おはようございます ピパーチです
今日も 取り組むのは
毎回 あまり点の取れていない「環境・設備」の問題。
去年(H25年)は
環境・設備12点(合格基準点11点)でしたΣ(゚д゚;)
あ、足切りギリギリっ!((゚m゚;) 恐ろしや~。。。(@_@)
改めて問題をやってみると
いかにウヤムヤに理解していたかよく分かります。。。
簡単だから、となめていると
うっかり間違えるのが「換気」の空気齢の問題(^▽^;)
これも 難問ではないのに
正答率の低かった問題なのだそうです。。。
環境 コード17014
空気齢は,室内のある地点について
新鮮外気の供給効率を示すものであり,
一般に,空気齢が長いほど換気効率が低い.
。。。。確かに 空気齢は
「長いほど換気効率が悪い」ですよね。
でもこういう問題って
空気齢の事を言っているように見えて
実は空気寿命のことでした、という
引っ掛け問題もあるよね。。。(^▽^;)
だって 「長いほど換気効率が悪い」のは
空気寿命も同じでしょう?
空気を排出するために時間がかかる=空気寿命が長いと
換気効率は悪いでしょう?
だから この記述は空気寿命のことだよね?
答えは☓!
と考えて 間違えました(゚_゚i) 何故!?
理屈は解るんですよー。ヽ(;´ω`)ノ
でも 「長いほど換気効率が悪い」のは
空気齢も空気寿命も一緒でしょ!?
一体 どうしたら こういう問題を間違えずに済むの?
何か ポイントがあるの?
と思い 質問してみると。。。
「空気余命」や「空気寿命」に関する記述なら
「排気口」というキーワードが含まれるはずです。
「空気寿命」は
「室内のある地点=排気口」における空気齢
と考えてみてください。
室の換気回数が「2回/h」なら、
その室の換気時間は「30分」
これを空気寿命と考えて構いません。
上記の観点で、
環境22034 の解説と併せてもう1度読んでみてください
というお答えが。゚(T^T)゚。
おお!着眼点が違う!
「排気口」に着眼点をおけばいいんですね!
早速 環境コード22034を ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ
環境コード22034
空気齢は,
時間の単位をもつ換気効率に関する指標であり,
その値が小さいほど
発生した汚染物質を速やかに排出できることを意味する.
「発生した汚染物質を速やかに排出」、とな?
排気口に関わっていますね。
~「空気寿命」は
「室内のある地点=排気口」における空気齢
と考えてみてください。~
発生した汚染物質を速やかに排出出来る時間が小さい
→排気口における空気齢なので
これは「空気寿命」に関する記述。答えは☓
(解説)
「空気齢」とは,室内のある地点について,
外部から室内に導入された空気の
供給効率(新鮮度)を示し,
到達までに経過した平均時間をいう.
空気齢が高いほど,
その部位の空気の換気効率(新鮮度)は低くなる.
また,空気がある地点から排気口に至るまで
(汚染が発生し空気が混合している状態)の時間を
「空気余命」といい,
空気齢+空気余命を
「空気寿命(給気口から排気口に至るまでの時間)」という.
問題文にある
「値が小さいほど発生した汚染物質を
速やかに排出できることを意味する」のは,
空気余命である.
答えは☓
。。。なるほど、「排気口」に関する記述があれば
「空気寿命」に関するものではないか、と
注意して読んでいけば この問題は落としませんね!
この空気齢の問題、
解く際に
こういう考え方もあるようです ヾ(@°▽°@)ノ
↓
80歳:平均寿命 年齢:80歳 と考えて
空気齢
=その室の空気の滞在期間中の時間のながさ
(長ければ汚れる)
=現在進行形
空気寿命
=該当する空気が給気口から排気口に排出された時間
=過去形
問題)
空気齢とは,室内の部位における
空気の新鮮度を示すものであり,
一般に,空気齢が高いほど,
その部位の空気の新鮮度は低い.⇒○
なので現在進行形でどんどん汚くなっている(年取ってきた)
空気年齢=今の歳
空気寿命=故人の没年齢
なるほどーーー(^O^)
問題文が「現在進行形」のことを言っているのか
「過去形」のことを言っているのか を
考えれば解けますね!
空気齢の問題って 簡単そうに思えて
変に勘ぐると どっちがどっちだったか、
解らなくなってしまいます。。。
まさに これこそ
「難問ではないのに 正答率の低い問題」!!
こういう問題を落とすか落とさないか、で
点数が伸びるか 伸びないか、が
決まるのでしょうね~
しみじみ。。。(。-人-。)
答え→○ でした。。。
問題文そのままの答え。
空気齢が長いほど換気効率が低い。( ̄_ ̄ i)