とあるエンティティの公正価値を計算する際に、将来(フリー)キャッシュフローの見積もりと、WACCの設定が肝となります。
WACCについては、CAPM理論に基づいて、計算するのがスタンダードですが、リスクフリーレートやβ値などを計算式に代入した結果、実務家の肌感覚に合わないWACCが弾き出される場合があります。その際、明確に間違いではないものの、クリアに妥当とも言い切れない曖昧な状況に陥いるわけですが、取り得る対応策として、
①CAPM通りに機械的に算出したWACCを使用する
②業界平均値を機械的に使用する
③第三案を考える
となります。
①と②については、実務が簡素化される一方、フレキシビリティが著しく低下してしまいます。従い、現在、第三案を模索中であり、丸善に駆け込み購入した専門書と格闘中です。
ストラテジックバイヤー/セラーにおけるファイナンス分野のプロフェッショナルを目指す上では避けては通れない課題である為、妥協なく徹底的に課題解決に当たりたいと思います。