あっという間に秋ですね。
秋の朝夕はひんやりとして好きな季節です。
食欲の秋、運動の秋、読書の秋、
色んなことがやりたくなる季節でもあります。
私は、旅する秋(年中だけれども)ということで、
ずっと行きたかったフランスへ行ってきました。
協力隊でセネガルへ行くことをきっかけに
私の日常に入ってきたフ
その後ジブチでもフランス語の生活でした。
日本に戻ったときも忘れないようにと、
仏語試験DELFを受けてみたのが
Speakingの前にお昼休みで公園に行ったら、
面接官とすごく話が弾んで楽しかったのもいい思い出。(笑)
盛り上がったのはセネガルの言語を
お互い知っていたという驚きの
そんなこんなで、フランス語を知っているからには
フランスに行って本場のフランス語を聞いてみたかった。
そんな念願叶って、行ったのはリヨンとモンペリエ。
レバノンからだと航空券が片道100$以下で行けるんです。
熊本-東京間の感覚でいる私には行くしかない価格。(笑)
そしてなんと、
そりゃもう行かないわけにいかない。
リヨンに降り立った瞬間、
あ、もう素敵ってなっちゃいました。(
なんでだろう。もう降りたっただけで満足感がこみ上げてきて。
どこを歩いても素敵な街並み。
歩いているだけで楽しい。
立ち止まっていると、何かお困りかな?
あまり都会は好きじゃなくてアフリカみたいな
ど田舎で人がすごい絡んでくるようなところが
自分は好きだなと思っていたけど、
都会なんだけど、なんか静かで人があったかい、
そんなところに惹かれました。
ひとりでふら~っとまた遊びに来たいな。
少しの間、住んでみたいなと思ったのでした。
旅って私の人生のなかでの大きなキーワードだなと思います。
いろんな出会いがあって、発見があって。
小学生のころ、何を思い描いていたか分からないけど
もうあの頃から外に出ることに憧れていた。
そして日本に生まれたというだけで、
手にすることのできる日本パスポート。
世界トップのVISAなしで入れる国数を誇る。
VISAが必要でも空港で簡単に申請できて取得できることも多い。
日本というパスポートを持っているだけでにこやかに
入国スタンプを押してくれる。
だけど、
どんなに性格がよくても、
素晴らしい才能と可能性を秘めていても、
往復の航空券チケットを持っていても、
その国のパスポートだというだけで、
入国ができないという現状は当たり前にある。
不法入国するなというけれど、
それ以外に私たちの入国を
受け入れてくれる方法なんてないわよ!
という難民の方の声を聞いた。
不法入国のために海を船で渡ろうとし、
命を落とした人もたくさんいる。
不平等な世界だと思うけれど。
だからこそ、私はこの最強なパスポートを存分に利用して
私にできることを考えたいし、やっていきたいと思う。
さあ、次はどこへ行こうか。
どんな出会いが待っているのだろうか。
そう考えるだけでわくわくする。
みなさんも「旅する秋」いかがですか?
宇佐美 里子