2007年8月発行
↑より抜粋
国家という「仮想の牢獄」にみなさん
もうそろそろ気づいてください。
1990年代は、カナダと日本を頻繁に往復していました。
カナダが生活の拠点であり
仕事をするのはもっぱら日本というスタイルだったのです。
私(エハン)は、アナーキストではありませんが
国家という制度はまったく必要ないものだと思っています。
国家は仮想の存在であって、裸の王様です。
国家というブランドを国民1人1人がもたされてしまい
大きな勘違いをしているだけです。
国家の必要が無くなれば、納税制度も必然的に崩れていく。
なぜなら、納税は居住(レジデンス)している場所だけで
仕事をすることが前提の制度だからです。
アメリカ人ならば
アメリカで一生仕事をし続けるということになっている。
しかし
インターネットを使って世界中で仕事をするようになれば
いったい税金はどうなるんでしょうか。
この盲点にいち早く気づいていたのは
何よりお金を持った人たちです。
金持ちは、税金の制度を勉強しているから詳しく知っている。
たとえば、春はヒマラヤで瞑想、夏はカナダで生活
秋は日本で仕事、冬はパナマで休暇。
そんな生活をしている人を、政府はコントロールできません。
1ヵ国に所属せず、フリーな生活を楽しむということを
実際に一部の人たちはやってきたのです。
「一国の納税制度に縛られる必要はない」という
エリートたちが秘密裏に実行してきた
ライフスタイルを教えてくれたのが
「ザ・ソブリン・インディビジュアル」
(自分で自分を治める、独立個人)という本でした。
イギリスの超エリートが書いたから
アメリカの内国歳入庁も下手に邪魔できない。
だから、このきわめて3次元的な世界の話でありながら
読んだ時は、とても衝撃を受けました。
実際に私(エハン)も試しました。
カリブ海の銀行口座を開いて
自分の居住区をカナダにしました。
カナダでは申告しませんが、全部合法です。
日本語で「脱税」という言葉がありますが
申告段階で、数字をごまかすのは明らかに違法であり、逮捕されます。
申告するという行動が何を意味するかといえば
国家と契約するということと同義です。
これをラテン語で言うと
「アサムシット・コントラクト」直訳すれば
「契約のようにみえる、推測される」
といった意味です。
重大な契約であるのに
内容を知らされないまま一方的に結ばれる。
いったん署名したら最後、その瞬間に
国家という仮想の牢獄に組み込まれていくのです。
署名さえしなければ、契約したことになりませんから
国家は何もできません。
私は住居はカナダに構えていましたが
仕事は日本でしていたので
カナダでは申告をしませんでした。
どこで仕事をしても、カナダで申告しなければいけないと
みんな思っているわけです。
カナダ人の99%は申告しなければいけない
違法だと思い込んでいる、いや、思わされているんです。
そうは言っても、私がカナダのパスポートを持っていたので
いずれカナダ政府と闘いが起こる事は、想定していました。
案の定、カナダの不動産を売却した時に税務署から
7枚の封筒が届きました。
私の家内は見た瞬間に震えましたが
「これは単なる封筒にすぎない。税務署はこれが狙いなんだ」
と、妻を叱りました。
税務署からの手紙を読んでみると、署名がありません。
署名がないということは、法的には意味をなさない。
つまり、暴力団の脅しと同じです。
99%のカナダ人はそれを分かってないから
読んだ瞬間にビビッてしまうんです。
署名して申告すると、そこから契約が発生してしまう。
だから税務署はその署名を求めているのです。
税務署としては、署名がないと何も始まらない。
その手紙には、こう書いてありました。
①あなたは次の場合であるならば、申告しなければなりません。
②もし還付金を求めるのであれば、申告しなければなりません。
③税金を払わなければいけない場合は、申告しなければなりません。
①の文章は、絶対的にやらなければいけないとは書いていない。
「If(イフ)」(もし)という言葉があるので
それは特定の条件下に限られるわけです。
「イフ」という言葉のパワーはすごい。
②については
還付金を貰うつもりは無いから、申告の義務はないという事。
③は、まったく無意味。
当初から関係がないのだから、申告する義務もない。
税務署の手紙は、100%無意味な文章だと分かりました。
しかし99%の人間は、そうは考えない。
疑問さえ持たない。
これは署名のない、単なる脅しの手紙だったのです。
私はすぐにカナダの財務大臣宛に内容証明で手紙を出しました。
「コラ!お前!」というくらいの気迫で綴りました。
「署名もしない脅かし屋様。
私が申告しない理由は、これこれの理由です。
もしこの主張が間違っているならば
3週間以内に私を逮捕してください。
逮捕しないのであれば、私の主張が正しいという結論になります。」
はたして、その結果どうだったのか。
大臣から何も返事は来なかったし、逮捕もされませんでした。
