4巻62ページより

 

 

カインとアベルの話も

名称は異なるが世界中に存在する話であり

これは爬虫類人が遺伝子操作して創作した

2つのタイプの新人種を象徴している。

 

爬虫類ハイブリッドの王族を象徴するのが「カイン」である。

キリスト教、イスラム教、ユダヤ教では

カインは、アダムとイブの第一子だったと言われている。

創世記では、カインは「悪徳」な存在とされており

その子孫は「カインの印(マーク)」を持つとされている。

それでもイルミナティの秘密結社ネットワークの上層部は

「カインの息子たち」を自称している。

 

聖書の物語では、カインは、弟のアベルを殺したことになっているが

カインの原型は

クロノス(サトゥルヌス)、ヘルメス(メルクリウス)

ゼウス、バルカン、オケアノス、オシリス、オアンネス

ダゴン、モロク、バアル、オーディン、ウォタン

ヴォタン、ヴィラコチャ、ケツァルコアトルと

世界中の伝説に存在している。

 

もう一つのカインの別名が

さまざまな議論を呼んでいる

南フランスのレンヌ=ル=シャトーの謎の教会の入り口にある

アスモデウス(マンディ王、地球の王)であると言われている。

イルミナティのテンプル騎士団は

レンヌ=ル=シャトーの謎に深く関係しており

なぜ、この丘の上の村にある小さな教会が

多くの伝説、神話、噂、オカルト象徴に満ちているのかに関係している。

こうした象徴や宗教的な話の全体を貫く重要なポイントが、血筋である。

 

イスラエルとパレスチナの死海の沿岸にある洞窟で

1947~56年に

「死海文書」と呼ばれる900件ほどの文書が発見された。

そこには、現在我々が読んでいる

大幅に編集・検閲された聖書とは異なる旧約聖書の文章もあった。

例えば、死海文書には、こう記述されている。

 

「そしてアダムは、その妻イブが、サムマエル

(サタン、「残忍な刈り取り者」、ユダヤ人にとって悪魔の王子)

によって懐妊し、カインを産んだことを知っていた。

カインは、天国の存在のようで、地球の存在のようではなかった。

そしてイブは、主の天使から男子を得たと言った。」

 

「天使」とは、爬虫類の「神々」の象徴である。

シュメール人は、神々の奴隷であることを自覚していたが

この認識は現代の世界では失われてしまった。

シュメールの専門家で

高い評価を受けている学者のサミュエル・ノア・クレイマーによると

シュメール人たちは、本当に自分たちが神々の奴隷であると信じていて

決して反抗しようとはしなかったという。

苦しみは人間の宿命だということだ。

そしてクレイマーは意味深長な事実も付け加えている。

 

「彼(シュメール人)は

自らが堕落した存在であることを認識しなければならなかった。

なぜなら、賢人の言葉を借りれば

「原罪で汚れていない子を産む女はいない」からである。」

 

この原罪というものは

古代の物語を盗用するキリスト教に引き継がれていったが

全て爬虫類人の遺伝子操作に関係している。

そして、人々に自らが無力な存在と信じ込ませることで

昔も今も、人間を抑圧するための基盤となり

基本的なテクニックになっている。

人間は、動物と大差ない劣等な存在であり

神々に服従しなければならない存在だった。

今日の世界を見れば、今でも変わりないことが分かるだろう。

 

原初の交配は

主としてクローン技術と「試験管」手法によって実現され

これが現代の一般的な地球人類の起源である。

日本人や中国人のような東洋人は

多くの人が「エイリアン」という言葉を聞いたときに連想する

「グレイ」という蟻のような存在の遺伝子要素が付加されている。

グレイは、爬虫類人によって遺伝子組み換えされた

魂のない生物的コンピュータ・システムである。

爬虫類人の召使い・歩兵として行動する生物ロボットである。

「ロボット」と言っても

今日のようなロボット技術のことを想像しないでほしい。

それより遥かに進歩した技術である。

 

地球に関連性の深い種としては、この他に、地球外に起源を持ち

ブロンドで背が高く、青い目をした、人間のような人々がおり

これはUFO研究者の間では「ノルディック」と呼ばれている。

彼らは、地下に植民地(コロニー)も持っており

第三密度でかなり自由に活動できる。

人間のような容姿をしているため

気付かれることなく人間の社会に溶け込むことができる。

地球内と地球の周囲には、我々の知らない非人間種が多く存在

その中には研究者たちが「インセクトイド」と呼ぶ昆虫のような存在もいる。

 

