介護の専門学校へ通っている。

 

授業は最初はよかった

 

でも経年劣化している。

 

いいのは生徒さんの方

 

皆さん頭の回転が速い

 

でも、気になることがある。

 

「もっと細かく対象を分けないとわからないですよね」

 

「体系だっていませんよね」

 

それって、義務教育ではタブーですよ。

 

義務教育の一番の目的は、疑問を持たない人間の形成ですから。

 

たぶん、小中では、教員の集中攻撃を受けてきたほうじゃないかな。

 

あそこでは、「わかったふり」をしないといけないんですよ。

 

教員に難しい質問をしたらダメという暗黙のルールがあるんですよ。

 

疑問に思うのは、大学に入学して研究者になってからなんですよ。

 

それまでは、バカのふりをしないと

 

教員から目をつけられて人格攻撃を受ける羽目にあうのですよ。

 

そうだ。

 

最初の赴任校でもいた。

 

そういう本物が。

 

気づいてしまう子が

 

私の授業でも質問された

 

半分怒った口調で

 

でもよくよく考えたら彼の方が正しい。

 

その子もいわゆる学校の「お勉強」という

 

従属の儀式には参加しなかったタイプだ。

 

大学に入ってからわかったことだが、

 

ノーベル賞を取った世界的学者の言っていることは

 

小中の教室で言ったら

 

「廊下に立っていろ」

 

「そんなこともわからないのかバカだな」

 

いやいや、教員のお前が無知なだけだ。

 

日本で最初にノーベル賞を取った湯川博士の言ったのは

 

中学校で説明されてる「原子構造」の説明は

 

計算上おかしいというものだ。

 

そして現におかしかった。

 

バカな教員だと

 

「おい、湯川、廊下に立って頭を冷やしてこい」

 

そして、今でも湯川先生の発見した正しい原子の話は教えず

 

間違った方を子供に教えている。

 

そりゃそうだ。

 

教員の頭で理解できるはずもない。

 

ここは、違う。

 

もう頭のおかしい教員はいない。

 

私ぐらいだ。

 

元教員のくるくるパーは。

 

皆さん、地頭がいいので話をしていて面白い。

 

でも日本の教育ではご苦労されたんだろうことが

 

容易に想像できる。

 

日本は、優秀な人材を潰してきた。