(759) 考える力、やり抜く力 私の方法
ノーベル賞受賞者の中村教授の自伝。中村教授のことが、やや自己中心的に映ってしまう自分の価値観や常識は恐らく、日本的なものなのだろうと思う。この感覚は紛れもなく自分自身であり、無理をして変えようとしても難しいのだろう。ただ、心のどこかで、彼の考え方に共感し、羨ましいと感じていることも、事実である。この混沌とした感情が何れに傾くにせよクリアになる時は恐らく、情熱が燃え上がる「何か」を見つけ、取り組みを進める中で、日本的なコンテキストが窮屈に思えた時に大決断を下す時であろうと思った。そのポイントオブノーリターンはいつか必ず来るという根拠の無い確信の下に、自分の中の大目的や価値観をクリアに保ち続ける必要があると考えた。