歴史は繰り返される。

 

現代社会、混沌とした社会と称されることが多い。

 

でも、個人的感想を言えば、

 

現代社会は、十字軍のころのヨーロッパに似ている気がする。

 

あの時代の本質は、情報による人々の価値観の変化だ。

 

自分の生まれた村が世界のすべて、その外側に何があるかも考えもしない人々

 

神を絶対的に信望し、そうしたヨーロッパ全土を覆った価値観に基づいて

 

統治が成立していた。

 

原点のエルサレムを異教徒から取り戻せ。

 

何の疑いもなく人々が動いた。

 

かわいそうな異教徒。

 

間違った考えを正す必要がある。

 

たぶん暮らしも質素なのだろう。

 

我々キリスト教のように神の恩恵を受けていない生活はさぞかし

 

みじめなものだろう。

 

しかし、事実はちがった。

 

東西の交易地だったエルサレムは当時もっとも発展しいた大都市だった。こ

 

獣をはいだ皮をかぶった自分たちに比べて

 

現在のビジネスマンみたいな人が闊歩する大都会にいきなりきてしまった。

 

まさにどっきりカメラ状態だったろう。

 

振り返って現在の日本

 

政治無関心

 

でも、石丸氏みたいな人が出てくる。

 

この現象は、義務教育に由来すると考える。

 

つまり、自我が発達する前から義務教育が用意した価値観に我々はほとんど例外なく

 

晒されてきた。

 

成績で人の価値が決まる社会。

 

その頂点にたどり着いた人が、

 

我々とちがって成績のよかった人がやっているのだから

 

これが政府に対する無力感を生む源泉ではないか。

 

石丸氏は、京大出身だ。

 

学歴で遅れは取らない。

 

そうしたフィルターを抜けることができる。

 

しかし、現在の日本社会は、それだけで終わらない。

 

ネット情報だ。

 

人々はエルサレムの繁栄ぶりを知ってしまった。

 

洗脳が解かれてしまった。

 

いいすぎかな

 

義務教育の絶対性に疑問を持つようになってしまった。

 

こうなって困るのは旧体制の人々だ。

 

電通、テレビ局、新聞等、

 

そしてそれと協同している大手企業

 

芸人くずれが、議員になるといったことは昔からあった。

 

でも今回は違う気がする。

 

石丸氏が使う表現に

 

「ファーストペンギン」

 

というのがある。

 

エルサレムに大して攻撃は始まった。

 

最初に入ったものは殺されても

 

次から次へ人々は押し寄せる。

 

そして知らなかった事実を知る。

 

もはや従来の情報操作できるレべルを超えている。

 

テレビ局は現職が勝つと予想しているが

 

私は、新しい時代に移行すると思う。