4巻46ページより

 

 

聖書も含め、世界中の古代文書では

この爬虫類の独裁者一派をさまざまな名称と形態で記述している。

例えば、「蛇の神々」、「蛇の女神たち」

エデンの園で象徴的に描かれた蛇である。

エデンの園のアダムとイブの物語の起源はシュメールにあり

シュメールの粘土板(タブレット)には爬虫類の「神々」の

庭園のことを「エディン」または「エデン」と記してある。

ご存じの通り、聖書では、蛇がイブを誘惑したことになっている。

 

「ハッガーダー」というユダヤの古代文書では

エデンの園の爬虫類のことを、単なる蛇ではなく

2本の足を持ち、直立するとラクダの高さになる蛇と記述している。

1945年にエジプトのナグハマディで発見された古代文書には

アダムとイブは、ゴツゴツした光る肌をしていたと書いてある。

ユダヤの伝承では、イブは「ネフィリム」の先祖(母)だと考えられており

「生命」と「蛇」を意味するヘブライ語の言葉と関連付けられている。

聖書では、ネフィリムは、「人間の娘たち」と交配した

「神の息子たち」と記述されている。

 

「その頃、地球の内部には、巨人たちがいた。

そして、その後に、神の息子たちが人間の娘たちのところにやってきて

子供を産ませたときにも、やはり巨人たちは地球の内部にいた。

その子供たちが、力強い人間になり、昔の名士になった。」

 

これと同じ話が、世界中の古代文書に発見できる。

ここ[創世記6章4節]では、「神」と単数形になっていて

誤解を招いているが、もともとは複数形で「神々」である。

 

ときどきキリスト教系のラジオ局で爬虫類人に関して質問されることがあるが

そんなときは「エデンの園の蛇は、言葉通りの蛇だと思っていますか?」

と簡単な質問を投げかけることにしている。

これまで何年も人々と関わってきたが

自らの奇怪は思い込みのことは決して疑うことなく

他人の見解を嘲笑する人が多いことには驚く。

 

エデンの蛇は

人間のように2本の腕と足を備えて直立する爬虫類人だと言うのと

人間の言葉を話す蛇だと言うのと、どっちが極端で狂っているだろうか?

蛇(サーパント)を意味する古代ヘブライ語は「ナハシュ」であり

これは本来、普通の蛇(スネーク)を意味するものではなく

人間と交流可能な高い知性を備えた狡猾な存在を意味していた。

 

ナハシュは、2本足で直立歩行していた。

聖書の大部分は、翻訳と改竄によって本来の意味を失っている。

聖書は、神の比類なき言葉とされているが

実際には古代の物語の寄せ集め

(象徴的な表現もあれば、事実そのままの表現もある)

であり、この「神聖な書物」とその宗教

(ユダヤ教、キリスト教)よりも

何千年も古い伝承を複製し、書き直したものである。

 

聖書で「アブラハム」と呼ばれている男が

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教で

極めて重要な人物であることは偶然ではない。

アブラハムは、シュメール(メソポタミア)の地の

バビロン(シナール)のウルの出身とされている。

また、1975年に、ユダヤ教、キリスト教

イスラム教で崇められている都市、エルサレムの名称の起源が

シュメールとバビロニアの粘土板(タブレット)に書かれていた

「ウル・サ・リム」であることが発見されたのも、偶然ではない。

シュメールの専門家は、「歴史はシュメールに始まった」の中でこう述べている。

 

「このように重要な結果を生み出した「聖書の地」で

実施された考古学調査は、聖書そのものの起源と聖書が

存在するに至った背景にも光を当てることになった。

今や我々は、いつの時代も偉大な古典であった聖書が

空の花瓶に突然現れた造花のように、どこからともなく

出現したものではないことを知っている。

この書物の根は、遥か過去に伸び、近隣する地域に広がっている。(略)

シュメール人は、ヘブライ人が登場する遥か前に消えているため

ヘブライ人に直接の影響を与えていないことは明白である。

だが、彼らが、パレスチナのヘブライ人の先人である

カナン人に影響を与えたことは疑いの余地がない。

これが

シュメールの文書と聖書のいくつかの文書に類似点があることの説明になる。

この類似点は、バラバラに存在するわけではなく、つながって存在することが多い。

(略)本当に似ている。」

 

聖書の巧妙なごまかしの一例が、「モーゼ」の話である。

聖書では、パピルスの籠に入った赤子のモーゼが川に流れているのを

王女が発見し、王家で育てられたことになっている。

これももとになる同じ話が、紀元前2500年頃のバビロンの王

アガデのサルゴン(アッカド)の話として、ずっと昔に存在している。

 

すでに述べた通り、聖書のノアの洪水の物語は

シュメール、バビロンなど古代メソポタミアの諸文明で語り継がれていた

話の逐語(ちくご)的と言ってよいほどの複製であるが

旧約聖書(特に創世記と出エジプト記)の大半もそうである。

メソポタミアの原典では、ノアは「ギルガメッシュ」と呼ばれ

彼に洪水を生き延びる箱舟(アーク)を作るように警告した

「神」の名は、面白いことに「エンキ」だった。

このエンキは、古代メソポタミアの粘土板(タブレット)によると

「アヌンナキ」と言われる地球外の人種のリーダーであり

科学者、遺伝子学者だった。

研究者のゼカリア・シッチンは、アヌンナキは

「天から地に来た者」と解釈できると言っている。

粘土板(タブレット)は、アヌンナキのことを

人間と交配してハイブリッド血筋(「神々」の血筋と思われていた)

を創造した地球外の爬虫類人種として記述している。

 

 

2003年にイルミナティのネットワークが

シュメールの地(現在のイラク)を侵略し

古代メソポタミアから伝わる値段のつけようのない

かけがえのない遺物を所蔵した博物館を計画的に略奪したときも

私には意外感はなかった。

この博物館の所蔵品は、うまく解読すれば

人間の歴史全体を塗り替える可能性を秘めていた。

その略奪は、全て計画的に行われ、博物館だけでなく

イラク全域でまだ調査されていない古代遺跡も対象になった。

 

エデンの園の蛇の姿?!