子どもの頃

アニメのドラゴンボールで見た世界は

私の理想の世界だった

初期の完結までしか知らないけど

特に悟空は人を殺さないのが魅力だった

その中で、仙豆(せんず)という豆を

1粒食べるだけで10日間は何も食べなくてもいい

というのがあり

なんて便利な世界なんだと感動すらした

なんとなく

未来の世界はそうなるんだろうな~と思ったけど

未来ではなく過去がそうだったのかも

ドラゴンボールというタイトルからして

ジャンプのマンガってなんだか

マンガ家さんにも

少年にもインスピレーションを送ってる感じ

ジャンプ雑誌は買ってなかったけど

単行本で借りていろいろ読んでた

そもそも食べないで生きていけるのが理想だけど

この本はそんな事が書かれていた

 

以下7巻より

 

食事の科学の研究を託された一人の神官が

何かを理解したのか

数人の主たる神官たちしか入ることができない

秘密の地下神殿の壁にこう書き残した。

 

『呼吸するように食べねばならない』

 

この文言の最後の文字を書くと

より正確には、最後の文字を書き終えないうちに

年老いた神官は死んだ。

彼はこの文言の解釈を自身の後継者にも

他の神官たちの誰にも伝えることができなかった。

『呼吸するように食べねばならない』という秘密の文言を

神官たちはこの何千年もの間、懸命に解読しようとしてきた。

そして、この文言が他の誰かに知られること

彼らよりも先に解読されることを恐れていた。

 

彼らはその文言を、こすり削って神殿の壁から消し去った。

そして未来に謎が解けることを期待して

世代を経て後継者たちに口頭で伝えてはきたが

無益に終わっていた。

食事の問題は、統治者たちを取り巻く占星術師や治療師

賢者たちによって何千年にも渡り研究がなされてきたが

誰にも解明することはできなかった。

 

もしも賢者の誰かが

人間がどのように食事をしなければならないかを

理解することができていたのなら

世界で最も強いと考えていたその統治者たちが

病気になることもなく、寿命も延びていたはずだ。

地上の統治者たちの中で

何を食べるべきかを知る者がいたならば

彼が地球の独裁的な統治者となっていただろう。

彼の思考の速さは、神官たちを超えていただろうからね。

しかし

地球のすべての統治者たちは病気になり、死んでいる。

彼らの寿命は普通の人々と変わりはしない。

かたわらに治療者や賢者が待機しているにもかかわらずだ。

人間社会が、退化し続けているのだ。

 

アナスタシアは、君の前で

『呼吸をするように食べなければならない』

という文言をさりげなく発した。

君はその文言には特に重要性を置かずに

出来事のひとつとして本に書き、公表した。

すると、今日生きている神官たちは

5千年以上前に神殿の壁から消された文言が

公表されたことに、この上なく動揺した。

彼らはアナスタシアの発言が書かれた本を

注意深く何度も読み返し

彼女が単にこの文言を知っているだけでなく

神なる食事についての知識を

完全に有していることを理解した。

そんな知識を有する人間は当然

意識と思考の速さにおいて

神官たちを全員集めた速さを超越している。

 

つまり

その人間は、神官たちを含めた全人類を

支配する能力を有しているということになるのだ。

しかし

支配するためには情報を隠しておかなければならないのに

彼女は逆に人々の前に明らかにしている。

すなわち、彼女は神官たちの影響から人々を解放し

人々が神の意識と直接、触れ合うように導いているのだ。

神官たちは、アナスタシアがアダムの食事について

言及した言葉の中に散りばめた情報を見て

このことを理解した。

原初の人々の食事についてのアナスタシアの言葉だよ。

 

周りには色々な種類の

様々な風味の果物やベリーが実っていた。

木の実や食べられる草が。

でも最初の頃のアダムは空腹を感じなかった。

空気で十分にお腹が満たされていた

今の人間が呼吸している空気では

確かに栄養を摂ることはできない。

今は空気が死んでしまっていて

身体や精神にとって有害なこともある。

空気で腹は膨れないという言い回しがあるって

あなたは言ったけれど、他の言い回しもある

 

『空気だけを食べていた』

 

これは、最初に人に与えられた状況に合うものよ。

アダムは最上の園に生まれ

彼を取り巻く空気には

有害な塵は一粒たりとも含まれていなかった。

その空気には

花粉や清い露のしずくが溶け込んでいた。

木々や木の実から大気に放たれた草花の花粉よ。

近くの木々からのものもあったけれど

遠く離れた場所のものも風が運んでいた。

 

その頃、人間の偉大なる仕事を

食べ物を探すという問題が邪魔することはなかった。

彼を取り巻くすべてのものが

空気を通して彼を養っていた。

創造主は創造のはじまりから

すべてをそのようにつくった。

地球に命を宿すものすべてが

愛の高まりの中で人間に役立つことを目指すようにと。

空気も、水も、風も、命を養うものだった。

 

 

機が熟し、人類が2つの世界に同時に生きる時がくる。

その時人類は

人工的な科学技術の世界と

神なる根源の両方を活用できる。

この機会を活かして

自分のいる世界を、他人から聞く話ではなく

自分で判断し、そこに留まるか

神と共に創造する美しい世界に移行するかを選択することができる。

アナスタシアは、神なる食事の重要性や本質だけでなく

どうすれば神なる食事にたどり着けるかも見せた。

それが彼女の言う一族の土地だ。