備忘録として、芸能人の真似をして出産レポートを書いておきたいと思います。
1/19朝、少量のおしるし?みたいなものがあったけど、
ちょうどその日の健診で「まだ子宮口が1㎝しか開いてないですね~。
来週・再来週の健診くらいまでありそうですね。」と言われて、
「産休が長い方がお得だわ~」と現金なことを考えてた私。
ところが、診察の時に「刺激を与えておきますね~」と言われてグリグリやられたせいか、
夜、寝返りを打つたびにお腹が張って痛い何度も目を覚ましました。
でも翌日の日中は時々張って痛いなぁくらいで、「あ、これが噂の前駆陣痛ね」と呑気に考えていました。
ここからが大変…
日を追うごとに頻度と痛みが増していく…
「本陣痛」は痛みが10分間隔からどんどん短く強くなっていくらしいのですが(ママ学級で習った)、
「前駆陣痛」は間隔が不規則で、痛みも生理痛ほどとのこと。
でも、この頃の痛みは、耐えている間カタカタと震えるほど。
全然生理痛なんてもんじゃなかったです。
そして、21日夜中には間隔も規則的になり、10分間隔の痛みが3時間も続きました。
これはもう絶対本陣痛だと確信して、朝になったら病院に電話しようと思っていた矢先、
ん?また間隔が伸びてきた??
痛みはすごくあるのに、間隔がまた広がった~
でも、この状況にイライラしていたので、一応病院に電話をして状況を説明。
案の定、「お話を聞く限り、それは前駆陣痛ですね~。
間隔が縮まっていくようだったら、またご連絡ください。」とのこと。
その翌日。
定期的に襲ってくる痛みに耐えながら、24日に予定されていた鑑定士の口述試験の対策。
「明日行けるのかな」と不安な気持ちを抱えたままなので、勉強も手につかない。
そして、また夜中、10分おきの前駆陣痛。
ここまで耐えていた私ですが、
「一人で会場まで行くのも無理。何とかタクシーで行ったとしても、
面接の最中に絶対に悶える。さすがにもう、これは試験どころじゃないな。」
そして、「試験も大事だけど、出産よりも大事なことはない!!」と思い、
夜中の1時に病院に電話をして、「前駆陣痛だとは思うのですが、痛みも強いし、
間隔も一応規則的なんです」と状況を説明。
応対してくれた助産師さんは、「痛みが強い方もいるし、前駆陣痛が何週間も続く方もいらっしゃるので、
病院に来ても、まだまだと診断されれば一度お帰り頂くことになるかもしれませんが、
出産が近いことは確かだと思うので、一度来て状況だけでも確認されてはいかがですか?」とのことで、
支度をして陣痛タクシーに来てもらいました。
(後から聞いた話、前日は大雪だったため、タクシーを捕まえるのに1時間以上かかったとのこと。
この日はすぐ来てくれました。)
だけど…
タクシーに乗っている間、また張りが遠のく…
ゆーきくんと「こういう人いるよね~病院に行くと熱が下がる人。
でもまあ、状況を聞いて安心したり、鎮痛剤を貰えるだけでも行く意味あるよね」
と言いながら向かいました。
深夜2時病院に到着。
早速モニターベルトを装着して、赤ちゃんの心拍と張りの強さと間隔を測る。
その時、張りは6分間隔を行ったり来たり。
子宮口は4㎝開いているとのこと。(←これがどういう状況なのか結局分からないまま)
「結構進んでいますね。一度帰ってもいいけど、このままどんどん進む可能性もあるので、
入院して様子をみてもいいかも~。」とゆるーい感じ。
「4㎝って入院のレベルなの?あたしこのまま出産するの??」とはてなだらけの中、入院することに。
陣痛室に通され、眠れるお薬を処方してもらい、朝までうとうと…のはずが!!
あーーーー!!!いーたーいいいーーー!!!
ぎゃーーー!!!!!あーーーーー!!!
周囲から聞こえてくる断末魔に寝るどころか、
最終段階での痛さを想像して、怖くて怖くて涙が出てくるほど。
(自分が無痛を希望していたことも忘れるほど、怖かったです)
そんな中、助産師さんの「元々無痛を希望ですよね?朝になれば麻酔科医が来ますので~」
との言葉にかすかな光明を見出し、こんなに朝よ早く来てくれと願った日はありません。
そして迎えた朝。
担当の先生が来て、「子宮口は5~6㎝かな。結構進んで来ているので、すぐに麻酔をして、
麻酔をすると陣痛も遠のいちゃうので、促進剤も入れてしまいましょう。」と。
神~!!
少しだけ先が見えてきたことで、何とか元気を取り戻しました。
この頃、無痛とはいえ、完全に痛みがなくなる訳ではないとのことなので、
あの絶叫の痛みを7割くらいには抑えられるのかな?と麻酔の力をあまり信じていなかった私。
ですが、カテーテルを入れて麻酔をしてもらってからしばらくして、
ん?陣痛またなくなっちゃったのかな??と思いながらモニターを見ると、
張りの値がとんでもない数値を示しているのに、全く何も感じない
すごーい!!すごいよ!無痛すごーい!!
ここからは余裕です。
どうやら麻酔が効きやすい体質だったらしく、促進剤を増やそうが麻酔を減らそうが、
「子宮口全開です」と言われても「それって、もう産まれるってこと?」とよく分からないまま、
イキむ感覚は分かるものの、全く痛みはありませんでした。
そして、ここから助産師さんとイキむ練習をして、いざ分娩台へ。
なかなか出てこないとのことで、お腹を押されたりしながら、
入院してから約12時間後、10回ほどイキんだ末、ドゥルンと赤ちゃんが出てきました。
すぐに「ふんぎゃー」と泣いた赤ちゃん。
あー運ばれてるー。元気っぽい。と思うと同時にホッとしてうるうる
「良かったね~」と二人で言いながら、ゆーきくんもうるうる。
そんなこんなの出産でした。
無事に産まれてきてくれて、本当に良かったです
それにしても、前駆陣痛ってよく分からん。結局陣痛じゃない?と思うのでした。