2025年5月31日発行
↑より抜粋
そもそも「イルミナティ」とは何者か。
イルミナティに関する本格的な研究書の
日本での出版は、フリッツ・スプリングマイヤー著
「イルミナティ悪魔の13血流」(1998)
この著作が最初である。
スプリングマイヤーは
イルミナティの主要な特徴として
次の7点を挙げる。
1・サタン、ルシファー(悪魔大王)に帰依(きえ)し
悪魔を崇拝し、悪魔に生身の生きた人間を
犠牲として、献(ささ)げる儀式殺人を実施すること。
2・それによって、サタン、ルシファーの威力を己の力とすること。
3・秘密結社であること。
4・イルミナティ秘密結社の中枢及び頂点には
代々、世代を継いで悪魔主義(サタニズム)を実行する
ごく少数の血流が位置していること。
5・そして、このイルミナティの血流の究極の奥の院に
反キリストが君臨すること。
6・このイルミナティの血流は
2、3百年程度の昔ではなくて、数千年ないし
それ以上の超古代にさかのぼること。
7・さらに、全世界のユダヤ教はもちろん
キリスト教会もまた、ことごとくイルミナティ
悪魔主義の支配下にあること。
スプリングマイヤーによれば
イルミナティの人類支配の中心的テクノロジーは
「心理操作(マインド・コントロール)」
である。
彼は、イルミナティを脱出してきた
シスコ・ウィーラーと共著で
イルミナティのマインド・コントロールに関する
2冊の大著を公刊している。
彼は、イルミナティのマインド・コントロールから
脱走逃走してきた人々との深い付き合いの中で
これらの元イルミナティの高級女司祭たちによる
「イルミナティの秘密儀式の中で
最高級エリート幹部たちが
爬虫類人間(レプティリアンに変身する。」
との報告に接している。
明らかにこれは、デーヴィッド・アイクの
「爬虫類人的異星人による地球支配」
説に符号する。
ウィリアム・ブラムリー著
「エデンの神々」第5章
「蛇の秘密結社」に取り付かねばならない。
「古代人類社会で崇拝されたすべての動物の中で
蛇ほど有名で重要であったものは他に存在しない。
蛇は東西両半球の初期人類社会において
きわめて大きな影響力を有した
一つのグループのロゴであった。
このグループは
霊的知識の普及と
霊的自由の達成のために尽くした
規律ある秘密結社であった。
この蛇の秘密結社は
霊的存在の奴隷化に反対した
エジプトの文献(ぶんけん)によれば
この蛇の秘密結社は、人類を監視者の
拘束(こうそく)から解放しようと企図(きと)した。
それはまた、科学的知識を分かち与え
高度な美的感覚の発展を促進した。
多くの古代社会に実在した
そうしたものは、彼らに由来する。
この理由により
蛇は人間にとって、尊敬されたシンボルとなり
そしてエジプトの文献、伝説及び聖書テキストによれば
監視者の憎悪の対象になったのである。」
ブラムリーの説によれば
監視者的異星人は、対地球人類政策において
2つの流れに分裂したという。
1・主流派または多数派
こちらは、あくまでも、地球人を彼ら異星人の
純然たる奴隷・家畜人としておく方針であり
霊的精神的にも完全に抑圧管理コントロールする
=霊的にも奴隷化するとの政策である。
2・反主流派の少数派
この勢力は、地球人を異星人の絶対的
奴隷の状態から解放すべしとの方針である。
そして、この政策を実行するために
一つの秘密結社を作り、蛇をロゴとした。
ところが、時が経つにつれて主流派は
この蛇の秘密結社の中に浸透し
ついにそれを乗っ取る事に成功した。
つまり、その時から
この秘密結社は変質させられ
主流派の人類奴隷化のための道具に
転化させられたという。
そして、この変質の過程は、概(おおむ)ね
BC2000年頃に完了した、とも。
かくしてその後は
「蛇の秘密結社は、人類の全歴史を通じて
人間を霊的に無知な、労役(ろうえき)だけのための
被造物の地位に留めておくための
世界でもっとも効果的な道具であり続けた」と。
この説を採るとすれば
「イルミナティ」の起源は、ここに求められる。
つまり、今から約4千年前である。
この「秘密結社」は
エジプトとメソポタミアを拠点にして
全地中海・中近東、オリエント・ヨーロッパ
さらにインドに根を張ってゆく。
そして、二ムロデに発する
バビロニアの秘密結社がその中枢に位置する。
ローマ教会とバビロニアの秘密結社は
一つにして同じものである。
ローマ教会は
バビロニア秘密結社が作り出したものである。
そしてローマ法王は
今もなお、二ムロデを象徴する
魚の頭に似た司教冠(しきょうかん)
