人生の隙間なんてあるのか

 

今日はそんな日だった

 

足はあいかわらず

 

抗生物質を飲み続けて約1週間

 

足の腫れが引いた

 

そういえば目まいも止まった

 

体内が腐っているというのか

 

なんだろう

 

現実感がない

 

目は覚めている

 

でも覚醒した感が薄い

 

人生をゆっくりと振り返る

 

目のまえにパソコン

 

でも憲法のフォーマットを打つ手が止まった

 

なぜか

 

今の自分を表現するようにうる星やつらの

 

ビューティフル・ドリーマーが映っている

 

あれから40年経ったんだ

 

自分は誰なんだ

 

この世はなんなんだ

 

ふと生きることに意識が向かう

 

何のために生きているのか

 

何をしているのか

 

何で今自分がいるのか

 

たしか蝶になった夢を見て現実と夢の狭間に入り込んだ小説があったな

 

胡蝶の夢、紀元前1100年前にそう思った人がいた

 

うる星やつらの映画

 

時間が停止しているはず

 

画面のこちらは40年経った

 

季節外れの蚊が手の甲に乗ってきた

 

もう血を吸う力も残っていないようだ

 

無意識で人の肌にということか

 

本能

 

すり潰したら

 

カスカスの乾いた何かに変わった

 

水分が感じられない

 

これも生命、命だ

 

人の一生もたいして変わらない

 

驚くほど成長がない