だが、遺伝子と支配という意味では、爬虫類人種が主たる存在である。

彼らは、現代の人間と比べても、遥かに進歩した遺伝子操作技術を備えており

まして大洪水後の古代世界の人間では大きな技術の差があったのである。

 

シュメールの粘土板(タブレット)は

爬虫類人のアヌンナキの一流科学者であるエンキが

(キは地球を意味し、地球の領土を意味する)

医学専門知識を持っていたことと

いかにして当初の交配計画を指揮したかを伝えている。

数多くの失敗とおぞましい創造物が出来上がった末に

エンキとその同僚の女は、シュメール人が「ル・ル」(混合された者)

と呼んだハイブリッド人間を創作した粘土板(タブレッド)は伝える。

これが聖書のアダムになったようである。

 

いみじくも、シュメール語で人間のことを「ル」と呼び

これは、元来「労働者」「召使い」を意味し

家畜化された動物という意味も含んでいた。

聖書では、アダムの肋骨(ろっこつ)から

イブを創造したことになっているが

「肋骨(リブ)」のもとになった言葉は

シュメール語の「チ」であり

これはゼカリア・シッチンの翻訳によると

「肋骨」と「生命」の両方を意味する言葉だった。

アダムの人種の「生命」もしくは生命のエッセンスから

創造したというほうが、肋骨よりも遥かに意味が分かりやすい。

 

聖書で「地の塵(ちり)」からアダムが創造されたと記述しているのは

シッチンによると、実際には「生命たるもの」を意味する

「チ・イト」というシュメール語だったという。

新しいアダムの人種は

アヌンナキのDNAと人間のDNAを結合して実現した。

今日の遺伝子学者も

これと同じ「遺伝子接合」と呼ばれる技術を使っており

単純化して言えば、映画のフィルムの一部を切り取って

別の場所にはめ込むようなものである。

もっと正確に言えば、2本の映画から

部分的にフィルムを取り出して合成するようなものである。

 

そうしてハイブリッドができ上がり

どちらのDNAをたくさん使用したかによって

どちらの形質が優勢になるかが決まる。

古代の記録にあるように、爬虫類ハイブリッドには

爬虫類人そのままの容姿のものもいれば

人間のように見えるものもいる。

爬虫類人は、秘密が漏れないように

ハイブリッドを人間のような外見にしたいと思っていた。

 

人間の起源を専門に研究しているロイド・パイは

人間のDNAには4000点以上の欠陥があると指摘している。

チンパンジーやゴリラには、数百点の欠陥しかない。

遺伝子の接合には、莫大な数の失敗が付きものであるが

そうした失敗以外にどのような原因が考えられるだろうか。

遺伝子操作がなされた事実の証拠は、人間のDNAにあったのである。

 

「遺伝子の一部が切り取られ、入れ替えられ

ひっくり返してゲノムに再挿入された痕跡がある」

 

とロイド・パイは言っている。

染色体も融合されており、高等霊長類のチンパンジーやゴリラと比べて

人間の染色体が2本少ないのはそのためである。

そうした融合は実験室でしか見られない。

 

この明らかな事実を

主流の科学者は、受け入れようとしないし、研究しようともしない。

彼らの仕事を管理する研究機関や

その運営資金を通じて、血筋に支配されているからだ。

公式な見解を繰り返してさえいれば、資金と地位を得ることができる。

 

真実を言ったり、追求しようとすれば

組織的に仕事と地位を奪われることになる。

医療の世界も同じだ。

医者たちが、外科手術のメスと薬にばかり目を奪われていなければ

治療可能な病気で、毎年何百万人も死亡している。

 

この遺伝子操作で最も重要なポイントは

今日の人類の状況を理解する上でも極めて重要なことだが

もともと活動状態にあったDNAの12本の螺旋らせん

(ストランド)が2本に削減されていることである。

新たに遺伝子操作で創造された人間は

爬虫類人の神々の奴隷となるように創造されたのであり

前述の通り、シュメール人もそう思っていた。