髑髏城の七人という演目自体は昔からあるそうですが、私自身は最近知りまして先日、上弦にて髑髏城デビューしました。


りんかい線沿線にホテルを取ったので、国際展示場からゆりかもめに乗り換えて市場前から歩いたのですが、時間に余裕があれば国際展示場からでも歩いていけそうです。

市場前駅で降りると目の前は更地のため、ステージアラウンドもすぐみえました。道に迷う事はまずなさそうです。


ステージアラウンドははじめてで、地方在住のため東京の地理に弱いので早めに会場に向かいました。開演1時間前には到着しており、会場の確認だけしてから軽食を買いに行こうと思っていたのですが、何もなくてびっくり。

何もないと噂は聞いていたものの、一番近くのコンビニでさえ1.3km程あり、都内にもこんなところがあるのか…と思いました。

移動販売車が1台きており、会場ロビーでの軽食の販売もありますが、500mlのいろはすが300円とボッタクリもいいとこで、種類もそんなにないのです。

私は幕間に飲み物が欲しくなったのすが、周辺に自動販売機も見当たらないため、次行くときは事前に購入してから現地にいこうと思いました。


会場自体ですが、今年オープンしたばかりだけあって全体的に綺麗です。

開演直前にトイレを利用したのですが、綺麗で個室の数もあるためサクサク捌けてる印象でした。

ロビーは物販のブースと客席への通路が近いせいかゴタゴタしてる印象です。幕間にパンフだけ買いましたが、パンフレット専用レーンがあるため全く並ばずに買えました。

あといつでもロビー内を撮影してる人がそこらかしこにちらほらといます。


客席に入って見て、1300人キャパのホールと記憶していたので思ってたよりも小さいな~と思いました。2階席もないのにここに1300人入るのかな?という感じです。

着席して納得したのですが、前の席との通路も、座席の横幅もそれなりに狭いです。足が短いので、足がのばせない!ってことはないのですが、パンフレットを開いたときに手狭だな~と思いました。

というか、あらゆるパンフレット言えるのですが大きすぎます…。


なによりも不満なのが、座席の傾斜が緩い!前の人の頭で舞台中央部分がほぼ見えません。

前の人が男性だったこともあるかもしれませんが、たぶん前列が女性でもそうなのでは?

自分の座席はサイドブロックの一番壁際でしたので、壁際に首に傾けて観劇していました。公演が終わる頃には傾けていた側の首やら肩やらがバキバキに…。


どんなに調整しても前の人の頭で見えない部分はあり、また、あまり左右に動いても後列の人の迷惑かと思い、舞台中央や全体を使う、見せ場であるはずの殺陣などはほぼ見えないことに。

今までも、前の人が前のめりであったり2階席で手すりが邪魔で、舞台前方が見えにくい事はありましたが、中央部分ががっつり見えないという経験ははじめてでした。


髑髏城のチケット代13000円といえば、大劇場のセンターブロック前列などに相当する値段ではないのでしょうか?

サイドブロックの通路側だと視界良好らしいのですが、それ以外では前の座席で舞台が見れないというのは同じらしく、ほとんどの席が観劇にこれほどストレスが溜まる席にも関わらず、センターブロック一律13000円というのはいかがなものでしょうか…。


月末の下弦のチケットも持っているのですが、また安くないチケット代と遠征費払ってストレス溜めながら観劇するのかと思うと、うーん…という感じです。

お話や演出、演技は素晴らしく、また下弦も雰囲気は違うがまた別の良さがあると聞いています。パンフレットから上弦、下弦キャストの仲のよさも伺えたため、下弦も是非観劇したいと思っています。

ですが、せっかく劇場まで足を運んでも見せ場がほぼ見えない劇場にチケット代を落とす価値をあるのか…?というのが正直なところです。


ステージアラウンドは回転劇場と呼ばれる劇場だそうで、360度にあらゆる場面のセットが組まれており、それを覆うように360度のスクリーンがあります。

場面に合わせたセットのところまで客席が回転し、必要に応じてスクリーンが開きセットが見えるようになる…という劇場です。

ステージが見えるところ以外はぜんぶスクリーンなんですね。セットにあわせて町並みだったり荒野を投影しているのですが、ライブに巨大スクリーンを用意するような感じで、リアルタイムに舞台上を映すとかの使い方はできないんでしょうか?…何か見えにくい対策をして欲しいです。今更どうなるとも思えませんが。



