どうも!人生冒険家MacKです。
たむらけんじという芸人さんが
今年ロサンゼルスに移住した。
芸人として30年活動され、
【炭火焼肉たむら】という焼肉屋も5店舗経営されている。
そんな中、50歳という節目に大きな決断をされた。
芸人を引退し、焼肉店は任せ、
1人で0からロサンゼルスへ移住。
こちらのインタビュー記事でこんなことを言っていた。
僕は19歳で夢だった芸人になって、ありがたいことに30年間お仕事をやらせてもらって、今年50歳になりました。
もう1つ、僕には夢があって、「80歳までピンピン生きたい」という思いをずっと持っているんです。
40代半ばにさしかかった頃、ふと思いました。「そうか、これからもう1回、30年生きられるんや」と。
次の30年をどう生きるか。このまま生きるのか、違う人生を始めるのか。どんどん葛藤がふくらんだんです。
これまでの自分を見つめ、
これからの自分を見つめる。
50歳という人生の節目。
大きな視点で自分を見るということは
なかなか出来るものではないと思う。
始まりは5年前、悩みの渦中にいた頃です。アメリカを旅行したときにふと思い立って、グランドキャニオンに寄ったんです。 目の前のあまりにも壮大な景色に度肝を抜かれました。あとで調べてみると、たった1本のコロラド川が何千万年もかけて、あの景色を作りあげた、とありました。
「たかだか80年くらいの人生で、俺は何を悩んでいるんや」と思いましたね。
さらに翌年には、ロサンゼルスを旅しました。そのとき、本当に不思議なんですが、「ここに戻ってこないといけない」という思いがわいたんです。「また来たいな」ではなく。
彼が導かれたのはロサンゼルスという地だった。
なんかその感覚、
わかる気がする。
私はまだ出会ってないけど、
そんな感覚に出会ったら
それはとても幸せなことだろうなぁ![]()
「今でないと」という思いもありました。
例えば、50歳からの10年間、しっかりお金を貯めて、60歳で渡米するという選択肢もあったはずです。そうすれば、すぐにアメリカで家を買えるかもしれませんしね。
実際、「もっと準備してからのほうがいいんじゃない?」とさんざん言われました。
でも、僕は絶対にそれはしたくなかったんです。なぜなら、50歳で来るアメリカと、60歳で来るアメリカは、見え方がまったく違うという確信があったからです。
今しか感じとれないことは、プライスレス。何百億円積まれても、時間のほうが大切だと思って、今に至るというわけです。
30年もある。
か
30年しかない。
か。
例えば会社に属しているサラリーマンは
日々の会議や
営業や
出張やで、
どんどん勝手に自分のスケジュールが埋まっていく。
言い方を変えれば
「人生が導かれていく」
とも言えるだろう。
自分の道を歩いているのではなく、
会社と共に作る道を歩いていく。
もし途中で会社の道を外れたら「違う」と否定されることがあるかもしれないし、
違う道を歩きたくなったら「会社は辞めろ」と言われることがあるかもしれない。
学生時代は時間と体力があって
失うものが少なくて
怖いもの知らずだか、
社会に出て会社に属したら
生活、お金、立場、責任
これらは勤続年数に比例してどんどん大きくなっていく。
50歳のたむらけんじさん
このアメリカ移住がどれだけすごいことか。
いや、すごいのは行動力だけではないのかもしれない。
今持っているものを【全て捨てる】という決断力なのかもしれない。
捨てる勇気。
これは人間の強さなんだろう。
人間力とでも言うのかな。
私は50歳の誕生日まで
あと1年4ヶ月ある。
どこかの地に
ビビビ!っとくることはあるのだろうか ![]()
人間としてもっと強くなるために
これからもいろいろな経験と
沢山の挑戦をしていきたいと思う。
今日は以上です ![]()







