昔から為替というと苦手意識がありましたが、いよいよその苦手意識と向き合い克服する時が来ました。備忘の為、書き残しておこうと思います。

手始めに、アジア通貨危機や人民元切り上げ問題など、有名ではあるもののいまいちその事象の意味するところを理解しきれていなかった事柄について。


■アジア通貨危機について(歴史・概要は省略)

各企業の立場においては、外貨建ての債務が通貨安の為に膨張し、債務不履行の危機に見舞われた。

日本円で考えた時に、1ドル=100円の前提で債務を計上していたのに、円安が進み1ドル=130円になってしまった。

その際、30円も債務が増えたことになり、経営をひどく圧迫することになる。

結論として、各国がとった政策は通貨の切り上げであった。


■人民元切り上げ問題について(政治的問題は省略)

切り上げとは、非常にシンプルで、通貨の価値を上げるという意味。

日本円で考えると100円=2元だったところを、100円=1元にするという事。

通貨の切り上げに伴う影響について、論理的には以下の通りとなっている。

通貨の価値が上がると、輸出にブレーキがかかる。

そうすると、経常収支が悪化する。

すると国内の雇用が冷え込みや物価が下がる。


為替は金利と並んで世界各国の政府・中央銀行の経済運営に際してのキーとなるものです。

為替や金利の変動を手掛かりに世界経済の動向、各国の経済動向について説得力のある意見(仮説)を述べられればと思う日々です。