風知風束(ふうちふうつか) 魂、精霊、風との対話

風知風束(ふうちふうつか) 魂、精霊、風との対話

霊性、祖霊、魂、精霊、生霊など見えない存在、植物、動物など言葉をもたない存在と対話して自分の役割(本質本性)を知り、風と対話してご縁の結び目を解くことで、この世あの世さらにはその向こう側の謎を解いていきます。

平成、令和と世の中が生き馬の目を抜くように様変わりして、私の好きな昭和は遠くになりにけり…平成、令和に置いてきぼりを食った感じですが、悪い気はしません。


昭和は私をつくっている雑煮です。


いろいろなことが考えられますが、私には令和、平成は肌が合わないようです。娯楽が家族で観るテレビから一人で観るスマホへ移り、オールドメディアがSNSを世論として切り取り゙都合のいいように思考、疑似体験化して誘導していることも原因ではないでしょうか?


外へ出ると、窓口で駅員さんから手渡しで切符を買って、改札で駅員さんから手渡しでハサミを入れてもらうことがなくなりました。買物は個人商店はなくなり、スーパーのセルフレジで済ませ、車の給油もセルフになって、外で人と話すことなく帰宅します。


娯楽、祭事が個人化していく中で終戦昭和から変わらないのは「♪もういくつ寝るとお正月〜」家族で祭事を楽しみにする思いでしょうか?


お正月には…家族を改めて想い、先祖を改めて想い、住んでる地域の神様を想い、先祖の氏神様を想い、自分の精神の源に想いを馳せて、想いの雑煮を食べています。


神は何処にでもいます。鳥居から向こうは神域、こちらは人間域とわざわざ分けて結界を作り出すことはやめましょう。


自分の中に、他者の中に、家の中に、外に、学校職場に、あらゆる処、ヒト・モノに神を見出してほしいです。


各部屋の旧年のしめ縄、松飾り、輪飾りは12月31まで1年間そのまま飾っておいて、除夜の鐘を聴きながら新しく迎える年のものと替えてください。(新年最初の燃えるゴミの日に出してください)


除夜の鐘が聴こえなくなりました。うるさいと寺に文句を垂らす人がいるそうです。文句と除夜の鐘、どちらが聴き苦しいでしょうか?


暮れにしたほうが良いと思うこと…掃除はふだんの掃除でいいと思います。加えてほしいのは…

下駄箱、キッチン、洗面所等の引き出しを開け、物入れ、押入れ、クローゼット等の扉を開け、10分ほどそのまま、閉めたら次はひと部屋ごとに窓を開け、10分ほどそのままにして、閉めてください。


次はアルバム、バラの写真出して自分と写っている人を眺め、電話帳、スマホ等のアドレスを眺めて、一人ひとりを想ってください。


歳を数えながら、自分をつくっているこれら素材の一つひとつに思いを馳せてください。


雑煮…まさに自分です。正月は…

雑煮をいただきながら自分をつくっているヒト・モノを噛み締めながら餅をのばして、飲み込まないよう、よく千切ってゆっくり食べましょう。


1年は…

若い人は高速で回る独楽を回す心境

老いた人は老い羽ついてお迎えを待つ心境(笑)


門松は冥土の土産の一里塚 めでたくもありめでたくもなし(一休?)