1998年8月発行

 

↑より抜粋

 

太田龍まえがきより

「イルミナティ」を知らなければ日本は今滅ぶ

秘密結社といえば、フリーメーソンがよく知られているが
イルミナティは、フリーメーソンの奥の院と考えればいい。

本書では、かつて13血流に位置づけられ
その悪ぶりを大いに発揮していたが
なんらかの理由で外されたが、まだ隠然たる力を持っている
同じく「名家」のレイノルズ家、クルップ家にも論及している。

著者は、10年以上をかけて命がけでこれらの情報を
数千冊の書物を熟読、数万点の新聞、雑誌
未発表の手書き原稿、書類を集めた。

また、通告してきた元イルミナティのインサイダーたちからの
綿密な直接聞き取り調査取材からである。

かくて、1991年に「蛇の如く聡くあれ」を自費出版し
イルミナティ13血流の存在の詳細を世界で初めて明らかにした。

また、ニュースレターで、毎回イルミナティの
内部情報暴露を続け、たくさんの論文を発表している。

イルミナティの仕掛けている危険なマインドコントロール計画や
動乱を起こす計画や方法についても白日のもとに曝(さら)してきている。

心して一読を!

 
1章 アスター家

南ドイツで特異な魔術能力者の一族として知られた同家は
18世紀に渡米し、300人委員会の命を受けた
ジェファーソン大統領ら、政治中枢から
海上輸送、毛皮取引、麻薬取引の独占的特権を授けられ
突如として全米一の富豪にのしあがる。
一族に共通する性格は、高慢、冷酷、堕落。


2章 バンディ家

「本当の権力の在処(ありか)を知りたければ
横から助言している者を見ること」
グラント、ガーフィールド、チェスター・A・アーサー
ルーズベルト、ケネディ、ジョンソン
各大統領府の要職を占めてきたのが、バンディ家の面々だった。
そして、スカル&ボーンズ、MJ12、薔薇十字会
などの重鎮も兼てきた。
「幻影のプリンス」という名の「理力(フォース)」
連続殺人鬼テッド・バンディもこの一族によるものなのか?

3章 コリンズ家より

P133~

ヒトラーの中に
ロスチャイルドの血が隠されていたのは偶然ではない。
13血流のならわしとして、重要な子は派手な祝いなどせず
秘密裏に目立たぬように産み落とされて別の家へ養子に出される。
こうしてその子は別の姓を名乗り血流を隠す。

他方、オカルト儀式では実の親が進み出る。
例えば、闇のマザーとなるために
闇のマザーになろうとする娘を
実の父親が孕ませなければならない。
彼女の最初の子は実の父親の子でなければならず
彼女自身の手で悪魔の生け贄とされなければならないのである。

イルミナティの子は、その多くが養子に出される。
合衆国のクリントン大統領もそうである。
イルミナティの系図をたどろうとすることほど難しいことはない。

つまり、多くの人物が私があげてきた
イルミナティ13血流の姓とは違う姓を持ってはいるが
彼らもまたイルミナティ13血流に属している
ということなのである。

姓の判断基準なのではなく
魔術的なオカルト・パワーで判断するのである。
正しい血を引いているだけでは足りない。
その血の中に魔術の力がなければならない。
ある分家が一度そのオカルト・パワーを失ってしまえば
その血は何の意味もない。

こういう理由で、私の妻は聖なる血流
すなわち13番目の血流の後裔(こうえい)なのだが
彼女の一族は何世紀もオカルトとは無関係であり
イルミナティに入ることは決してできないのである。

イルミナティの全ドルイド評議会に席を持つ
悪魔主義者アイザック・ボーンウィッツは
13血流に関してきわめて興味深いことを述べている。

イルミナティの最高レベルの血族を
「ファム・トラッズ(伝統ある家系)」と呼ぶ。
彼は「ファム・トラッズ」を魔術を
世代から世代へと実際に伝承してきている
きわめて有力な家系と説明している。

魔術の唯一正しい系譜 (けいふ)は
これらの有力な血族が自分たちに伝えてきたもののみ、と主張する。
魔術の伝承を妨害されることがないのは彼らが非常に強力だからである。

