2025年5月31日発行
↑より抜粋
昭和19年(1944)5・6月合併号
「月間猶太(ゆだや)研究」に掲載された
増田正雄述「拡大し来れる欧米の排猶運動について」
という重要論文の中で
同氏は、次のように述べている。
「日本は、ユダヤと無縁で来たと
常識的にいわれているが、実はそうではない。
ユダヤの先祖と称するアブラハムが
バビロンに現れたのは、西紀前約2000年。
その時代のバビロン王は、そのはるか以前の統治者スメル
(西紀前約5000~2500年間統治していた)
の日神信仰と文化を継承していた。
このスメル民族は、日本神族の一分派である。
ユダヤは、バビロン虜囚 (りょしゅう)期に
スメル文化の影響を受け、ユダヤの祭司は
ヤーヴェーの悪魔神に、スメルの日の神の衣を着せた。
すなわち、偽造した。
ユダヤ文化なるものは
日本の日神文化の偽造的影響の下に
悪魔的に発達したものである。」
増田氏は
「スメル(シュメール)は、日本神族の一分派である。」
とされる。
「創世記」の筋書きでは
ユダヤ(イスラエル、ヘブライ)の祖はアブラハム。
エホバは、このアブラハムの守護神として登場する。
アブラハムは、概(おおむ)ね
BC2000年頃の人とされている。
その頃、既に
エジプトの大ピラミッドやスフィンクスも存在し
エジプトは「ファラオ」が統治していたという。
「ファラオ」とは何者か。
エジプトの伝説伝承によれば、ファラオの王朝の前に
オシリス、イシス、ホルス、セト、トトなどの
神々の時代が存在していたという。
それでは、いわゆるエホバと
エジプトの神々の関係は、どうなっているのか。
エホバも、エロヒムも、古代ヘブライ語だという。
エホバとは「在りて在る者」
エロヒム(複数)は
「地上に降りて来た者たち」の意味だともいう。
天地宇宙の、ただ一人の創造者と自称するエホバと
このエロヒムとは、どんな風につじつまが合っているのであろうか。
これはずいぶんと、無理なストーリーではなかろうか。
キリスト教とは
無理無体、論理も道理もない矛盾だらけ
よくもこんなデタラメな話を振りまく奴らが2千年も
世界中を大きな顔をしてのさばってこれたものだ。
エホバは、エロヒムの中の一人である。
エホバは、アヌンナキの中の一人である。
これがエホバの正真正銘の正体である。
エホバ(ヤハウェ)は、アヌンナキの神々
エロヒムの神の上に位する神である。
つまり、全宇宙のすべての異星人文明体の
その頂点に位置する首長、天帝、主であるという。
ユダヤは、全宇宙帝国を支配する天帝、天主によって
特別に選ばれた民なのだという。
それは「旧約聖書」の中に書いてあるという。
これもまた、いかにもユダヤらしいものの言い方だ。
しかし、エホバが
全宇宙すべての知的生物文明体の上に君臨する
頂点最高皇帝である、などという事は金輪際あり得ない。
1973年、異星人エロヒムの一人とコンタクトして
エロヒムから人類へのメッセージを託された
と公表したクロード・ボリロン
通称ラエルというフランス生まれのユダヤ人は
「ラエリアン・ムーブメント」なるものを創立した。
筆者には、ラエルという人物も、その著作も
UFOブームに便乗した、下手なSF小説
見え見えの作り話、虚構としか見えない
いかにも一見して不快感を与えられる。
しかし、ラエルの著作
「真実を告げる書」の中に記されている内容は
ユダヤ教徒の本音を知るために参考にする事が出来る。
1973年、最初のエロヒムとの会見の後
1975年、ラエルは宇宙船に乗せられて
「不死の惑星」なる所に連れて行かれる。
その惑星で、ラエルは
「不死会議の議長、ヤハウェ」と会見し
ヤハウェから
詳細な地球人類へのメッセージを託されたのみならず
エロヒム(ヤハウェ)が、地球人類に対して派遣する
最後の預言者に任命されたという。
話によれば
ヤハウェの住むこの「不死の惑星」には
700人の不死会議のメンバー
そして、ここに住む事を認められた
8400人の地球人、合計9100人。
その一人一人が、平均10体の「生物ロボット」を
召し使いとして使っているという。
すると合計、9万の男女ロボット人間。
その不気味さ。
この生物ロボット人間は
外見上は、人間と全く同じ。
どうやって見分けるのであろうか。
ロボット人間は、眼と眼の間に
小さい青い石がはめてあるという。
汚れる仕事、面白くない仕事、機械にも出来る
単純な仕事は、すべてロボット人間がしてくれる。
ロボット人間の製造、修理、破壊は地下で行なわれる。
これらのロボット人間は
普通の人間と何一つ変わる所はないが
