母の最期を見た医者が死亡後
の検体を行い、結果を説明するとき
「体内に石ができて、それが血管を弱くし、大動脈を傷つけて破裂したことが
死因です。」
「石ってCaCO₃ですか」
軽く流され、
「とにかく、コレストロールが溜まるです。」
「まあ年を取れば老化が生じるのはしょうがないことです。」
こいつ医者か。
炭酸カルシウムといえばよかったのか。
高校1年の定期テストレベルだぞ。
思えば、テストは瞬間風速だ。
高校一般のレベルで落ちこぼれても
金でなんとかなる世界だということがよくわかった。
医師免許され取れれば、もう天下だ。
大嫌いな勉強なんて一切しないのだろう。
そうでなうともギリギリ医者になったのだろう。
その最低ラインは維持してもらいたいが、
免許交付時が最高で、後は下る一方という医者だったのじゃないかな。
印影の説明もスライドばかり、一つの画像を静止して説明することなく
どんどん画像を変えて説明していた。
それじゃ説明になっていないだろう。
詐欺師がよく使う便法だぞ。
じっくり見られると偽物とバレるから次から次と商品を見せるあのやり方そっくりじゃないか。
優秀な医者がいることは知っている。
父は脳腫瘍の手術をしたのも同じ病院だった。
彼はそのあと、研鑚のためにアメリカへ留学したそうだ。
確か東大出身と言っていた。
なんで埼玉医大にいるかといえば、教授職だったから
東大医学部出身の和田秀樹先生も今の医療体制に問題ありと
ホリエモンとの対談で言及している。
でもそうであれば、AIに初期判断をしてもらったほうが信頼できる。
そんなポンコツに判断してもらうことのほうが怖い。