数々の証拠が示すとおり
古い異教の伝統はキリスト教の薄っぺらな皮を被りながら
キリスト教世界の孤立した部分で生き続けている。

「ファム・トラッズ」のメンバーは
そのほとんどが自分たちの「迷信的な」信仰と
異教の魔術体系を隠すことに努めていた。

それに代わって彼らがかかわったのは
18世紀にはフリーメイソンと薔薇十字思想
19世紀にはスピリチュアリズムと神智学思想だった。

これらの運動が、魔術よりは立派なものと考えられ
なおかつ「ファム・トラッズ」が
オカルトの技を実践することを許容したからだった。

だから年月が過ぎるにつれ
「ファム・トラッズ」のメンバーは
異教のものではない源泉から魔術をどんどん吸収するようになり
自分たちの学んだ新たな情報を世代ごとに伝承した。

さして注意も払われない場合が多かったので
彼らの子孫は薔薇十字会や呪いや錬金術的な瞑想を
正当な異教の伝統遺産の一部だと考えるようになった。

したがって今日でさえ「ファム・トラッズ」の魔女は
古典的あるいは新古典主義的な魔女よりも
はるかに神智学主義者やスピリチュアリストに近い。

(1976年6月21日付
グリーン・エッグ誌連載論文の一つ
アイザック・ボーンウィッツ「魔術」)

私は有力な18世紀フリーメイソンの例として
ジョン・コリンズの名をあげたが
彼の家系はイルミナティのコリンズ家らしい。

4章 ジュポン家より

イルミナティの起したフランス革命に現われる
ささやかな名。それが、「悪魔の王族」の始まりであった。
この一族は、アメリカに移住し、火薬産業を独占していく。
アメリカ軍産複合体
はそれを育成して
ジュポン家を確固たるものにした。
同家はさらにGM(合衆国の自動車メーカー)を傘下に収め
アメリカ人すべてに影響を及ぼす。
ガラスやペンキ、ナイロン、写真ファイル、薬品。
今や日々の生活は休むことなく彼らにかかわらされている。

P184~

元をただせば、フランス革命全体が
悪魔集団の思いつきによるものだった。
1793年11月、この悪魔のもくろみは
宗教弾圧運動となって現われた。
フランスの聖職者がことごとく殺害され
イルミナティはその標語の一つ
「死は永遠の眠りである」という言葉を公衆の前に掲げた。

目撃者の証言によると
悪魔の綿密な計画をもって選び抜いた
ごく少数の人間を頂点に据(す)えようとしているという。
偶然や無関係に見える出来事の多くが
実は巧妙な、邪悪な計画によって起こっているのだ。

エルテル・イルネ・デュポンは
米国に世界最大の火薬工場を設立することに成功し
アレクサンダー・ハミルトンが創設した
米国銀行の取締役に選ばれる。

デュポン一家は、壮大な計画を持っていた。
その一つは、新しい社会を作ることだった。
成功を収めた原因として
次のようないくつかの要素が考えられる。

・フランス政府が最高機密の機械類と企画を
提供してくれたので当時としては最高の火薬を製造できた。

・さまざまな分野の友人たちが資金調達、取引
不動産取得など多方面にわたってデュポンを援助した。

・ジュポンは聡明で、忍耐強く、勤勉だった。

今日、デュポンは王家である。
彼らは帝王と呼ばれている。
もっとも、世間の人々は
それがイルミナティの帝王のことだとは
気づいていないかもしれないが。

5章 フリーマン家

フリーマン家の背後から立ち現れてくる
「シオン修道院」とは何か。
それは、イルミナティの源流であるとともに
第13血流を生む。
遠く、メロビング王朝からメディチ家、黒い貴族に発する。
シオン修道院の存在は、闇の系譜の中で世界を動かし続けてきた。
十字軍やヨーロッパ諸国の興亡にかかわり
秘密の組織になってのちも
国際金融において現在もなおそれをなしている。

6章 ケネディ家

アイルランド出自のケネディ家は
優秀なイルミナティ一族と見なされている。
麻薬や禁酒法時代の酒密輸入などマフィア犯罪
英国王室と深く関与し、歴代大統領の私設顧問も務めて
世界統一政府計画「必要とされない人々を排除する」
安楽死計画など、イルミナティ施策を積極的に推進してきた。
その悪魔の呪われた血流は、際立ってJFKに顕現され
アルコール中毒下に、マリリン・モンロー
ジェーン・マンスフィールド
悪魔教団教祖アントン・ラヴィ愛人ザザ・ガーバーはじめ
不特定多数の魔女たちとプールでのヌード・パーティなどで
情事、密会を無限回の耽溺(たんでき)していた。
そして、ジャクリーヌ夫人は「金の羊(MT12)」を野望した。

