6月29日(木)、行田市の6月定例市議会が最終日を迎え、追加提案の新副市長、教育長の選任について議会の同意を求める議案を含め、30本の議案について討論の後採決を行いました。

 新副市長には市・総務部長の横田英利氏が、教育長には県・特別秘書の渡辺充氏が全議員の賛成で承認されました。

 一般会計補正予算では、○今年4月1日以降に生まれた子供を持つ家庭へ、出生時に5千円を助成する「おうちお育て支援金」(所得制限なし)、○秋に行田市おもてなし観光局が行う「城下町・花手水タウンプロジェクト」(人力車の運行、各種イベントの実施)への補助金などが実施されます。なお生活保護関係では、村田議員の質疑から物価高騰対応として10月に国が保護費の2%増額を予定していることが明らかになりました。(全議員賛成で採択)

 条例では、森林環境税(年収135万円程度以上の市民から千円/年を、市が国に代行して徴収)導入のための市税条例の改正案に反対(目的の一つがCo2削減にもかかわらず原因者の大企業に負担を求めず国民だけに負担を求めていると、村田が反対討論)、マイナンバーカードに代わってスマホでもコンビニで印鑑証明が取れる印鑑条例の改正に反対(トラブル続きで確実性、安全性が問われているなかであると、斉藤が反対討論)をしました。(両案とも賛成多数で可決)

 また、議会終了後、第1回の議会改革推進委員会が開催され、今後の進め方について意見交換を行いました。村田が日本共産党議員団を代表して委員に参加しています。会議の開催状況について、今後随時報告していきます。