トークショーで開始前に話していたお話です。数年前のお話なので若干事実と異なっていると思いますm(__)m
5歳の子供がいるシングルマザーの彼女と結婚した。その子供を我が子のように可愛がっていました。
そして自分と奥さんの間にも子供ができた。
二人とも我が子。二人とも可愛い。でもいざ下の子が生まれてみたら、想像以上に我が子が可愛くて可愛くて仕方なかった。
頭では二人とも我が子で差別なんてもっての他。そんなことはわかってる。だけど、理屈抜きで下の子に目が行ってしまう。帰ってきたら最初に下の子を抱き締めたいと思ってしまう。
そんな自分ではいけないと、このままではいけないと、必死で自分を変えようと色んな話を聞きに行ったり占いに行ったり色々必死で自分を変えようと戦っていた。
占い師さんは、口々に、それはいけない、人として未熟だから…と色々なことを言われ、結局何の解決もできないでいた。
そんな占い師の中に一人だけ、最初に抱き締めたいと思った方を抱きしめればいい。上の子は、そういう境遇を自分で選んで生まれてきてる。だから、大丈夫だから。気持ちを押さえつけなくていい。
そう言ってくれる人がいてホッとしたそうです。ずっと自分でも周りも否定していたことに肯定してくれた人。
でも、素直に認め行動するには色々な葛藤がありますよね。相手は子供。自分の行動で傷つけることになる。だから戦ってた。
でもある夜、実行したそうです。
家に帰りお迎えに出迎えてくれた上の子と母親に抱っこされて来た下の子。先に勇気を出して抱きしめたい下の子を抱きしめた。
そうしたら、今まで戦っていたのがウソのように上の子に対しても下の子と同じように愛情を注げるようになった。とお話されていました。
こう言うことって本当によくある話で、自分の中ではあり得ない。だからずっと悩んで悩んでどうしようもなくなってずっとしこりみたいになっていたことに、その思いが辛すぎて死ぬくらいの気持ちで挑んだらあっさり解決してしまった。みたいなこと。
しかも自分だけのことでも恐いのに、相手がいること、ましてまだ弱い立場だったりすればなおさら、人としてどうなのか…なんて色んな目で自分を裁いて苦しくなる。
でもとっても怖いけど、誰かを傷つけてしまうことになっても
…きっと、上の子は気が付いてると思うんです。下の子を最初に抱きしめたいのに我慢して自分を最初抱きしめてくれていることも、それが父親の愛情だと言うことも。切ないけど。今はまだわからなくてもでも違和感はちゃんと感じとってしまってると思うんです。
最初に下の子を抱きしめた。
あんなに悩んで悩んでいたのに、やってしまったら逆に上の子にも下の子と変わらない愛情が芽生えた。どっちを先に抱きしめたって別にどっちでよかった。その日の気分で抱きしめたいほうを先に抱きしめる。ただそれだけのこと。
だけど、連れ子だから、同じように愛さなければ、可哀想な思いはさせてはいけない。
そんな優しさから派生させた思いが自分の気持ちに蓋をして苦しくなる。
優しさも時には自分を傷つけるものになり得る。
私はあの時、この話を聞き鳥肌が立ちました。
自分で自分の気持ちを認める認め行動すること。とっても怖いけど、思ってるより怖いことにはならないこと。
あのままずっと自分の気持ちに蓋をしたままの方がよっぽど恐い現実を創ってしまったかもしれない。
小さい子や動物や植物やうまく話せない人達は話ができない分とても相手の気持ちや感情を感じてる。話せない分、じっと見て聞いて感じてる。隠したいこともウソも本当の気持ちも。
自分の気持ちに正直に生きる。
難しく感じるけど、攻略したら得るものは想像を絶する世界が広がってるんだろうな