30年前、
築16年のこの家を買った時、
家の南側の少し空いている所は
芝で覆われていました。

それまでは、
集合住宅住まいでしたので、
植木鉢をベランダに並べて
植物を育てていました。

狭い空間でも、
庭で植物を育てたいと
ずっと思っていた私は、
黙々と庭作りに取り掛かりました。

芝を抜くと、
土の中は大きめの石がゴロゴロ
埋まっていました。
石をよけて、土をザルで濾し、
台所の生ゴミを埋めて、
土造りから始めました。

その時から、
小さな野原の庭にしたいと思って
30年経ちました。
色々な花を育てて来ました。


ガーデニングなどとは、
決して言えない、
小さな野原の様な狭い庭です。




出来るだけ、
器具を使わないように、
植物達が自由に育つようにと心掛けて
来ました。









30年の間に、
種を埋めたら育った
アボカド、ミカン、オトギリソウなど、
木になっています。

日当たりが良くて、
小さな野原のちび庭では、
植物達がよく育ちます。

野菜を育て始めたのは、
311の震災後からです。
大した物は出来ませんが、
スーパーで買った野菜の根っこや
芯を再生する事が面白くて、
続けています。

種を取って残すようにもしています。
植物の成長を見ることが楽しいのです。
生命力には、いつも感動しますし、
あるがままの植物の姿には
何度も心を支えて貰いました。

楽しみは、
アボカドの木とミカンの木に、
いつか実をつけてくれることです。

生きている間に、
一度でいいから見たいなぁと、
木達に語りかけています😄