6巻150ページより
地球には水晶がたくさんある。
石英の結晶は、最もありふれた鉱物の一つであり
ほとんど全ての種類の岩に含まれている。
地球と人間の肉体コンピュータに共通する
結晶的性質は後で述べるが
月から我々の現実感覚が操られていることに
大いに関連している。
石英の結晶には、一定の周波数を生成し
振動を電気信号に変換する能力があるが
それはまさに五感が行っていることだ。
肉体コンピュータは、全ての細胞の中心に至るまで
結晶の送受信機であり、何分の一秒という超高速で
(我々の時間間隔に過ぎないが)周波数を変換している。
脳は、毎秒4000億件もの情報を受信していると推定されているが
我々が気付いているものはわずか2000件程度である。
さらに他のDNA・細胞ネットワークが
どんな処理をしているのか想像してみるべきた。
肉体は電気的な情報の処理装置であるが
電気を高い効率で伝える物質は何だろうか?
塩・ミネラル成分の溶けた水である。
水は、肉体の最大70%を構成している。
五感は、振動波状態の情報を解読し
それを電気信号として脳に送る。
脳は、それ自体が結晶質の細胞でできているが
その情報を解読して、三次元に見える世界に変換する。
この世界は、我々の外側にあるように思えるが
我々の脳内に三次元的に存在するだけである。
それはテレビ番組が画面に映ったり
インターネットがパソコンの画面に表示されるのと同じ原理であり
我々の頭の中のスクリーンに映画が投影されているようなものとも言える。
本当の世界という意味では「そこに」存在するものはない。
脳は、感覚器官からの電気情報を3段階で解読する。
最初にデジタル情報を変換し(ピクセル状態)
次に脳の左側がその情報を読んで、我々が見ている
(と思っている)世界へと変換する。
略
辞書で調べてみると「デジタル」という言葉は
以下のように定義されている。
数字で表現されたもの
(特にコンピュータで利用する目的で)。
数字による解釈を利用したり、与えること。
一連の数値でデータを示すこと。
数字を持つこと。数値で表現された情報を
読み書き・保存できる装置に関するコンピュータ科学。
これは、私が長年言い続けてきたように
一つのレベルとしては、この現実は数学・数字で
表現できることをよく説明している。
だからこそ、数霊術が有効なのであり「自然界」の
全般に繰り返し発生する数字の配列が見受けられるのである。
科学者たちは、フィボナッチ数列のように
繰り返し出現する数学的符号を発見している。
フィボナッチ数列では
1、1、2、3、5、8、13、21というように
最後の2つの数字を足すと、次の数字になる。
この配列は、人間の身体の比率から
植物や貝の成長まで、自然界の全域に見受けられる。
この数列の発見は、しばしば12~13世紀のイタリアの数学者
ピサのレオナルド・フィボナッチによるものとされているが
すでにインドでは知られていたことであり
少なくとも数百年前の古代文明でも既知のことだった。
一連の「大洪水」の惨事が起きる前の黄金時代の社会では
遥か昔から知られていたに違いない。
その他、数学的・幾何学的な符号や繰り返し出現する配列としては
πパイ、Φファイ、神聖幾何学、数例術、中国の易経、占星術などがある。
このように規則性を持った数字の配列や比率は
「黄金分割」「黄金比」などとも言われ
手、顔、歯の比率など人間の全身にも見られる。
体温や休息時の人間の心臓の鼓動にも存在すると言う人もおり
動物、海の生物、昆虫、そしてDNAの比率にも発見できる。
エジプトのピラミッド、ギリシャのパルテノン神殿など
さまざまな構築物に同一の数字や比率が使われている。
古代の人々はこうした数学的な定数を知っていたからである。
古代ギリシャの哲学者プラトンは
黄金分割こそが全ての数学上の関係を拘束する最大の要素であり
宇宙の物理の鍵を握っていると考えていた。
略
古代ギリシャの天才ピタゴラスは
あらゆるものの中に数字を見出したが
彼の言ったことの大半は
バビロンではずっと昔から知られていた。
ピタゴラスは、バビロンに住み学んでいたため
シュメール以前にさかのぼる知識体系に触れる機会があった。
レオナルド・ダヴィンチの作品「最後の晩餐」もそうである。
古代シュメールの体系は、60という数字を基盤としており
そこから派生したものが、人間、惑星、古代の構築物