私はほとんどテレビドラマ見た事ないので偏見になってしまって申し訳ないのですが、福士くんは演技が上手くなさそうな、スカした理系というかお高くとまったキャラクターのイメージを勝手に持っていました。

ですが、そのイメージは全然覆されました。豪快で情に熱い捨之介で、今まで持っていた福士くんのイメージと違いすぎで「これ本当に福士蒼汰!?」と思ったぐらいでした。


あんまり目が肥えてないのであまり参考にならないかもしれませんが、殺陣もかっこよかったです。

早乙女くんとの一騎打ちでは、さすがに早乙女くんの方が剣の扱いが上手いというか、スピード感があるように感じましたが…。ストーリーではその早乙女くんの方が劣勢になるので少し違和感ですね。


早乙女くんを舞台で見るのは始めてだったのですが、いい感じに気持ち悪い演技で最高ですね。生駒ちゃんが自殺したとき甘えたような声をだしながらも凄く悪い顔をしてて、根っからの悪人でした…いや~素敵。


生駒ちゃんも剣布ちゃんも可愛いですね。番手が後ろだったので完全にノーマークでした。戦う女の子な剣布も、生駒の側近?侍女?っていうんですか?あんまり役職名は分かんないんですけど…女の子らしい影で支えるってポジションも大好きです。

前方に出てきたり、声を張るようなシーンがないせいか、生駒ちゃんの方が若い気がしてたんですが、女優さん自体は剣布ちゃんの方が少し若いらしく驚きました。


あらすじを聞いて好きになりそうだな~と思ったのが、蘭兵衛と兵庫だったのですが、こちらも大好きになりました。


兵庫、いいやつですね…。お馬鹿さんだけど怖いもの知らずの無鉄砲で。関八州荒武者組の皆が憧れて兄貴と呼ぶのも頷けます…無鉄砲すぎて何だか放っておけないというのもありそうですけど。

関八州荒武者組のみんなのあのノリの良さは男子高校生みたいで可愛いです。群ゼリが聞き取りにくいのが玉に傷。

仲良しで可愛いだけに無界の里襲撃でみんなが死んでしまい、一人残された兵庫が「起きてくれ」と縋るシーンはグッときてしまいました。

太夫と兵庫の関係は思ったことぜんぶパンフレットに書かれてました。懐いてくれた子犬とあしらう母親、その通りだと思いました。

カーテンコールのたび、太夫の長い着物の裾を持ってあげていて微笑ましいです。

あと個人的に兵庫はカラスっぽいような感じがしました。衣装に缶バッチみたいなものをつけてるせいか、何かは分かってないけどとりあえず珍しくてキラキラしてるものを集めちゃったカラス感。


蘭兵衛は美丈夫という言葉が似合いますね。キービジュアルとかだとあまり思わなかったんですが、銀魂の桂小太郎?を思い出しました。

1幕終わりで単身で髑髏城に乗り込むシーンはカッコいいですね。音楽がだんだん大きくなる中のソロの殺陣で、羽織が舞って美しいんです。

天魔王や2幕蘭は面積の広い外套で、これもまた殺陣や要所で閃いて強敵感があってかっこいいです。

蘭兵衛が天魔王側に寝返るシーン、色気たっぷりで妖しくて…もともと私が腐女子なのもあって食いいるように引き込まれてしまいました。ただ、舞台中央でのやり取りで前の人の頭で見れなかったですね…無念。

演技なので仕方ないのかもしれませんが、ねっとりとした声で喋るせいか天魔王のセリフは時聞き取りずらいです。


霧丸の熊木一族の頭領(?)みたいな設定は違和感です。~20代前半ぐらいに見えるので、そんなに若くてなれるものなんですかね…?それだけ天才なのかもしれませんし、今より平均寿命の短い時代だからそういうもんなのでしょうか。


なんとなく関八州荒武者組と霧丸は年齢と服の感じが似てるので序盤は区別付かなかったです。兵庫とそのた荒武者組はもっと区別がつかなかったです。

服のテイストガラッと変えればいいのにな~と思いました。

生駒、剣布、その他髑髏党女子もあんまり区別つかなかったですね。

衣装可愛いからいいですけど。




おわり