7章 李家

億万長者で、香港を仕切る李家。
中国前首相の李家。
シンガポール元首相の李家。
李一族は、イルミナティと密接な連繋(れんけい)のもと
世界最強の犯罪同盟である秘密結社
「三合会(さんごうかい)」を従え
新世界秩序構築に貢献している。
孫文も毛沢東の中国革命も共産中国経営も
権力中枢部に巣食う李一族の協力なしではありえなかった。
さらに60もの秘密結社が、上納金、ギャンブル
売春、麻薬、偽ブランド販売などを資金源に
世界中で、暗躍(あんやく)中だ。
すべてイギリスを根城(ねじろ)とするイルミナティ
CIA、マフィアのネットワークを有効活用して。

8章 オナシス家

海運王や、ケネディ未亡人ジャクリーヌとの
再婚でよく知られている
アリストテレス・ソクラテス・オナシスとは
「イルミナティの王」とされ
麻薬、ポルノ、政治、事業経営部の担当だった。
「秘密のメッカ」トルコの
ユダヤ人の影が濃厚なスミルナ、サロ二カに出て
ニクソンを陰で操った成金王ハワード・ヒューズ謀殺
JFKの暗殺、身内の殺人事件など
オナシス家には血なまぐささがつきまとっている。
この血流の現在は、ビルダーバーグ・ソサエティの
超大物として睨(にら)みをきかす。

9章 ロックフェラー家より

精神病的犯罪者、ウィリアム・エイブリーに始まりながら
その後「初代石油王」ジョン・D1世により
瞬く間に財をなしたアメリカの夢の体現で広く知られる同家。
だが、その実態はやはり精神病的犯罪者のままに推移した。
一方で、その悪魔主義に満ちた生活は秘められ
FBIほかを駆使してもみ消している。

P338~

イルミナティのほとんどは多重人格を持っている。
高位の悪魔崇拝者が持っていない場合
強制される恐ろしい血の儀式のために
情緒的に破綻をきたす者が非常に多い。

ベルギー南部に一つの城がある。
これはマザーズ・オブ・ダークネス城である。
城の中には聖堂があり、この聖堂の地下室では
毎日小さな赤ん坊が生け贄にされている。
そしてその血はインクとして
反キリストが権力を握っていく歴史を
特別大きな本に書き込むのに用いられる。

この書物は24時間ほとんど休みなしに書き込まれる。
この手書きの本のなかの歴史を読めば
世界の主要なマスメディアが
だまされやすい大衆に対して行なっている宣伝活動の裏に
どんな真実があるのか明らかになるだろう。

この本で明かされている歴史では
アブラハム・リンカーンが
ロスチャイルド家の末裔であったことが語られている。
リンカーンは薔薇十字会の秘密の長であり
会員を率いる3つの最高会議メンバーだった。

アドルフ・ヒトラーもまた
ロスチャイルド一族の隠れた一員であった。
ヒトラーは高度な悪魔的
霊的支配へと向かうために血の犠牲を実行した。

ロックフェラーは第二次世界大戦中
戦争を長引かせるためにスペイン経由で
ヒトラーに石油を売っていた。

人類の歴史上起きた本当の歴史を知っているのは
「内部」の者だけということになる。

本当の決定や真の有力者は、世間の目から隠されてきた。
一般大衆が見せられるのは
イルミナティの操り人形がそこら中を歩き回り
イルミナティの台本通りに
盛大な演説をするステージショーなのである。

13の家系には、それぞれ自分たちの
マザーズ・オブ・ダークネスの仲間がおり
各家系がそれぞれ秘密の悪魔的指導者層を擁(よう)する。
魔界の王、女王、王女、王子たちである。

世界的な事項がどのように、またどんな理由で
さらに誰によって決定されるのか知りたければ
イルミナティについて研究する必要がある。

その本当の答えは
米国連邦議会の議事録にもなければ
かつての共産主義諸国の指導者たちの
長口舌(ちょうこうぜつ)にもない。

「ヒトラーの金脈」と題する書物がある。
物事の裏面を見るのをいとわない人たちがいることを
私は常々うれしく思っている。
ヒトラーが従っていた人々がいたのだ。
ヒトラーがともに儀式に向かったのも
ヒトラーを政権の座につかせたのも、その連中である。

10章 ロスチャイル家より

イルミナティの中での最強の一族。
いわく「世界の富の半分を所有する」「ユダヤの王」
だが、それらのどこまでが真実であり実態を語っているのか。
イルミナティの新世界秩序体制下に「富の半分」は
必然的に他と同盟するということだ。
同家の名は赤く描かれた六線星形の盾の紋から起こるが
それは「ソロモンの封印」とも称される
古代からの悪魔主義の系譜を象徴するものであった。
ここにまず結論を言おう。
イルミナティそのものが同家の同盟相手なのだ。

