すっごい前、美術史を勉強していた頃。

当時はあまり意識してはいなかったけど

モリスを知って 芸術家のジレンマからの

昇華を知った。

モリスの言葉を今 改めて見返しても

そうだ!って思う。



表現の自由と権力者の見栄と宗教画とパトロンと職人、悩ましい〜と思ったこと。

西洋はルネッサンスを経て、

モネやルノワールの印象派が。

日本も風景画や花鳥画は、江戸後期まで

城の装飾だったりして、応挙や若冲が。

何を描いても表現は自由じゃん!

てなってくれて

芸術はそれ自体が作品!になった!

人のなすこと 意味はなくても

全て煌めくワタシだ!


絵や彫刻や工芸は、歴史の中で

何かを表すモノになった期間が長かった。

宗教や思想を伝えたり、栄華やチカラを示すモノだったり、飾りだったり。


だけど、古代、ギリシャやラスコーの壁画や

現存する読み物の挿絵 は、美しさや楽しさやすばらしさ、そのものだったりして。


私は、美学美術の勉強しながら、

卒論でモリスから入って再度バロックロココのデザインをみたりして、シュールレアリズムや商用デザインの椅子を好きになり、ダリから抽象世界に没入して。

最後はガウディで卒論出した、笑。

建築ですか?デザインです!で通した、異端系学生だったから、笑。


今は、華やかなダイナミズムばかり追ってしまうけど、一時期は線描や水墨画も好きだっり、シンプルな家具の機能美に魅せられたりして。


やっぱり、平面デザインとなるとモリスだな

って思う。

だけど、芸術となるとダイナミズムが好きだ。


ちなみに、

ウィリアムモリスの作品↓


バロック様式 ロココ様式

イメージは ヨーロッパの王室。

バロックは

男性的 

権威やデザイン重視で快適さ追わない感じ。

コロコは

女性的

やわらかさや優雅さや快適さも入ってる感じ。


円山応挙

静かな日本画、景色や花鳥も 

技術はすんごいリアル描写けど 

 まだまだ 襖絵ぽい 

西洋だと印象派ぽいよね。


伊藤若冲

モチーフは応挙とにてるけど

リアルで華やかな 魂の叫びがある。

芸術家やなーと思う。


若冲やモリスに 生をみた!


ガウディも 

また 私からみたら

植物や生き物 生のエネルギーを 

具象や抽象や奇抜さや繊細さで

あらわしているようにみえたんだ!


あー久々に

1人美術論  炸裂させちゃった。