もういちど生まれるもういちど生まれる/ 朝井リョウなんだか、甘酸っぱいなぁ~と、胸に染みわたりました。朝井さんの、このオシャレな比喩が心地よい一冊です。小学生の頃、可愛い雑貨店に足を踏み入れたときの幸せ感にも似たこの感覚。アートやオシャレなものに触れた時の、じわっと胸に広がるこの心地が大好きなんです。懐かしい10歳の頃の記憶を想起させられました。また、この本に出てくる学生たちの、思春期による複雑な心境や行動とも相まって、よりノスタルジーな気分にな浸れます。