今日も読んで面白かった、共有したい本を紹介します。

 

 

WOWOWでのドラマ放映が決まったみたいです!



すごいのです!すごいのです!



ストーリーはもちろんですが、言葉の威力を感じ、ポロポロと泣いてしまいました。

 

【解説】

 

この物語はあまりぱっとしないOL 二ノ宮こと葉が幼馴染で片想い中だった今川厚志の披露宴で、伝説のスピーチライター 久遠久美のスピーチと出会うことから始まります。静かに始まり、徐々に盛り上げ、最後の情感こもったフレーズで聴衆の感動を掴む久美のスピーチは、電光石火、理路整然、軽妙洒脱、拍手喝采、こと葉は号泣となりました。そこからこと葉は、日本ではまだ珍しい「スピーチ-ライター」へ就くための道のりが始まるのがこの物語です。

 

◆スピーチの極意

 

本文では、いくつかでスピーチする場面があります。そのどのスピーチ場面も物語の一部として読む文章はもちろん、実際にスピーチとして聞く文はきっと心に響くのかと思いました。以下は本にあったスピーチの極意です。個人としてはプレゼンに活かせるかなと

 

1. スピーチのめざすところを明確にすること。
2. エピソード、具体例を盛り込んだ原稿を作り、全文暗記すること。
3. 力を抜き、心静かに平常心で臨むこと。
4. タイムキーパーをたてること。
5. トップバッターとして登場するのは極力避けること。
6. 聴衆が静かになるのを待って始めること。
7. しっかりと前を向き、右左を向いて、会場全体を見渡しながら語りかけること。
8. 言葉はゆっくり、声は腹からだすこと。
9. 導入部は静かに、徐々に盛り上げ、感動的にしめくくること。
10. 最後まで、決して泣かないこと。

 




言葉を使う私たちは、言葉を操る必要があるんだと感じました。


考えてみると、自分の言葉(想い)は相手に届いてこそ意味が生まれ、存在意義を示すものですよね


だからこそ、自分の言葉(想い)があるのならば、正しい言葉を当てはめ、届く環境を自分で作りという、「言葉も操れない」といけないんだと強く感じました。

 


もうすぐクリスマス。クリスマスカードに相手に届く想いを形にして届けたいと思います!
 




本日はここまで~。