はいな。

最近見たアニメ映画なのですが
「未来のミライ」。

うーん…

で?

次の作品を紹介します(^^;

超実写版もあるので、期待して見ました。

シンバは王になる運命なんだけども
王らしさって全く感じませんでした。

王の子供だから王って、
海外だと、そんな感じなのかしら?

なんか1つでも勇敢な王らしいエピソードでもあれば共感できたかも…ですが、
なんか、ちょい残念でした。

次はちょっと前になるんだけども
「この世界の片隅に」

この作品は、どう伝えたらいいのか
とても言葉に出来ない作品になります。

とても評価は高かったのですが
日本で戦争のアニメと言えば
「はだしのゲン」や「火垂るの墓」。

そうした作品を思い浮かべたり、
また作画の画調から内容に期待してなかったりで、
勧められながらも見てなかった作品です。

終戦記念日も近く、夏と言うこともあり
思いきって見ることにしましたが
この作品を見た後、
母親と合って、戦争時の話を聞いたり
なんだか、戦争時の事をもっと知りたくなりました。

NHKでも「あちこちのすずさん・戦争×アニメ×青春!」って特集もあったりで
戦争中の庶民のエピソードが語られてました。

戦争を美化するわけではないのですが
戦時中でも変わらない人の生き方や
苦しい中でも楽しみを見つけていたエピソードなどが紹介されてます。

もう亡くなりましたが
親戚の将校だった叔父さんの話を聞くのが好きで
中国でのスパイの女を捕らえた話や、
ラバウルで孤立して食べ物がなくて、沼のヒルを捕まえて食べた話、
戦艦大和の話など、
いろんな戦時中の話を聞きました。

お婆ちゃんが神戸に住む子供が心配で
姫路の山奥から、歩いて神戸まで行った話や、
神戸で空襲に合った話など
たくさんの話を聞いた事を思い出しました。

どれ1つ取っても
勇猛果敢に戦った話や
敵を倒した話なんてものはなくて、
なんとか生き延びた話や
殺したくなかったけども仕方なく殺してしまった話、
そして、何もない中での工夫の話、
防空壕や焼夷弾から逃げ惑う話ばかりでした。


戦争と言っても
人はそんなにも殺伐と人を殺すことは出来なくて
戦争と言っても
人は人のままなんだな。と感じる話ばかりでした。

とは言っても
世界の中には平和な時を知らない国もあったりして
そうした国の人との交渉が一番難しい。
と聞いたこともあります。

日本は戦争をしたと言っても
平和を知っている国民が戦っていたわけですから
平和を求める心があちこちに見え隠れします。

そんな、平和を求めながらも
戦争と言う現実の中で
生きていかなくてはならないと言った事が
描かれている作品とも言えると思います。

こう書いてしまうと
この作品の魅力が半分以下になってしまうので
あまり感想を述べるのも難しい作品なのですが、
なんだか、心の下の方に
ずしりと何かが存在してしまう。

そんな作品になります。

戦争を描いた作品では
一番の良作だと感じました。


個人的に戦争を描いた作品で
とても衝撃を受けたのは
「プライベートライアン」の冒頭や、
「グッドモーニングベトナム」と言った作品ですが、

この「この世界の片隅に」は
それらとは全く異なる表現できない何かを
心の奥底にずしりと住み着けてくれる作品です。


明日はauマンデーなので
「アルキメデスの大戦」を見てきます(^^)

夏休み、連休と言うこともあり
空席が少なくて、朝一しか取れませんでした。

寝過ごさないようにしなくちゃね(^^)