P365~

ロスチャイルドの祖先のなかには
ユダヤ教のラビ(導師)をしていたものが数人おり
ロスチャイルドに改名する前の一族の初期神秘主義は
ユダヤ教のカバラ主義、安息日厳守主義
フランク主義の形をとっていたと信じられている。

つまり、ロスチャイルド家は
バビロニア魔術に重点を置いた
グノーシス派悪魔崇拝を実践していた。

当然ながらロスチャイルド一族はみな
自ら悪魔崇拝者と称することはない。
しかし、我々の基準からその秘密の儀式や供犠(くぎ)
を考えると、同家は、まさに悪魔崇拝者なのである。

なお、秘密の聖典に載っている同家秘伝の家系図によると
遠祖は、偉大なバビロニアの武人統治者二ムロデ
(聖書ではバベルの塔の建設者)の子孫であるという。

近世に至り
ロスチャイルド家の姓がドイツ・フランクフルトで始まった。
ちなみにフランクフルトは当時、最も紙幣が普及していた都市である。

この頃の一族のほとんどは小売業者をして
フランクフルトのユダヤ人街に住んでいた。
ユダヤ人街は、ヨーロッパの反ユダヤ主義的傾向の産物で
生活状況はあまりよいものではない。

当時のアシュケナージ・ユダヤ人のほとんどが
姓を使用せず、代わりに一族の身元を表す
家紋を使う習慣のほうを選んでいた。

こうした家紋は主にユダヤ街の表側に
それぞれの住所を示すものとして掲げられ
看板に使われることもあったし
姓のようにその家の者を指すのにも使われたのである。

もちろん、ユダヤの中には
自らふさわしい姓をつける者もいたが
家紋を使う方がより一般的だった。

モーゼ・バウアーはこの少数派だったわけで
初期のロスチャイルド家は
バウアー(ドイツ語で農民の意)という姓を選択していた。
小売業者一家がなぜ農民と名乗ったのか。
おそらく人目につかないようにということだったのだろう。

バウアーの家系は今日まで存続しているが
1700年代のいつか同家の一人の男が
一族の自分の一派をその家紋「赤い盾」
(ドイツ語で「ロートシルト」)
言い換えれば「ソロモンの封印」にちなんで
ロートシルトに改姓した。
(英語読みはロスチャイルド)

いずれにしろ
マイヤー・アムシェル・ロートシルトは
フランクフルトの裕福な貨幣商であり
その家の前には看板が掲げられ、そこには家紋である
赤い六線星型(六光芒星形)が描かれていた。

六線星形は、ソロモンの封印、ダビデの盾
ダビデの星とも通称される非常に神秘学的である。

ちなみに今日
イスラエルの象徴として使用されているが
「ユダヤ人特有」のものではない。

六線星形はモレク(子供を人身御供にして祭ったセム族の神)
アシュトレト(古代セム族の女神)ほかの象徴だったのである。

さらにいうと六線星形は「サターン」(土星)
を表す象徴として使われていたが、このサターンは
「サタン」(悪魔)の秘教語であることが確認されている。

また、六光芒の星は
東洋の陰陽の象徴に相当するものと考えられており
善と悪の均等という魔王崇拝の概念を表わしている。

ついでながら
通称の一つは、ソロモン王が背教者となったときに
使ったことに由来すると考えられており
それ以降「ソロモンの封印」と呼ばれるようになった。
のちにユダヤ教やカバラ主義が
これを魔術的象徴として取り上げた。

さらにカバラ主義者やシオニストの振興(しんこう)を通じて
ソロモンの封印はユダヤ人のアイデンティティの象徴となったが
神秘学界はその本当の意味を知っている。

ユダヤ人のほとんどは
彼らの大事なダビデの盾(ダビデの星)に
神秘学的意味を見出すことに関心などない。

実際にダビデ王には六線星形に何の関係もなく
その息子のソロモンがアシュトレト(星)
を崇拝し始めたときに関係ができた。

ソロモンはこの星(つまり土星)に向けて祭壇を建てた。
土星というと農耕神サトゥルヌスが連想されるが
サターンもアシュタルトもほかにも多くの名前で呼ばれてきた。

サターンは、この閨閥(けいばつ)が
はるか昔から代々引き継いできたものを
理解するための重要な鍵である。

(閨閥:「政界・財界・官界や王室・貴族などにおいて
主に妻の親類を中心に結ばれ勢力を持った人どうしのつながり」
との意味をもつ言葉)

