだったから
この世からいなくなって会えなくても
悲しまないでねと。

私の様に、
悲しませたくはありませんから😊