モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか/ダニエル・ピンク

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人間を動かすための原動力をモチベーション1.0、2.0、3.0に分けて論じていた。

モチベーション1.0:生存を目的とした原動力
モチベーション2.0:外的な報酬と罰によった原動力
モチベーション3.0:
オートノミー(自律性):
自分の人生を自ら導きたい欲求
マスタリー(熟達):
自分にとって意味のあることを上達させたい衝動
目的:
自分よりも大きいこと、自分の利益を超えたことのために活動したいという思い
の3つが原動力

モチベーション2.0について、組織に属する限り外的な報酬と罰によった原動力によってモチベーションが左右されることがあることを筆者は否定していない。

しかし、その場合正しくモチベーションが働くのは単純作業を行う場合に限ると論じていた。

先進国においては、もはやモチベーション2.0は作用しなくなると。

本書を読んでいるとマズローの欲求階層説をベースに自説を展開しており、革新的なアイデアとは必ずしも言えないと思いました。

新たな主張や主義が今までもそしてこれからも数多く登場してくると思いますが、真理や定説などを理解し、それらを比較検討することが大切になると思います。そうすることで何が一般的に認められているものと合致していて、何が違うのか。そして自分は何が正しいと思うのかということを考えることができるからです。
今後自らが発信側になるとすれば、何の基礎もなくただアイデアや意見をいうだけではそれは空虚であり一時的なものにしか成り得ないと思い、一種の怖さを感じます。一方、学問的基礎や多くの経験に裏付けされた発想は重みがあり、意義のあるものになるこを感じ、わくわくする気持ちも生まれました。
大切なことは、何のために自らの発想や言葉に重みをもたせるのか、意義をもたせるのかということでしょう。

今までの自分の発言や行動に少々恥じらう気持ちを持ちつつも、これからという気持ちで、学習を進めていきたいと思います。