ローマ市はもともとサターニア
またはサターンの町として知られていた。
ローマ・カトリック教会の儀式のなかには
サターン崇拝の要素が多く残っている。

サターンはまたルシファーとも関係があり
さまざまな神秘学辞書では、悪と結びつけて考えらている。

サターンはミトラ信仰にとっても
(ペルシャ神話の太陽神・光明神でまた戦闘の神)
ドルイド教にとっても
(キリスト教改宗前のケルト族の僧)重要であった。

そうしてロスチャイルド家は
時代の波のなかにフランクフルトと
ナポリのロスチャイルドが姿を消す一方
ロンドン、パリ、ウィーンではますます栄え
19~20世紀に入りアメリカが世界経済の中心地化すると
ともに陸続(りくぞく)としてここに入ってくる。

なんにしろ、この国際銀行家たちの話すことを
聞いたりその著書を読んだりしていると
彼らが世界を動かしているのは金だと信じているということである。
金があればなんでもできる。
金は「神」であり、崇拝され奉仕されるものであるという考えだ。
使いきれないほど貯めた後でさえも金の信者である一族は
この邪神ながら有力な神に魂を売り続けている。

かつてアムシェル・ロスチャイルドは
「私に一国の経済を管理させてくれ。法律は誰が作ろうと構わない」
と言ったと報告されている。

今日、アムシェル・ロスチャイルドの子孫は
月に2回、ロンドンに集まって
世界に対し金塊の世界価格を指図している。
また、連邦準備制度が
アメリカ財政をどう扱うかについても指図している。

同時に、ロスチャイルド家には「金」の他にまた別の神がいる。
イギリス・ロスチャイルド宅の一つを
常時訪問できるほどの著名な証言者によると
一家の食卓には悪魔の席が設けられていた。
ロスチャイルド家は悪魔も崇拝しているということである。
ロスチャイルド家は何世代にもわたる悪魔崇拝者である。

フリーメイソン運動や
薔薇十字会運動の起源は中世の錬金術師たちにある。
中世の時代、錬金術は
哲学や科学であるとともに宗教でもあった。
当時の宗教的制限に対し反乱を起こした人々は
その哲学的教えを錬金の寓話の下に隠していた。

このようにして錬金術師は個人の自由を守り
嘲笑(ちょうしょう)はされたものの迫害は逃れた。
錬金術は三要素からなる術で
その奥議は三角形によってうまく象徴される。

ほかにも彼(マイケル・ベイジェント)は
その名も「魔術」と題する著作のなかで
「・・五角の星型。これは中世の錬金術では
割れた蹄(ひづめ)の印として知られていた」と語っている。

水銀は
錬金術の変成に使用されていた主要アイテムの一つであった。
(初期のアスター家が取り引きしていたものの一つ)
水銀を使って発生させた酸素は魔術的で神秘学的意味において
神オシリスと同一視されていた。

錬金術(アルケミー)は
古代エジプトが起源の錬金術魔術を実践していた。
錬金術は、本当のところ
秘教である悪魔崇拝的魔法の隠れ蓑だったのである。

錬金術師の第一人者は、ドイツ人の
リチャード・バウアーで14~15世紀のある時期を生きた。
鉛を黄金に変成することに成功した唯一の錬金術師といわれている。

この噂が比喩的な意味を持つものなのか
それともほかの意味を持つものなのかは見当がつかない。
このことで私が伝えようとしていることは
バウアー家が主要な錬金術一家であり
中世後半に隠れて錬金術魔術を実践していたということである。

ロスチャイルドとユダヤ人との関係は誤解を与えやすい。
一族の姿勢は「親ユダヤ的」と公表されているし
一族はユダヤ人のための慈善事業にあり余るほどの寄付をしている。

しかし一族のユダヤ民族援助は、ほとんどの場合
ユダヤ人の生活の方向性を支配し
一般のユダヤ人から利益を得るという
唯一の目的のために利用されてきた。

ロスチャイルド家はよくユダヤ人の王家として描かれる。
ロスチャイルド家の多くの主要人物は
「ユダヤ人の王」と称されてもきた。
しかしロスチャイルド家は、どの種のユダヤ教を支持しているのか。

