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ღバカボン一家が愛される理由。ღ

天は永遠であり、地は恒久である。

天地が悠久でありうる理由は、

自らその命を延ばそうとしないからだ。

だから長く生きられる。

それゆえに聖人は、

その身を後回しにすることで前方におり

その身を外に置くことでそこにある。

自分のことなど考えに入れないということであろうか。

まさにそのために、自分のことが成し遂げられるのだ。

✣老子 第七章✣



|:3ミ ←バカボンのパパなのだ。

💭お空はいつまでもお空であり、

大地はいつまでも大地なのだ。

どうしてそうなのかというと、

お空や大地は、

自分だけ長生きしたいなどと言い出したりしないからなのだ。

だから敵になるものが現れず、

こんなに長く生きていられるのだ。

そういうわけだから、

どえらい人は

みんなの後ろでバカみたいにしながら、

実はいつもみんなの前にいるのだ。

聖人はみんなの輪から外れていても、

みんなのいるところに存在し続けるのだ。

自分の欲望のために頑張ったりなんかしない、

ということかもしれないのだ。

それだからこそバカボン一家はみんなから愛されるのだ。

だから天才なのだ。

これでいいのだ。


✤バカボンのパパ曰く、ドリアン助川/訳✤



日曜、朝の読書より。🌷
「バカボンのパパと読む「老子」」
ドリアン助川.著


老子的思考。

春秋戦国時代の人。
老子にとっては、戦争も人の欲望の産物に見えたのだ。
人の集団である国が、他国の領土を欲しがる。

そこから争いが生まれる。

だからまず、1人ずつの胸から欲望を消しされと言ったのだ。

これが仏教と交わり、のちに「禅」へと発展した老子的思考の帰結点なのだ。


老子のいい言葉だけを拾っていくのだ。

(o・v・)♪

欲望。。大きく捉えれば戦争につながるけど、

普段から、私達は何だかの欲望のために悩まされ続けている。

悩んでるのではなく、悩まされていることに気づけばいいのだと思う。

ね。(o・v・)♪