国家の牢獄から解放された記念すべき瞬間でした。
私は「独立個人」になったのです。
タックス・ヘイブン(租税回避地)もそうですが
かなり勉強しないと、そこにはたどり着けません。
自分のパワーに気づいた人間は
ものすごくパワフルになれる。
誰もが無限の力を持っているのですが
それに気づかず封印しているだけなんです。
アメリカが一番豊かだった19世紀末には
所得税はありませんでした。
あったのはガソリン税だけ。
街の小さなパン屋さんだって、家を買う事ができたし
馬車を買う事ができた。
10人子供を抱えても豊かに暮らす事ができました。
現在はどうでしょう。
2人の子供を抱えるだけでも暮らしていくには大変な時代です。
当時と何が違うのか。
それはFRB(連邦準備制度)と
日本の税務署にあたるIRS(内国歳入庁)ができた事です。
IRSは政府機関ではなく、あくまで民間の「会社」です。
さらに、IRSは、アメリカ国内には登録されていません。
カリブ海のプエルトリコに登録されているのです。
FRBとIRS
その名前は、政府の公的機関のような印象を与えますが
とんでもありません。
世界中の経済ジャーナリストもすっかり洗脳されてしまって
本当の事にたどり着けないありさまですが
これらの組織はアメリカ政府とはいっさい関係なく
ロックフェラーなどの大富豪の家族、モルガン財閥や
シティバンクなどが集まってできたものです。
私的な団体が、世界の基軸通貨を発行している。
そんなはずはないと皆思いますが、これは真実です。
1913年にジキル島という所に支配エリートたち
10人ぐらいが集まって秘密会議を開いて
そういうカラクリを作り上げた。
勝手に紙幣を刷って、どんどん利子を付けていく。
アメリカだけでなく、日本銀行も同じ事です。
日本銀行は、ナスダックに上場されていますが
誰もその株券を買う事ができないそうです。
米国に中央銀行を設立する陰謀は、過去にもありました。
まず、トーマス・ジェファーソンが1812年に
米国ファースト・バンクの設立許可の更新を
拒否した史実があります。
英国銀行に支配される英国が
米国に対して2度目の宣戦布告をしたのはそのためです。
その戦闘中、英国軍を決定的に破ったのが
アンドリュー・ジャクソン将軍を一躍有名にした
ニュー・オリンズの戦いです。
その後、ジャクソンは大統領となりましたが
大統領任期中、銀行家たちが
ロスチャイルドのコネを使ってセカンド・バンクという
第2の中央銀行を米国に設立していた事が露呈しました。
この銀行は政府の金を使って機能し
その資本もすべて政府からの預金でした。
それを知ったジャクソン大統領が
即座にその金を銀行から引き出してしまったため
その銀行はただちに潰れてしまいました。
こうして2度におよぶ中央銀行設立の試みは
2人の米国の英雄によって失敗しましたが
この2人の真の偉大さについては、米国民は何も知りません。
その理由は
歴史の教科書は銀行家の支配下にあるため
この2人の偉業、つまり銀行家に対する勝利については
触れようとしないのです。
トーマスやアンドリューは
無知で成功しなかったなどと書かれていますが
彼らの大統領としての業績は素晴らしいものです。
何と言っても、銀行家に勝ったのですから。
そのために銀行家は、今だに彼らを憎んでいる。
このような2度にわたる中央銀行構想の挫折にもかかわらず
国際銀行家は決してあきらめようとはしませんでした。
1913年11月に
ジョージア州のジキル島に密かに集まった銀行家たちは
ロスチャイルド家の米国代表である
ポール・ウォーバーグが書いた草案を承認しました。
FRBは3回目の実験だったんです。
そして「Federal:フェデラル(連邦)」
という言葉で国民を騙したのです。
「連邦」と言われれば
なんとなく政府機関のような感じがするでしょう。
「フェデラル」は、マジックワードです。
アメリカの豊かさは1913年で終焉しました。
本当の世界経済を誰も知らない。
天文学的な巨額の赤字は誰が作ったのか。
税金もまた義務だと思わされているんです。
道路を作ったのは、政治家ではありません。
道路を作ったのは、建設会社。
ビルを建てるのも政府ではなく、みんな個人が作るのです。
管理するためには政府が必要だと思うのは
そういう思想を植え付けられたからです。
これらの事実は陰謀論でも何でもない。
きちんと説明すれば、誰もが納得する事です。
聖書に不思議な言葉があります。
「持っている人は、さらに与えられて豊かになるが
持っていない人は、持っている物までも取り上げられる」
一見、デモクラシーの論理に反する不公平な言葉です。
しかし、誠実な言葉でもあるんです。
自分のパワーに気づいた人は、パワーがますます増していく。
しかし、その3次元世界のフォースにはめられた人は
全部取られてしまうという事です。
すべての人間が無限のパワーを持っている。
だから独立個人とは、中丸先生の表現を使えば
「すべての人間は神の子である」
というのと、大きくは同じ事です。
おわり