ただ、自由意志を持たないように作られている。
命令を受けなければ何も出来ない。
彼らは何の個人的願望も持たず
自分の専門の仕事に打ち込む事の他には
何の喜びも感じない。
このような事を平然と
ラエルの著作に出てくる不死会議
議長ヤハウェと称するエロヒムはのたまう。
彼は
「旧約聖書」「エゼキエル書」から次の箇所を引用している。
「人の子よ、これらの骨は、生き返ることができるのか
見よ、動く音があり……その上に筋ができ
肉が生じ、皮がこれをおおった……息がこれに入った。
すると彼らは生き、その足で立ち
はなはだ大いなる群衆となった……」
まさにこれこそ
「ロボット人間製造工程」ではないか、というわけだ。
「エゼキエル書」のこの部分は
根も葉もない作り事かといえば、それは違うだろう。
エゼキエルは、疑いもなく
ロケット推進宇宙船を操縦する異星人と遭遇し
その異星人からメッセージを受け取っている。
「創世記」の記述によれば
エホバは2度出現して、イスラエルの民に臨(のぞ)む。
1度目はアブラハム。
2度目はモーゼ。そしてモーゼ後のイスラエルの民。
これは非常に明確に述べられている。
ダビデ、ソロモン以降になると
だいぶ怪しくなってくる。
「ダニエル」「エゼキエル」「イザヤ」などの
いわゆる預言書は、イスラエル人が
エホバの命令に忠実でなくなったというのだが
あいにくエホバの力が具体的に示されない。
そもそも、契約のアークなるものが
行方不明になってしまうのだ。
エホバの選民であったはずのイスラエルが
まず、アッシリア、次にバビロニアによって滅ぼされ
エルサレムは完膚(かんぷ)なきまでに破壊されてしまう。
その600年あとには
最終的に、ローマ帝国の軍団によって
イスラエルの国は、地上から完全に抹殺させられる。
モーゼは、ヘブライ人をエジプトから脱出させて
約束された土地に導くに際して
このヘブライ族の指揮官として選抜された。
このモーゼは、実は秘密結社の高級祭司の一人であった。
この命題が事実であることは、モーゼが子供時代に
どのようにして養育されたかを語る
「聖書」の記述によっても示唆されている。
一神教をでっち上げる事
それは、異星人の人類に対する戦闘行動の一つであった
というウイリアム・ブラムリーのこの命題は全く正しい。
ゼカリア・シッチンは、当然にもこの説を採らない。
というよりも、シッチンは一神教をもって
人類を支配し、奴隷化を究極まで推し進める陣営の一員であろう。
ユダヤ教の教義には3つの大前提が設定されている。
第一は、アブラハムにエホバが臨む。
つまり、ユダヤの始祖としてのアブラハムの存在である。
第二は、モーゼという人物である。
ユダヤ教はモーゼ教である、という言い方もされるくらいだ。
エホバがモーゼに臨み、あの有名な十戒が下賜(かし)される。
第三は、エホバの直接的支援と加護の下に
約束の土地カナンを征服して、イスラエル王国を建設し
ソロモンの神殿が出来上がる。
ここで、ダビデとソロモンの2人の主役が登場する。
「レビ族(ヘブライ人の部族の一つ)の息子モーゼは
エジプトで教育を受け、ヘリオポリス(エジプトの都市)で
秘密結社に加入し、ファラオ、アメンホテプ統治時代に
秘密結社の高級祭司になった。
モーゼは、ヘブライ人によって
彼らの首領に選出され、エジプト秘教団の中で
彼が得た科学と哲学を、彼の部族(ヘブライ)
の人民に与えた。
このことの証拠は、モーゼによって導入された象徴
加入儀式、訓戒と戒律のうちに見出される。
彼が教えた「唯一God」という教義は
人類にとって初めて知られた一神教的宗教を創立した
ファラオの教えについてのエジプト秘密結社の解釈であった。」
(エデンの神々)
ブラムリーは、代々ラビによって伝えられてきたユダヤ教の
いわゆるカバラの教えは、実に、ここに由来するとしている。
「モーゼがシナイ山
(エホバがモーゼに、たくさんの戒律を与えたといわれる山)
で起こったと称している不思議な事件の数々は
少なくともその一部は、エジプト秘密結社の
加入儀式のヴェールをかけられた形式である。
モーゼは
彼がエジプト秘密結社の支部を自分の国に設立した時
それを彼の人民に与えたのである。」
異星人は、彼らの代理人としての秘密結社を通じて
対、人類管理統制のために、一神教を創設する事にした。
それは概ね、BC千数百年代。
最初が、ユダヤ(ヘブライ人、イスラエル)
それから、ペルシャのゾロアスター教
そして、バビロン捕囚期に再度ユダヤ教が補強される。
そのように推移したものと考えられる。
つづく