(マイター、ミトラ)を着用する。

なお、このマイターは
カトリック・キリスト教会の司教冠であるより前に
古代ユダヤ教の大司教の冠であったという。
つまりカトリックは、単にユダヤ教の冠を
そのまま使用したということでもなくて
それは、二ムロデに始まるバビロニアの
秘密結社の伝統を継承するものであることを
顕著(けんちょ)に目立つ
この礼装によって表現しているわけだ。
このように解釈すると
牧師テックス・マーズの前出の文章が生きてくる。
イルミナティ
キリスト教(ローマ法王庁)
ユダヤ教
イスラム
マーズは、この4者が統合して
一つの世界国家を構築する準備を整えているという。
しかし、マーズは
イエス・キリストを「王」として
「主」として、全知全能の「God」として
唯一の救い主として、最後の審判の至上至高の
裁判官兼死刑執行人、獄吏(ごくり)軍隊の司令官にして
兵隊たるべきものとして、信じる立場である。
マーズのような人から見ると
これらが連合した世界国家
これは、地上に降臨した反キリスト、あるいは
ルシファー悪魔大王以外の何ものでもない。
つまりこれは「聖書」、特に
「ヨハネの黙示録」に描かれている
キリストと反キリストの世界最終戦争
(ハルマゲドン)勃発の前提であるという事になる。
かくして、イエスを信じる本物のキリスト教徒の
なすべき事はただ一つ。
一心不乱にイエス・キリストを信じる事
そして、イエスが再臨して、一挙に反キリストの大軍を
殲滅(せんめつ)してくれるのを待っている事。
ただそれだけ。
いや、もう一つ大切な事は
その「真理の福音(ふくいん)」を
他の人々に伝道する事。
それにしても、これはずいぶんと
無理なこじ付けではなかろうか。
そもそも、イエス・キリスト教の教えは
キリスト教会によってのみ
この地上で実現されるという
触れ込みではなかったのか。
この種のお話のすべてが、根本前提からおかしい
と推論する方がはるかに合理的だ。
テックス・マーズ
フリッツ・スプリングマイヤーらが
問題にするイルミナティの頂点。
その究極の奥の院は
人間を超越した存在としての
悪魔大王ルシファーであるという。
ルシファーが実在するためには
必然的にGod、あるいはエホバも人格
つまり物理的肉体的固体を操って
実在しなければならない。
God、そして悪魔大王ルシファー
その他一連の超人間的存在の実在を
ユダヤ教、キリスト教、イスラム、その他の経典と
教義の言うような意味では否定したとしても
なぜそれでは何千年もの間、そのような超人間的存在が
西洋オリエント社会の人間を動かしてきたのか。
単純にGod、(そしてルシファー、サタン)
の実在を否定することは、Godの正体を人々に対して
隠蔽する役割を果してしまうのではないか。
その事に筆者は気づいた。
つまり、ここでも「両建て戦略」である。
一方に有神論
汝ら人間をお作りになった、汝らの主
所有主たる天地宇宙万物の造物主たる神を信じよ。
汝らはこの造物主の絶対的奴隷であり、羊であるぞよ。
他方に無神論
造物主としての神などは実在しない。
それ故、地球に侵略して君たち人間を家畜人間として
所有、支配、管理、使役している異星人なども存在しない。
どっちに引っかけられても、結果は同じ。
地球原人を家畜人間として使役、搾取、惨殺
殺戮し続けている何者かのその本体を
我々人類は見抜く事が出来ない。
イルミナティの原語は、ラテン語であるという。
つまり、この秘密結社の起源は古代ローマにさかのぼる。
すなわち、2千年ないし、2千数百年前。
古代ローマはさらにその数千年前の
バビロン、古代エジプトに結び付く。
つまり、イルミナティは
7、8千年前の超古代オリエント、エジプトに
源(みなもと)を発するという事になる。
悪疫、異端裁判、そして皆殺し(ジェノサイド)は
黙示録的預言が成就(じょうじゅ)するために必要とされる
すべての要素を提供した。
カトリック教会は
悪疫によって多数の僧侶が死亡したために
キリスト教会が、「神の病気」を終結させる能力を有しない
事を暴露してしまった事による
民衆の教会への信頼の消失のために崩壊寸前であった。
人民の圧倒的大多数は、「世界の終末の日」は
すぐそこまできていると、公言した。
この騒乱(そうらん)の中から
「新しい神の使者」が今すぐに実現されるべき
ユートピアの約束をもって登場した。
これらの新しい救世主の教義と宣言は
荒廃(こうはい)したヨーロッパの人々に電撃的効果を与えた。
そしてそれは、最大級の重要性を有する事件
プロテスタント改革を生み出すのである。
