【 2016 】 会計学Ⅰ(管理会計)

 

 

 

 

 

【 点 数 】

 

 < 結 果  >

 

第1問 素点25.5 → 換算後27.90(55.8%)

第2問 素点20.5 → 換算後25.15(50.3%)

 

合 計 素点46.0 → 換算後53.05(53.05%)

 
 
< 得点比率52%予想ボーダー と結果 > 
※括弧書は参考値、大原&TACは合格発表前公開の概ねの予想値
 
______大原予想_TAC予想_(2015年)_2016年予想_(自己採点)__結果
第1問_素点__25____25___(19)____23_____(26)____25.5
第2問_素点__25____17___(19)____22_____(14)____20.5
 
合_計__素点__50____42___(38)____45_____(40)____46.0
 
 
 
【 総 評 】
 
1-1 個別・総合原価計算
1-2 標準原価計算、差異分析
2-1 資金管理
2-2 ABC
 
昨年に比べ、計算は易化、理論はやや難化、全体的に易化した印象。
大原とTACの予想の中間が概ねのボーダーといった辺りか。
出題内容はオーソドックスなところばかりで、資金管理が初見のわりに解ける問題だったというところが意外だった。
管理会計はわりと出来ない受験生が多いのか、今回のような簡単な計算回でも思ったほどボーダーは高くならなかった。
答案を見てもわかる通り、結構な白紙に加えて、計算ミスが結構あったにもかかわらず、全体でボーダーを越えた辺りから、基礎的な計算問題+典型理論が解ければ十分ボーダーには届くようだ。
 

 

 

【 感 想 】

 

過去2年は計算が難しく、本番で全然解けず絶望感たっぷりであったが、今年は奇跡的に計算がスラスラ解けた(結構間違っていたが笑)ので、わりと落ち着いて出来たかなといった印象。
理論問題が普段より全体的に難しかったので、計算に時間を費やそうといった感じで。
白紙は作るなと講師は言うけれど、まぁ時間的に無理である。
無理やり書いたところは全然点数が来てないっぽいので、理論捨てて、計算を無難に解きに行ってそこそこ正解できたことは結果的によかったのかもしれない。
ただ、第2問の理論に関して、一応書いてみたものの、自己採点をしてみて点数こないだろうと思ったが、実際の素点を見ると点数はいくらかもらえたようだ。
2-1の資金管理の理論は大原とTACで解答が割れていたが、どうやら点数がきたようだ。
2-2のABCの理論もABCやれば前よりよくなるんでしょみたいに書いたところどうやらこちらも点をもらえたみたい。
この辺りで自己採点より、理論で6.5点分多く得られたことになった。
理論は的外れなことを書かなければ、模範解答と違っていてもある程度は点数が来るらしい。
計算については、ほぼ自己採点通りであった。
 
点数の取り方としては、各4問からそれぞれ点を取る方が全体的に成績がよくなると教わっていたので、各問30分で解いた。
2-1の資金管理は解けない問題だと思って敬遠したが、わりと簡単で、最後そこに30分回せたのはよかったと思う。
まぁ30分かけてもこの程度の雑魚っぷりではあるが。。。
 
あとは、ケアレスミスとして、2-2の(ケ)で千円単位を余計につけてしまった。
気を付けていたつもりだが、焦るとやはりミスはでてしまう。
 
おこがましくもアドバイスするならば、
① 各問30分で平均的に点数をつまみ取る
② 計算は基礎レベルをミスなく解ければ十分
③ 理論は白紙をつくるのは仕方ないが、結論とか数行でもなるべく埋める
まぁ予備校で言われてるような当たり前の内容か。

 

 

 

【 過年度のデータ 】

 
参考になるかは不明だが、不合格時の過年度答案も開示する。
世に出回るのは合格答案だけだと思うので、参考にしたい方は見てください。
落ちたときの答案を採点する余力も気力もないので、採点は省略。
他の合格者の答案と見比べて嘲笑でもしてください。
2年分をざっくり考察して終わります。
 
≪ 2015年 ≫
 
2015管理1-12015管理1-22015管理2-12015管理2-2
 
 

第1問 素点17.5 → 換算後25.25(50.5%)

第2問 素点16.5 → 換算後24.50(49.0%)

 

合 計 素点34.0 → 換算後49.75(49.75%)

 
 
< 得点比率52%ボーダーと結果 >
※括弧書は参考値
 
_______2015年_(自己採点)___結果
第1問_素点___19____(21)_____17.5
第2問_素点___19____(15)_____16.5
 
合_計__素点___38____(36)_____34.0
 

 

 

< 総評と感想 >

 
2016年と比べ、理論回だったので、見た目は埋まっている感じ。
計算がお粗末だったので、素点は見た目より低い。
計算があまりできなかったので、2-1のところ以外の理論で点数を稼ぎ、それに計算が少し足された程度。
それでも点数は平均の50%程度なので、計算がそこそこできれば、合格点といったところだろうか。
思ったよりもボーダーは高くなかった印象を受けた。
自己採点と結果は概ね一致した。
 
不合格要因としては、前半の難解な計算にハマって時間を浪費してしまったところとその焦りから後半の計算もミスしてしまって、計算が伸びなかった。
時間も4問目は15分ぐらいと安定しなかった。
今年この問題で合格点を取れたかというとかなり微妙なところではあるが、取れる計算・理論を取って、計算ミスをしなければ、52%は取れると思う。
まぁ今年の問題でも計算ミスばっかりしているので、無理かも(笑)
ただ、この問題を受けて対策したことは、とにかく計算ミスをなくすということ。
そのおかげか、今年の1-1の計算は全部合っていたので、多少精度は上がったと思う。
 
つまり、管理は簡単な所を計算ミスせず、理論を無難に取れば十分。
自分のように計算ミスをして、結果的に点数が伸びないという人が多いのだろう。
 
 
≪ 2014年 ≫
 
2014管理1-12014管理1-22014管理2-12014管理2-2
 
 

第1問 素点21.0 → 換算後21.30(42.6%)

第2問 素点 2.5 → 換算後18.65(37.3%)

 

合 計 素点23.5 → 換算後39.95(39.95%)

 
 
短答合格時は計算苦手タイプだった上、管理の論文理論は手付かずということで散々な結果に。。。
管理はそんなに得意でもなく、勉強もあんまりしない流れで受けたらこれである。
本番は計算ができない中、理論をそこそこ埋めるも第2問は2.5点という。。。
1-2と2-1には多めに時間をかけた記憶があるが、それでもこのひどさである。
短答合格して浮かれて勉強しない人のレベルはこの程度であろう。
短答合格と論文合格の難しさの差を示す例だろう。
短答受かっても勉強しないとこうなりますので気を付けてください。
まぁこれでもある程度それなりに勉強すれば、合格ラインまで伸びるみたいなので、これから試験に臨む方は反面教師にして頑張って下さい。
 
管理