(ストーンヘンジなど)、「時間」の単位、雪片など
さまざまなものに関連して繰り返し表れている。
また、繰り返し登場する数字配列としては
360と3600があり
6×6×6(216)もあることを発見している。
聖書の黙示録では
「ここで知恵が要る。
理解できる者には、獣の数字を数えさせよ。
それは人間の数字だからだ。
人間の数字は600と60と6である」
と書いてある。
略
こうして繰り返し出現する数や比率、配列は
全てデジタル仮想現実のコンピュータ・ゲームの数字である。
「占星術」も振動的・数学的な構築物の一部であり
熟練した占星術師であれば、未来のトレンドを読むことができるが
それはコンピュータ・プログラムである仮想現実のトレンドに過ぎない。
無限なる根源意識に星座はない。
星座があるのは肉体コンピュータである。
仮想現実の宇宙の中では
何もかも数字で表現できることが可能であり
全ての生命は生物学である。
すべての生物学は生理学である。
全ての生理学は化学である。
全ての化学は物理学である。
全ての物理学は数学である。
さらに続きを言えば、すべての数学はエネルギーであり
全てのエネルギーは意識であるということになろう。
16から17世紀のイタリアの物理学者
天文学者、占星術師、哲学者だった
ガリレオ・ガリレイは、こう述べている。
(宇宙は)我々がその言語を学び
それが書かれた文字に精通するまでは
読解することができない。
それは数学的な言語で書かれており
その文字は三角形、円形、その他の幾何学的図形である。
この言語なくして、人間には一言も理解できない。
映画「マトリックス」では
緑色のコードが画面いっぱいに流れるのを見ているシーンがあるが
それが街路や人々の光景となって見えている。
この現実のマトリックスも同じようになっている。
ウェブサイトに何か掲載するということは
コンピュータの数学的なコードを入力しているわけであるが
エンター・キーを押すと
画面には画像などの形態で表示される。
我々の「物質」の現実も同じであり
我々の脳が「立体」に見える世界へと情報を解読しているのであるが
実際にはデジタルのホログラムの塊以外の何ものでもない。
略
何年にもわたって現実は錯覚であること
本質的にホログラムであることを書いたり話したりしていたが
2009年初めに「ニュー・サイエンティスト」という
イギリスの主流の科学誌を手にした。
その表紙は
「あなたは宇宙の果てから投影されているホログラムだ」
と告げている。
その中の記事は「世界は全てホログラムだ」というタイトルで
イリノイ州のファーミラブ粒子宇宙物理学センター所長の
クレイグ・ホーガンの研究と推理に基づいていた。
表紙では「ホログラムだ」と断言してあるが
記事では「ホログラムかもしれない」と後退している。
だが、ホーガンは、自らの研究と計算に基づき
この現実は大きなホログラムでありうると信じている。
次のように書いているが
同じ見解を持っている科学者が他にも数名存在していた。
我々がホログラムの中に住んでいるという発想はバカげているようだが
ブラック・ホールの究明を延長していくと
自然にそうした帰結になり、実に確固たる理論的根拠もある。
また、最も根源的なレベルでどのように宇宙が存在しているのか
という理論と格闘している物理学者にとっても、驚くほど役立ってきている。
クレジットカードや紙幣にあるホログラムは
二次元のブラスチックのフィルムに刻み込んである。
そこに光が反射すると、立体らしく見える画像が再現される。
1990年代に、物理学者のレオナルド・サスキンドと
ノーベル賞を受けたへーライト・トホーフトは
これと同じ原理が宇宙全体にも
当てはまるかもしれないと示唆している。
我々が日々経験することは、どこか遠くの平面(二次元)で起きている
物理的プロセスがホログラム的に投影されたものかもしれない。
この「ホログラムの原理」は
我々の感覚を信じてよいのか、疑問を投げかけることになる。
朝起きて、歯を磨き、この記事を読んでいる自分自身が
宇宙の果てで起きている何かのせいであるとはなかなか考えられない。
本当に我々がホログラムに住んでいるならば
それがいったいどういう意味を持つか誰にも分からない。
だが、理論的には、ホログラムの原理の多くの部分が
真実だと信じるに足る理由が十分にある。
