自然流産した際のことを書いています。
苦手な方はご留意下さい。
3月4週目(妊娠9週)、
心拍停止(稽留流産)と診断を受け、
念のため次の週(妊娠10週)に再度診察してから確定しますと言われて帰宅後、数日で出血が始まりました。
量は増えず、生理1日目くらいの感じが続いていました。
妊娠10週に受診。
先週確認した時と大きさ変わらず、心拍もやはり確認できず稽留流産確定となりました。
エコーで赤ちゃんは変わらず頭と体の2頭身。
大きさは8週の時の1.2〜1.3センチから大きくなっておらず。
赤ちゃんを包んでいる膜が、子宮の出口の方に引っ張られている様子もあり、出血も始まっていることから、
体が、赤ちゃんが亡くなったことを認識して出血したのだろうと言うことでした。
手術か自然排出かの選択肢があり、
根拠はないが、先生の経験上、
経産婦なので、自然排出を選択したらそんなに日を待たず排出されるのではないかと思うとのこと。
診察が平日のみ(土曜はなし)の病院なので、
3月は、受診のため毎週、半日休暇か1日休暇を取っており、
それが『妊娠』に伴うものだと上司に伝える前に稽留流産となったので、報告していない状態。
どちらにしても
もう休みが取りづらい……
手術の方が予定が立てやすいのはありましたが、
この病院は、手術は一泊入院で行うこと、
(子宮の入り口を広げる前処置あり)
この週数での自然排出は生理2日目くらいの痛みと出血量で、最近は自然を選ぶ人が多い(ほんとかな?)
(出てきた胎嚢をすくって病院に持参する必要あり)
夫は自然がいいとの意見(手術が良ければもちろん私に任せるとのこと)
手術も一泊しないといけないし、前処置が怖い
でも自然排出後に胎嚢をすくうなんてできるのだろうか
悩んだ末、自然流産を待つことにしました。
今回、つわりは初めからほとんどなく、
眠気やよだれづわり、少しの食べづわりがあったくらいで体調が問題なかったことも、手術を急がず、自然に任せようとした理由の一つです。
その後はお酒も解禁したり、デカフェでないコーヒーにしたりと妊娠前と同じような日常を送っていました。
出血が始まってから1週間、
今日の15時頃、おそらく胎嚢だと思われるものが出てきました。
昼過ぎから生理2日目の時のような腹痛があり、出血も増えてきて、
『これはそろそろかも』
と思い、準備していたビニール手袋やジップロックをトイレに持参。
何度かナプキンを交換しながらトイレに座っていた時、
『スルッ』
あ、今出たなとすぐにわかりました。
トイレの中を除いてもよく見えなかったのですが、体から出た感覚が確かにあったので、
勇気を出して血の塊をビニール手袋をしてすくいあげ、ジップロックに入れました。
おそらく胎嚢に間違いなかったと思います。
直視はできませんでしたが、今もその姿が脳裏に浮かんでいます。
短い期間でしたが、夫と私の元に来てくれて、確かにお腹で育ってくれていた赤ちゃん。
7週の時、小さいと言われていながらも、
8週では週数相当の大きさに追いつき、心拍もしっかり見せてくれて、いい位置に着床していますねと言われていました。
体の負担が少ないように出てきてくれてありがとうと思いました。
私は出血量も痛みも、生理の時より少し上乗せしたくらいで済んだのだと思いますが、
それでもお休みの日で本当に良かったと思いました。