「旧約聖書」を信仰し
非常に厳しい道徳律を持つ正統派ユダヤ教徒か。
いや、違う。それではイエス・キリストが
全人類を救うためにやってきた救世主(メシア)
であると信じるメシア信仰ユダヤ教徒なのか。
それも違う。

ロスチャイルド家は
人を欺(あざむ)くグノーシス派および
神秘学的カバラ主義の教えのカモとなった
ユダヤ人を支援しているのであり
さらには、イルミナティが支配する
シオニスト運動も支援しているのである。

シオニストがすべて陰謀に加担しているわけではないが
その現在の指導者や、これまでの最高指導者は
ロスチャイルド家の面々である。

ものみの塔協会の創始者で
アメリカにおけるシオニスト第一号
チャールズ・テイズ・ラッセルが
ロスチャイルド家と交際していたのも不思議ではない。

ところでドイツ人とトルコ人は
これまでずっと近しい関係にあった。
トルコからのガストアルバイター(出稼ぎ労働者)
にドイツで出会ったことが頭に浮かぶ。

第一次世界大戦で、トルコが
ドイツ側について戦ったことを読者も覚えておいでだろう。
ロスチャイルドを含む数人の有力なユダヤ人は
第一次世界大戦終結の際
ドイツに課せされた条約の文言を任せられた。

条約により、ロスチャイルド家は
ドイツが所有していたパレスチナの鉄道権を得た。
(その当時はオスマントルコ帝国の一部)

このようにしてロスチャイルド家は
パレスチナに関する方針を押し通す
確実な手段を得る道を開いたのである。

一方で、ロスチャイルド家は
トルコ共和国に貸し付けを行なっており
その額は1億ポンドに迫るものだった。

第一次世界大戦後、敗戦国側だったために
トルコ政府が崩壊するとロスチャイルド家は
そのトルコに対する貸し付けの未払いを理由に
パレスチナに対する権利を要求した。

イギリス政府はロスチャイルド家の命ずるところに従った。
イギリスはパレスチナに対する委任統治権を与えられ
ロスチャイルド家はイギリス政府内の代理人を通して
イスラエルの国へとつながる階段を築くことが可能となった。

そのようにしてロスチャイルド家は
悪魔の帝国が世界の資源、国々、宗教を支配するのを助けている。
一族は陰謀にはつきもので、注意深く見れば
その破壊的統治が通ってきた道を
過去3世紀の歴史を通してたどることができる。

すべての道はローマに続くということわざがある。
本書に関していえば、調査の道はすべてが
ロスチャイルドに続くということができる。

ユースタス・マリンズは、ロスチャイルド家が
1823年、全世界のカトリック教会の財務運用を
すべて引き継いだと書いている。

今日のカトリック教会のさまざまな金融事業は
ロスチャイルド家や
その他の国際銀行組織と連結した大規模な組織である。

ロシア皇帝(ツァー)の莫大な富は
ロスチャイルド家に信託されており
ロスチャイルド系イングランド銀行に3500万ドル
同じくパリ銀行に8000万ドルある。

しかし、同家はそれを操作し
法定相続人が1ペニーも引き出せないようにした。
ロスチャイルド家と姻戚関係にあるマウントバッテン家は
請求者が財産を少しも引き出せないよう法廷闘争へ持ち込んでいる。

同様にしてロスチャイルド家が資金調達をした
ロシア革命では、正教会の富の大部分が没収された。

言い換えれば、ロスチャイル家が
ロシア革命に投資した金は、ロシア社会民主党多数派から
直接、何百万ドル分の金塊で返却されただけでなく
ロシア正教会と皇帝の富の莫大な預金を略奪することで
それに倍する利益を手に入れた。

要するに、ロスチャイル家は、秘密結社だけではなく
宗教界にも多大な影響力と権力を行使しているということである。

一般の人々にとって
何が起きているのか区別することが難しいのは
一つにはロスチャイル家とロックフェラー家
両家の悪魔崇拝における精神的次元の高さについて
知らないということにある。

ロスチャイル家とロックフェラー家の
見せかけの対立を暴いたとして宣伝されている本を
これまでに1冊だけ目にしたことがある。

しかし、本当に宣伝通りだとしたら
イルミナティの権力構造に関する
人々の誤解を解くのに大いに貢献していることになる。

これまでロスチャイル家とロックフェラー家が
世界支配をかけて争っていると大いに誤報されてきたのだ。
確かにいくつかの分野で両家が激しい競争をしていることは事実である。
だが、その一方で、両家が多くの分野で
固く協力し合っていることもまた本当である。


つづく