7巻85ページより

 

 

全てを統合して考えると、我々が住んでいる地球社会が

いかに爬虫類脳を集団的に表現したものに過ぎないかが理解できるだろう。

その原因は、いよいよ明瞭になるつつある。

我々を爬虫類人の蜂の巣心理と信号に接続し

我々の行動と認知を指揮しているのが

人間の脳の中にある爬虫類脳である。

爬虫類脳に巻き込まれないようにすればするほど

この重症なまでにバランスの欠如した存在による

支配から脱却することができる。

 

我々の社会が、我々を爬虫類脳の解読システムを

閉じ込めるような感情的反応(全て恐怖を基盤としている)

を煽るように仕組まれているのは、ここに理由がある。

そして、世界の人々が、常に恐怖、不安、ストレス

悩みを抱えている理由も、このように理解できる。

特に重大なのは、我々は「生き残れないかもしれない」

という恐怖の中で全生涯を過ごすように圧力をかけられ

操られていることである。

それは死の恐怖という意味だけではない。

 

生き残り反応には、配偶者を失う恐怖、仕事を失う恐怖

住み家を失う恐怖、マネーがなくなる恐怖

「神」の恐怖、「悪魔」の恐怖、ありとあらゆる恐怖が含まれる。

蜂の巣心理は、人々を不安の状態に保ち

我々を不安にするようなことが何も起きてない内から

腹の中でくよくよと悩ませる。

 

先に指摘した通り、爬虫類脳には、現実と想像の区別がつかない。

何か心配になること、恐怖心を抱くようなことを考えただけで

まるで実際にそれが起きているように爬虫類脳は反応する。

こうして不安な状態は途切れることなく続き

表層で意識していないときでも

常にバックグラウンドで実行されている。

 

前に言ったことがあるが、人間というものは

本当の幸福とか満足を知ることがない。

不幸の度合いで幸福を測っているからだ。

あまり幸福でないと感じたり

不安を感じることがあっても

もっと極端な状態の不幸や不安と比較することで

幸福や充足を感じてしまう。

こうした日々の不安、恐怖、生き残りへの懸念が

あらゆる形で低い振動の感情エネルギーとなって

爬虫類人のエサを供給しており

他にもさまざまな影響をもたらしている。

 

 

生き残ることができないという恐怖に取り憑かれた人々は

爬虫類脳と蜂の巣心理の支配下になり

生存に対する脅威と認知した対象から守ってほしいと

政府・軍など支配システム全般を支持し受け入れ

さらには対策を要望するようになる。

 

全ての戦争は、爬虫類脳によって戦われている。

殺すか殺されるか、敵か味方かの状況で

誰しも自分のために戦う。

征服戦争は、爬虫類脳の反応である。

攻撃的、冷血、儀式的な行動、支配欲、権力欲、所有欲

「縄張り」、力が正義なり、社会階層

「原始的な感情反応」である。

 

 

誰にも危害を加えない子供たちを冷酷に殺害したのは

冷酷な爬虫類脳の性質であり

その他の筆舌(ひつぜつ)に尽くせない「戦争行為」もそうである。

敵を殺すだけでは十分でない。

苦しめ、手足を切断し、あるはずのない慈悲を乞わせて叫ばせる。

戦争は、爬虫類脳によって布告され

爬虫類脳によって戦闘がなされ、爬虫類脳によって正当化される。

爬虫類脳は

戦争に必要なものが全てセットになったまさに戦争装置だ。

 

また

変質者、連続殺人鬼、強姦魔、小児虐待者を管理するメカニズムでもある。

こうした性質を途方もない規模で備えているのが

他の本でも書いているが、すっかり爬虫類人の遺伝子が

優勢な爬虫類人ハイブリッド血筋である。

こうした病的な連中が、実行の前に

しばらく犠牲者を監禁し、不安状態に置く理由は

極度のレベルの恐怖を生み出し

それを憑依している爬虫類人がエサにしている。

悪魔崇拝の儀式において

犠牲者に生け贄になることを知らせておきながら

恐怖が最大化されるように

儀式を長引かせるのも、同じ理由である。

 

生き残りとそれに付随する争いへの爬虫類脳の執着は

戦争にとどまらず、あらゆる人間関係のレベルに存在し

権力と支配をかけた対立、社会的地位、財産

影響力を拡大する競争、あるいは、錯覚であろうと

何であろうと脅威と思ったものに対する自己防衛

といった人々の行動の中にも見られる。

 

我々は相互の恩恵のために協力することもできるが

爬虫類脳と月のマトリックスの蜂の巣心理は

競争・勝利・征服を望んでいる。

その根底に流れているのは、最適者・最強者の生き残り信仰

(またしても生き残り(サバイバル)だ)であり

共食いの世界という認識だ。

 

誰かが勝つということは、誰かが負けなければならいが

負けるのは自分ではない。

それはバカげているが「共食い」という言葉を

考案したはずの爬虫類脳にそう諭(さと)してみよう。

この油を塗った棒を必死でよじ登るような競争結果

少数の者が遥かに必要限度を超えて所有する一方で

他の多数が飢え、必需品さえ不足して苦しむという状態になる。

 

根源意識がそんなことをするだろうか?

そんなことはない。

だが、覚醒していない意識であれば

プログラムされた心と爬虫類脳によってそうなるだろう。

勝つことは生き残ることと同義であり

負けることは生き残れないことと同義となり

人間は勝敗に夢中になった。

 

勝つことは、地位、支配、権力であり

負けることはそれら全てを失うことだ。

支配したいという欲望は、その対象が

配偶者であれ、子供であれ、状況、国、世界であれ

全て爬虫類脳に由来している。

やはりサバイバル・メカニズムであり

支配権を拡大するほど

生き残りのチャンスは大きくなるという認識である。

 

イルミナティの爬虫類人ハイブリッドは

予測不可能な人間や状況が怖くてたまらないため

両側(全ての勢力)を支配することで

確実に結果を把握しようと必死である。

 

世界経済もこの手法で支配されており

いわゆる「資本主義」の自由競争でさえない

「カルテル」で支配されている。

市場は、望んだ結果を確実に出すように不正に操作されている。

 

爬虫類人とハイブリッド血筋も

大部分の人間と同じように

流動的な状況に極端な不安を感じる。

蜂の巣心理につながっているという点では同じだからだ。

爬虫類人の場合は、その程度がより極端なだけである。

もっとたくさんの「もの」を欲しがること

何でも過剰にほしがることも爬虫類脳の特徴である。

 

 

知性か爬虫類脳かという選択になったとき

勝つのはいつも爬虫類脳である。

この内なるトカゲを満足させると、弊害が発生する。

飽くことない食欲により

アメリカ人は20年前と比べ、平均して4キロも太り

過去に例がないほど心臓病と糖尿病にかかりやすくなった。

債務を山のように積み上げ(クレジットカードの

延滞手数料は1996年以来3倍に増加し

毎年730万ドルになっている)

狂ったように化石燃料を燃やしている。

本来ならば欲しくもないもの、使うことさえないものを

我々は求めている。