日常生活でたまに聞く、「聞かれなかったから、言わなかった」というセリフ。
これって、都合が悪いからあえて言わなかった、という理由が背景にあることがほとんどです。
だから、言われた側はウソをつかれたのと同じように受け止めて不信感が募りますよね。
同じことがプレスリリースでも起こることがあるんです。
そんな例がこちら!
ざっと読んだだけでは、「なんか有名な音楽プロデューサーが投資してて、支援もしてるコーヒーの話なのね〜」という一見何の問題もないリリースです。
だけど一点落とし穴が
このAviciiという音楽プロデューサー、もう亡くなっている方なんですよ。
EDMと呼ばれるダンスミュージックのジャンルが好きな人の間では超有名なDJであり、音楽プロデューサーでもある人物。
Aviciiを知っていると思わず取り上げたくなるリリースなんですが、まるで現在も生きていて、さもこのコーヒーをサポートしているかのように書いていることで、逆に不信感が募ってしまうんです
Aviciiファンはもちろん、誰にもアピールしない残念なリリースになってしまっています。
プレスリリースは企業側から発信する情報なので、ついこちら側が伝えたい事だけ書いてしまいがちですが、それだと大事な情報が抜けていて、受け取ったメディア側に不誠実な印象を与えてしまっている一例です。
AviciiはEDMファンの間ではカリスマ的な人気を誇った人物なので、きちんとストーリーを語っていれば、逆に感動を呼ぶ内容になって、メディアに取り上げられる確率も上がったかもしれないのに…と思うと、本当にもったいないです!
ブランディング的にもよくないですよね。
プレスリリースを書く際は、第三者目線で書くべきことがちゃんと書けているか、ぜひ確かめてみてくださいね