もうしばらく S造の曖昧な箇所をやっていきます(^O^)
先の勉強会でも話題に出た βについて。
β(当該階の筋交いが負担する水平力の比)
告示 第1791号第2 より
第2 鉄骨造の建築物に関する基準
鉄骨造の建築物又は鉄骨造とその他の構造とを
併用する建築物については、
次の各号に定める構造計算を行うこと。
一
水平力を負担する筋交いを設けた階(地階を除く)
を含む建築物にあっては、
令第82条第一号(保有水平耐力計算)の
規定により計算した
当該階の構造耐力上主要な部分に生ずる
令第88条第1項(地震力)の規定による
地震力による応力の数値に
次の表の数値以上の数値を乗じて得た数値を
当該応力の数値として
令第82条第二号及び第三号に規定する
構造計算を行うこと
β(筋交いが負担する水平力の比)が大きいと
それだけ変形能力(塑性変形)が低い
ということなので
応力を割増しして 安全性を確保するのですね!
。。。と知ったように書いていますが
実は これについては誤解していました。。。^^;
だって 筋交いが多いほうが耐震的には安全、でしょう?
どうして 応力を割増しする必要があるのでしょう?
と 疑問だったのです(-"-;A
でも ちょっと待って。
剛性が大きく 地震力を受け止めるのは
RC壁式構造などの建物。
S造やSRC造は 揺れて変形して
地震力を受け流したり 吸収したりする挙動
ではなかったかな。。。?
この 挙動の違いが関係している気がします^^;
これは 上の告示にもあるとおり
S造とS造+他の構造(SRC造など)に限った規定
なので やはりRC造は含まれていない。
うーーーん(-"-;A これも質問にまわして
分かり次第 追記しますね!
話を戻すと。
β(筋交いが負担する水平力の比)の値が大きい

剛性が大きく 塑性変形しにくい
![]()
Dsが大きくなる
ということなんですね!
応力が増えるから変形しにくい→Dsが大きい
ということで 前にもDs算出の件で書きましたが
↓
http://ameblo.jp/2014kosoha/entry-11836753886.html
これ、出題されていますねー
コード25251
鉄骨造の建築物の必要保有水平耐力の検討に当たって,
ある階の保有水平耐力に占める筋かい部分の
水平耐力の割合が50%となる場合は,
筋かいのない純ラーメンの場合に比べて,
構造特性係数Dsを小さくすることができる.
筋交いがある場合は応力が割増しされるから
塑性変形がしずらくなり Dsは大きくなる。
答えはバツ。
→答え バツ
(解説)
構造特性係数Dsは,
地震エネルギーの吸収能力による
静的な地震力の低減を表す.
架構が靭性(塑性変形能力)
に富むほど鉄骨造も鉄筋コンクリート造もDsは小さくなる.
筋かいのない純ラーメンより,
ある程度の水平力を負担する
筋かいのある建物の方が変形が少なく
強度に頼る構造となり,靭性は低くなるので,
Dsは大きくなる.
。。。βとか 割増し係数などの言葉は出てないけど
ガッチリした建物は変形しにくいからDsは小さくなる、
という事を覚えていればこの問題は解けそうですね!
でも やっぱり 筋交い材の割増係数は
覚えなくてはいけません。
数値を変えて出題されていますねー(-。-;)
コード04161
高さ15mの鉄骨造の建築物を
耐震計算ルート2で設計する場合,
水平力をすべて筋かいに負担させせたので,
水平力を1.5倍して計算した.
水平力を全て筋交いに負担
ということは5/7より大きいから係数は1.5!
答えはマル。
→答え マル
これは すぐに分かりました(^O^)
もう1問。
コード17162
ラーメンと筋かいを併用する1層の混合構造において,
「耐震計算ルート2」を適用する場合,
筋かいの水平力分担率が5/7以下であったので,
筋かいの地震時応力を低減した.
水平力分担率が5/7以下。
筋交い割増し係数は1+1.7β だったかな?
割増しするのであって 軽減はしないから
答えはバツ。
→答え バツ
(解説)
ラーメンと筋かいを併用する混合構造では,
筋かいの水平分担率βが
5/7以下の場合は(1+0.7β)倍に,
5/7を超える場合は1.5倍に水平力を割増する.
よって,いずれにしても地震時応力を
低減することはできない.
あら。。。(^▽^;)
正解したけど係数を間違えている。。。
5/7以下の場合は 1+0.7β ですね!
この問題の混合構造って
鉄骨造の中でラーメンと筋交いを併用している
ということかな?
RC造とS造の混合構造ということではないのかな?
でも
SRC造でも この規定は適用するから
答えは同じようになりますね(^O^)
言い回しを少し変えて出された問題もあります
コード18163
高さ15mの鉄骨造の建築物を
耐震計算ルート2で設計する場合,
筋かいの水平力分担率を100%とすると,
地震時の応力を1.5倍以上として設計する.
水平分担率が1以上(100%)だから
割増係数は1.5でOK。答えはマル。
→答え マル
β > 5/7 を覚えるついでに
「1以上」と覚えておけば すぐに判断がつきそうです♪
S造のややこしいところ、少しづつクリアになって
きています(^O^)
5月25日の模試に向けて
構造の点数をUPしよう~ ヾ(@^▽^@)ノ
。。。お留守になっている他の教科は音声で
