7巻32ページより

 

 

マトリックスは、広大な仮想現実宇宙の中の小さな周波数帯域である。

我々は、肉体という送受信システムの操作

そのシステムに侵入する月からの現実信号の送信により

マトリックスに閉じ込められている。

 

また、人間のDNAや遺伝子は、電磁場など振動場によって

集団的に抑圧したり変更することも

可能であることを忘れてはいけない。

そして、それは必ずしも「物質」的になされるとは限らない。

 

DNAは送受信機であり、その波長に対して符号化された

周波数を送信できれば、DNAの構造を変更し

人間の肉体の形態を「進化」もしくは変更することもできる。

DNA受信機を備えているものであれば

動物も植物も同じである。

 

そうなると、「進化」とはそもそも何なのかについて

まったく新しい視点が得られる。

「進化」は、仮想現実の構築物である太陽が放出するフォトン

(符号を含む)を通じて起きている。

そして、そのフォトンの情報に月から不正な操作がなされ

それが「進化」をもたらしているのだ。

光の中に符号化された情報は、我々が集団的に見るもの

聞くもの、触るもの、味わうもの、嗅ぐものを決定し

時間、空間、距離の錯覚

さらに「動く」という錯覚までもたらしている。

 

爬虫類人とハイブリッド血筋の陰謀団も

ゲームのルールを無視することはできない。

彼らもまた広大な仮想現実の一員であり

それに従属しているからだ。

だが、彼らには、自分たちの目的に沿って

ルールを利用しねじ曲げる能力があり

実際にそうしてきた。

その道具が月である。

 

 

月が人間の知覚や地球上の生命に

及ぼしている作用は明らかである。

月は、心と感情に密接に関与している。

古くから民間伝承では、月は発狂

(心神喪失)と関係があると言われてきたが

この研究では人間の生活の細部に至るまで

深く月が作用していることが発見された。

 

彼らは、独自の研究に加えて50件もの研究を評価し

月のサイクルの特定の段階で

医者や警察の仕事が増えることを指摘している。

満月のときには医者の予約が3.6%増加し

新月と満月のときには痛風とぜんそくの発作が

最大を迎えることが明らかになった。

ホルモンのバランスや、膀胱も影響を受ける。

手術後出血事故の82%は、新月か満月の付近で発生している。

新月や満月付近では

手術そのものの件数は少なかったにもかかわらずである。

月の女神は常に生殖と出産に結び付けられるが

月は生殖に根本的な影響を与えている。

 

ニューヨークでの14万件の出産データには

月の29・53日サイクルによって出産に

「体系的な変化」が見られ

下弦でピークになることを示している。

その報告によると

「受胎がピークを迎える時期からして

満月直後の明かりが減退する時期に

排卵が促進されることがうかがえる」という。

 

月のサイクルが人間の生殖(特に受胎)

月経、出生率に作用しており

こうした作用は、以前考えられていたように

地球を引き寄せる月の重力によるものばかりではなく

月が人間のホルモンに与える作用もあると述べた。

受胎、自然流産、甲状腺疾患も影響を受けており

月の重力が、免疫システム、ホルモン、ステロイドに

作用しているためではないかと博士は示唆している。

 

 

もしもこうしたことをコントロールする能力があるとしたら

どれほどの支配・影響を及ぼずことができるか想像に難くない。

満月の時期に犯罪が増えることが統計で判明しており

殺人件数を月のサイクルと照合すると

ともに増減していることが分かった。

新月と満月が近付くと殺人率は急上昇し

上弦と下弦では減少していた。

 

 

ギリシャの哲学者アリストテレス

ローマの歴史家の大プリニウスは

月が、潮流に影響を与えるように

最も「湿潤」な器官である脳に影響を与えると信じていた。

現代の科学ではこれを否定する見解が多いが

月がどれほど人間の認知に影響しているかを理解していない。

それは月が動作している波長の多くは

科学では測定不可能だからである。

 

ヴェーダの占星術は、人間と地球への作用という観点で

惑星や月の位置や動きを解釈する古代インドの天文体系である。

その起源は、何千年も前のインダス文明以前にさかのぼる。

それによると、月が心を支配し、思考も感情も支配しているという。

 

また、月は水星の父であり、水星(知性)は月から生まれたという。

この体系によると、水星が理性的な心を支配し

月はそれ以外の全て(過去の記憶、条件付けされた行動パターン

感情的な反応など)を支配する。

こうした行動パターンや反応は、まさに人間支配の基盤であるが

これは十分な理由がある。

 

人間は月から支配されているのだ。

我々はそれほど月の影響を受けていないと言う人は多いが

ゴキブリのような小さなものであっても

新月と満月に連動し

血液の化学的組成にストレスに関連した変化が生じる

という実験結果が示されている。

 

これは月によって誘発された地球の電磁場の

変化によって生じているのではないかと言われている。

まさにそれだ。

月の影響は、「物質」的経験のホログラム領域の全てが現れる

もとになっている非物質宇宙(情報の設計図)で発生している。

電磁的な変化が、ホログラムの変化になる。