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夏草や つわものどもが 夢の跡。。


松尾芭蕉の句ですが、


鴨長明の方丈記にも通ずるものがありますね。


今を一所懸命生きるのは悪いことではないけれど、


自分を過信して、周りがみえなくなるようではいけませんね。

どんなに栄華を誇ったところで、魂の成長が無いようでは、宇宙の藻屑とかわりなく、よどみに浮ぶうたかたにすぎないのであります。


「許せない」


このフレーズを今一度考えてみる。


何をもって許せないのか。


大半は、その事、その人。。の内情は知ることなく、自分が不愉快な気持ちになるから。


ではないだろうか。


正義をかざしてみた所で、同じレベルの人からの同情は得られるであろう。


うん。わかる。そうだよね。


でもね、きっと当事者になると、今まで見えなかった事柄が見えてくるようになるんだよ。


大人にならないと分からない、世間体という足かせが、人間を狂わせているという事実に。


何に一所懸命になってるの?


自分を守ること?





ゆく川の流れは絶えずして

しかももとの水にあらず

よどみに浮ぶうたかたは

かつ消えかつ結びて

久しくとどまりたるためしなし




#松尾芭蕉
#鴨長明
#大人