日本人は、ごくわずかな特別な例外を除き
16世紀ヨーロッパの宗教改革について
ほとんど何も知らない。
宗教改革の背後にユダヤ在り、という歴史的事実は
筆者が主としてアメリカの文献資料によって紹介した。
しかし、ブラムリーやアイクの叙述(じょじゅつ)によると
その解釈は未(いま)だ表面的である。
それは、秘密結社がキリスト教会という道具を使って
戦争と混乱の拡大に努めた時代であった。
この作戦における彼らのフロントメンの一人が
ドイツの秘密結社と薔薇十字会の会員
マルチン・ルターであった。
プロテスタント・キリスト教会が進発(しんぱつ)し
全ヨーロッパに渡って、プロテスタントと
カトリックの同一の異常な教義のどちらかの版を
採用すべきかについての戦争が解き放たれた。
薔薇十字会は、宗教的政治的
自由の立場に立つと公言していたにもかかわらず
彼らの傀儡(かいらい)の一人マルチン・ルターは
まさにその逆、彼は自由思考を憎悪(ぞうお)した。
イルミナティと、初期薔薇十字会の結び付きは
極めて密接であって、薔薇十字会における階級の昇格は
概ね、イルミナティ組織によって、そのまま受け入れられた。
こうした運動のうちの、最初期のものの一つが
「Godの友」として知られる
正体のよく分からない宗教である。
「Godの友」は、ペストが最初に
ヨーロッパを襲ったのと同じ年にドイツに出現した。
この組織は、ルールマン・メルスヴィンという
銀行家によって創立された。
メルスヴィンによれば
人類の腐敗と罪がますます増大しているのでGodは
ごく近い将来、人類を厳しく処罰する計画であると言う。
そしてそれ故、万人はGodに対して完璧に従順にならなければならない。
メルスヴィンのみでなく、同種の預言者たちが
続々と登場して、全世界が、まさに破壊されようとする今
Godに対して動揺することなき不動の服従を
異口同音(いくどうおん)に説教した。
メルスヴィンと、その同類の終末預言者たちは
一つの点、すなわち全世界がまさに大動乱に
突入しようとしている、ということでは全く正確であった。
ペストが始まったのである。
「Godの友」は
ヨーロッパで、多数の追随(ついずい)者を集めた。
支援者たちは徹底的に、無条件で
Godに従順になるための9段階の段取りを与えられた。
このプログラムによって、悪疫(あくえき)
から救われると、彼らは信じ込まされた。
プログラムの第1段階は
健康を回復するための、真剣な罪の(ざんげ)の告白。
第2段階は、自分自身の意志を放棄して
光を受けた(イルミネイテッド)「Godの友」に服従すること。
第7段階までくると、信者は一切の自己の意志を放棄して
すべての退路を断ち、主に完全に従属する状態になっている。
最後の第9段階では、一切の個人の欲望は破壊される。
個人は世界のために十字架にかけられ
そしてGodがなすことのみに喜びを感じ
それ以外のいかなる欲望も抱かない。
従順は、霊的存在として最高の職分である
と教え込まれた。
ブラムリーは、ペストの発生に、合計24か所
UFOが関与している濃厚な可能性を示す記録を引用している。
つまり
「異星人の地球占領軍による
対地球人類生物兵器戦争である。」
とブラムリーは述べている。
ゼカリア・シッチンは
シュメールその他、中近東オリエントの
考古学的資料の解読をもとにして
ほとんど反論の余地のないまでに
完璧な論理をもって、次のように論証した。
1・高度な科学技術文明をもって
地球に植民地を作った異星人こそ
ユダヤ教の経典に記述される
エロヒム、エホバ、ヤハウェ、ヤーヴェ、ネフィリム
などと言われるものの正体である。
2・この異星人は、地球原人に
遺伝子操作をほどこして労働奴隷を作った。
それが「創世記」のアダムとイブである。
3・今から4千年前
異星人は、2派に分かれて権力闘争を引き起こし
その結果、核兵器の使用に至り自滅した。
4・異星人はその後
彼らの権力の再建に取りかかり、現在に至っている。
そして最後に
ユダヤ人、イスラエル人、ユダヤ教徒
そしてその経典は、異星人の教えを極めて忠実に継承している
と主張するが
これは論証されておらす、シッチンの主観的見解に過ぎない。
シッチンの説には
4千年前の異星人同士の核戦争の後
彼ら異星人が地球人類を統御(とうぎょ)するために設立した
「秘密結社」の項目がそっくりまるごと抜けている。
ユダヤ人であるシッチンには
彼がそれを知っていてもいなくても
その問題を無視し、隠蔽(いんぺい)するための
十分な動機が存在するであろう。
つづく
