詐欺で3000万円 嘘みたいな本当の話
領収書を偽造して数十回3年に渡り会社から3000万円騙しとりました。
騙し取った金は借金の返済と買い物。
偽造した領収書はカラープリンターで出力して100円ショップで売っているスタンプを押す。
こんなの子供でもできる。
偽造した領収書にはあらゆるところに間違いがあったり矛盾がある。
警察署での調べでも検察庁の調べでも笑い話になるくらいおかしな点がいっぱいある。
それなのに会社の経理担当は私に金を渡していた。
正直、経理担当は架空請求だと知っていたと思う。
「私が詐欺をやることになるまで」
原因は借金の支払いができなくなくなってきたこと。
いわゆる多重債務。
借金がいっぱいあるのに買い物はやめられない。
買い物依存症。
犯行時は月に200万円くらいはカードで買い物を繰り返していた。
「ストレスの原因は長時間労働と人間関係」
長時間労働、月360時間以上ずーっと仕事をしていた。
社内のシステム管理と開発、運用を含めサーバ、クライアントPC、役員のスマホの御守り。
データの抽出、情報セキュリティやらもう何から何まで一人でやらされていた。
人間関係が犯行当時の場所で大きなストレスだったかもしれない。
周りは人たちは親族や数十年の付き合い。
私は完全に外野。
とりあえず日銭を稼ぐために入った組織だった。
別の仕事で入ったのだがPC操作に長けているのがバレてシステム担当者となった。
本当にすぐに辞めるつもりだった。
いろんな仕事を押し付けられて犯行直前の時の精神状態は異常だったと思う。
その頃、癒しを求めるため不倫を始めていた。
満足できるセックスで辛うじて精神を保っていたが会社の業績不振で収入が減り支払いができなくなって犯行を思いついた。
その時はバレてもいいやと思っていた。バレたら辞められるし。
バレずにズルズル3年くらい犯行を繰り返してしまった。
それが積もり積もって3000万円。
普通の精神状態であればこんな幼稚なこと絶対やらなかったと思います。