昨日のセッションで気づいたことがあったので書き留めておく

 

私は小説であれ映画であれ実在する目の前にいる人であれ

どうしようもなく孤独で悲しい瞳をしている人がいたら

抱きしめたくなる

 

そんな話をしていた

 

「一番小さいころの記憶は?」と聞かれ

映像として浮かんできたのは

 

薄暗い部屋(実家の居間)で座布団の上でまるで猫のように丸まって指をくわえている幼い私

家の中はどこにも明かりは点いておらず、大人たちはいない

 

ただ、じっと耐えてる

 

抱きしめたいのは幼い私自身だったのだ

 

私は幼い私を抱きしめる

 

周りは明るくなり幼い私は笑みを浮かべて消えていった