昨日購入した、石井光太さんの「感染宣言」をたった今、ほぼ読破致しました。

なぜ、「ほぼ」なのかというとこの本はプロローグ+5章で成り立ってる訳ですが、最後の5章だけはなぜか読もうという気になれなかったのです。

 

たぶん5章のテーマが「妊娠」だからと思うのですが…。

 

ボクはゲイで女性と結婚することはまずないでしょう。

なのでどうしても「妊娠」という言葉がピンとこない。

ある意味この5章だけはボクの中ではフィクション扱いになってるのではないか、と。

 

読みつつ何度か休憩しました。

思ってたより苦しかったんです。

 

はぁ。

ダメですね。

 

今後10年、20年、30年と一緒に付き合っていかなければならない病気の一端をみただけなのに。

 

自分の中ではなんとなくだけど現状を受け入れていた気がしてたのですが、やはりまだまだ先になりそうです。

本当に今の自分を受け入れることが出来るようになるのは投薬が始まってからになるでしょうね。

 

 

 

でも本音はまだ心のどこかで「間違ってました!あなたは陰性でした」って言われたいと思ってるんです。

 

薬を飲めばほぼ普通の人と同じように生きるらしいです。

でも裏を返せば莫大な医療費を使わないと生きていけないのです。

例え色々な制度を使って実質負担額が安くなっても。

 

そして感染した以上、もう地元で暮らすことはないでしょう。

 

 

 

本を読んで心が弱ってしまったのかネガティブ思考になってきたので終わりにしよう。