前回お話しした意見交換会の開催・日程が正式にアナウンスされました。

 

一般傍聴も10名まで可能にはなっておりますが、傍聴可能なのは冒頭だけになります。

教育委員会の定例会も一般傍聴ができますが、同じく冒頭だけ。

個人情報などを含むため致し方ないものでもありますが…。

私が話した内容については自ら発信することは問題がないことを確認しています。

当初は資料を使わず、気持ちだけで行こうと思っていたのですが、

やはり伝えたいことを忘れてしまう可能性があるので、一応資料は作る予定です。

 

重要なのは今までの第三者委員会で良かった点は会長が代わられてしまっても継続してほしいと言うことです。

他県の第三者委員会についてニュースや関係者からのお話でわかることもあるのですが、

県によっては調査をする第三者委員会のメンバーの名前すら知らされなかったり、

ほとんど会うことなく話が勝手に進んでしまっていたりすることもあるそうです。

息子の件では第三者委で調査をすることが決まった時に梅野会長が説明に来られて、

その際に連絡先をいただけたことは不信感などを感じていた私たち遺族にとって

第三者委への信頼感を抱くことができるようになったきっかけだったと思います。

実際、小杉元校長や学校側の対応について不信感、不満が募った際には梅野会長へ連絡をして、

遺族の声を聞き取っていただけたこともありました。

 

被害者や遺族はそれまでの学校の対応に失望していたり、不信感が募っていたり、怒り心頭になっていますから、

当然、本来は中立的であるはずの第三者委に対しても不信感を持ってしまいます。

さらに他県のように調査する委員の名前すら知らないという状態であれば、なおのこと信じられませんよね…。

だからこそ、調査が始まる前の説明や顔合わせの際に少しでもその中立的立場を明確にし、

信頼を得ることが円滑な調査が可能になると思うのです。

 

私としては少なくとも後退させないために、当事者の視点から冷静な評価をお伝えし、

良いことは継続する・発展させる、悪いことは改善させることができるようにお話をしたいと思います。