7巻26ページより

 

 

マトリックスの向こうの本来の仮想現実宇宙は

科学者が「暗黒物質(ダーク・マター)」「暗黒魂(ダーク・マス)」

「暗黒エネルギー」と呼んでいる領域にある。

これは電磁放射も、赤外線放射も、紫外線放射も

電波もX線もガンマ線も

マトリックスのレベルにあるエネルギーを

何も発していないため、望遠鏡で見ることができない。

それゆえに「暗黒」とされているが、これは極めて誤解を招く表現である。

特に人間が、「光」とか「闇」といった言葉から受ける印象からすると

光は善で、闇は悪であると思ってしまいがちである。

 

現在起きていることを把握する上で

これは絶対に解消しておくべき根本的な誤解である。

我々が「光」と呼んでいるのは、人間という送受信機が

ホログラムに解読できる放射の周波数帯域に過ぎない。

「暗黒」が暗いのは、人間の肉体や人間の技術では

波長を合わせることができないため

その姿を現実界に映し出せないだけのことである。

もし、我々が「暗黒物質」の領域に存在することができれば

それは真っ暗闇ではないなずだ。

別の周波数帯域であるに過ぎない。

 

「暗黒物質」や「暗黒魂」の存在は、我々の知る

「光の物質」に対する重力的な作用があることで発見された。

それは、電磁放射などのマトリックスにおける現象が関与しない

別のエネルギー周波数で動作しており、マトリックスと同じ

「物理法則」には従っていない(マトリックスの物理法則は

認識を制限するだけのために作られたものであり

乗り越えることができる)。

 

電磁スペクトラムは、宇宙に存在すると考えられている

全ての0.005%に過ぎず

可視光線はそれよりもさらに小さな部分である。

その他の圧倒的大部分は「暗黒」なのである。

より正確に言えば、人間の肉体というレンズを通して

解読することができない部分である。

 

本来の仮想現実宇宙は、信じられないほどの

多様性を持った生命で溢れており

その一部は、この電磁放射の現実界

(マトリックス)に出入りしている。

それを我々はUFOとか、出現しては消滅する存在として経験している。

「光」の領域に入ってくる方法は、発達のレベルによってさまざまである。

 

人間という形態が遺伝子操作され

月から信号が送信されるようになったことで

肉体コンピュータは、可視光線の範囲外の宇宙を解読しなくなった。

我々のDNAのストランドは

2本ではなく、12本以上あったはずである。

その失われた部分が、我々を残りの仮想現実宇宙と

振動および信号の送受信で接続していた。

だが、そのスイッチが切られ、我々の顕在意識に替えられたのである。

これが、人間のDNAの95%以上が「ガラクタ」であると

(それが何なのか理解できない)科学者が言っている理由である。

 

古代の伝承や神話には、驚異的な年齢まで生きていた人々の話や

奇跡のような技能や出来事が「黄金の時代」にあったことが

記録されているが、人々は今日の視点で判断して

それはありえない、空想、おとぎ話だと言う。

だが、古代人は、肉体コンピュータが改悪される前の世界のことを

記述しているのであり、その頃の人間は少なくとも

遥かに広大な領域の宇宙を解読していたし

そのレベルの覚醒状態に付随する

信じられないような能力を楽しんでいたのである。

古代人は、神々が彼らと一緒に住んでいたと語っているが

本当にそうだったのである。

人間は神々が存在するエネルギー領域を解読できていたということだ。

 

神々は今でも我々と同じことろに住んでいるが

肉体コンピュータがアクセスできる周波数帯域が大幅に削減され

虚偽の現実を押し付けられて以来

人間は神々を見ることができなくなっている。

 

先述の通り、我々は「異次元」などと言うが

実際には一つのエネルギー場である。

そのエネルギー場を我々がどう解読するかの問題であり

そこからどれだけの範囲を解読できるかの問題である。

それによって、我々が住んでいる

(と思っている)世界が決まる。

 

家の中に座って、外は何も見えないので

家の中だけが宇宙だと思っているようなものである。

同じ人類であっても、人によって異なる世界に住んでいることは

若者撃退に利用されるモスキート音を子供と一緒に聞いてみると

リアルに感じることができるだろう。

 

解読できる範囲を広げていけば、家は住宅地の一部であり

町の一部であり、国の一部であるというように

気付きが広がっていく。

外には何もないと思いながら、自分の小さな家に

座っている間にも、そうした外界は常に存在しているわけだ。

 

仮想現実の宇宙についても同じである。

いわゆる「光速」とは、肉体コンピュータの知覚の限度のことである。

そして、その限度を超えた外側に到達すると

不思議なことが起こり始める。

それは、肉体コンピュータの解読システムに対する

作用によって引き起こされる。

ファイアウォールを直撃しているのだ。

 

こうした作用は、観察者が認知しているのとは違って

エネルギー場そのものの中で実際に発生しているわけではない。

科学者も肉体コンピュータを通じて現実を経験している。

肉体のDNAが全面的に覚醒し活性化すると

光速の状態で発生するかに思えていた不思議なことは発生しない。

我々の解読システムはずっと広範になり

解読能力の限界に縛られなくなる。

光速で現実が変化するのは、観測者の解読プロセスがねじ曲げているだけだ。