光明寺の納経所の職員さんに｢善峯寺って遠いんですか？｣とお聞きすると
｢車だとすぐですよ・・坂道ばかりですが・・｣との返答でした
。
長岡京市から京都市西京区にはいったのですが、市街地ではなく山村の
風景になってきます。そして農道みたいな道を走り山の上に見える善峯寺に
向かってます
。
途中で｢小塩山、十輪寺(じゅうりんじ)｣
を見付けましたので
拝観👀して行く事にしました
通称「なりひら寺」。山門の写真
を撮って
来るの忘れたので、いきなり庭園の入り口からです。
受付でﾋﾟﾝﾎﾟﾝ🎵を鳴らすと、気さくな感じの奥様が出て来てくれた
ので拝観料を納め庭園へ
【庭園】
【梵鐘】
吊られているのは寛文六年（1666年）作の「不迷梵鐘(まよわずのかね)」
本堂と書院は回廊で繋がってますもちろん堂内も拝観出来ました👀
【庭園】
【庭園】
【本堂】
【嘉祥三年(850年)文徳天皇の皇后、染殿皇后(藤原明子)が安産を祈願、めでたく
皇子(後の清和天皇)が誕生したことで文徳天皇の勅願所となる・・】 天台宗の
寺院にて御本尊が最澄(伝教大師)自作の延命地蔵菩薩。本堂は1750年の再建
こちらの寺院は、【平安時代の歌人で｢伊勢物語｣の主人公の「在原業平
(ありわらなりひら)」が晩年に隠棲し、塩焼きの風流を楽しんでいた】と
伝わるそうです。でも「業平寺」と言うと奈良市の不退寺も思い浮かびます・・
業平が晩年、塩焼きの風流を楽しんだとされる【塩竃の跡】
本堂は変わった形状をしていました
神輿をｲﾒｰｼﾞしている様です
堂内の拝観は本堂から上がります
そして回廊から中庭のほうを見ています👀
回廊から👀
中庭は【三方普感の庭(さんぽうふかんの庭)】
この庭に立ってあるのは桜🌸ですが、この桜の木が開花してる時の写真が、
｢そうだ、京都へ行こう｣という雑誌の表紙を飾ったと奥様が教えてくれました
【桜の木】
頂いた御朱印
金泥で書かれた梵字のものも頂きました。金泥の御朱印は「期間限定のもの・・・」
との事です。「春になると桜(本の表紙を飾った桜)も咲いて綺麗なので、ぜひまた
来て下さい・・」と仰ってました。
十輪寺をあとにし、次に『善峯寺(よしみねでら)』に来ました！
西国三十三所二十番札所
入山料を納めて、さっそく本堂へ
身体の痛み・・特に「腰痛神経痛への霊験」があるそうです
【観音堂（本堂)】
「長元二年(1029年)恵心僧都(源信)の弟子、源算上人の創建。長元七年(1034年)
に後一条天皇より「良峯寺」の寺号を賜る。建久三年（1192年）後鳥羽天皇より
現在の「善峯寺」の宸額が下賜される」とあります
【観音堂（本堂）】
天台宗系の単立寺院にて、御本尊は十一面千手観世音菩薩
天然記念物「日本一の松」ですか
この木ですかね・・・ 違う
そして観音堂より、石段を上がって行って・・・💦。
【経堂】
「1705年の創建。中国南北朝時代の僧、傅大士(ふだいし)を奉安。
鉄眼版一切経を納める」とあります
経堂内にはたくさんの絵馬
が奉納されてました
【多宝塔】
元和七年（1611年）建立
さらに上に行く参道、お堂が見えます
【阿弥陀堂】がありました
寛文十三年（1673年）建立。こちらの本尊は宝冠阿弥陀如来
この参道を行くと出世薬師如来と云われる奥の院
「薬師堂」があります。遠そうなので、行きませんでした
奥の院への参道入り口の前を東に進むと【釈迦堂】がありました
こちらの源算上人の作である釈迦如来
神仏霊場京都5番善峯寺と奥の院の御朱印を頂きました
善峯寺の釈迦堂から東に歩くと『三鈷寺（さんこじ）』に至ります
歩くと言ってもほとんど隣接してますが、でも間にｹﾞｰﾄと拝観受付があり三鈷寺に
行くと善峯寺を一旦出た事になってゲートが施錠されてしまいます。善峯寺に戻る
時はｹﾞｰﾄにあるｲﾝﾀｰﾎﾝを押して職員さんにお願いして施錠を解いてもらいます。
その際に善峯寺の入山券を監視ｶﾒﾗに提示するようにお願いされます。
【本堂・華台廟】
三鈷寺は「平安時代、承保元年（1074年）に源算上人が草庵を結んで北尾往生院
と号したのが始まり」とあります
境内からは京都市街が一望出来ました👀
夜景
も良さそうですね
頂いた二種の御朱印です
そして善峯寺に戻り、観音堂にて御朱印を頂いて帰路に
着く事にしました。
ではまた次回に！
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