民法2分冊以外

 

全てにおいて生徒の仕事量が勝っている。

 

煽り運転というのがあるが、

 

これは煽り勉強だ。

 

煽り運転はバカのする愚かな行為だ。

 

でも煽り勉強はやられている方がうれしくなっている。

 

生徒の成長が感じられるからだ。

 

私は教師だ。

 

まるべく自分の中にある迷いは外に出さないように振舞っている。

 

でも、実際は後悔、反省の日々だ。

 

時に押しつぶされそうになりながら。

 

藤井竜王じゃないが、盤面全体を把握して一手先、二手先を読んで

 

って、やっていない。

 

全然だめだ。

 

やった後にここは指し手を間違えた。

 

そこ飛車動かしちゃだめでしょ。

 

うわー、穴があったら入りたい。

 

生徒からの質問にもよく間違える。

 

まあすぐに訂正はするが、

 

昨日の授業では

 

一元的内在説が出た。

 

余裕、余裕。

 

へっへっ。

 

「でも先生、正解はこっちですよ」

 

よく見ると、「一般的規制論」

 

なんだ、そりゃ。

 

京大の佐藤先生の本を引っ張り出して、読む直す。

 

あった。

 

「すいません」

 

生徒の笑顔が怖い。

 

でも、教師になってよかった。

 

多分、私にとって天職だ。

 

毎日感動を与えてくれる。

 

人生のすばらしさを教えてもらっている。

 

どんな芸術作品よりも、どんなものよりも

 

今、目の前で起きていることより感動することはこの世にはない。